会山行紀行文 2021年
10/10(日)
晴れ
(ゆめみだいら)
夢見平

1270m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
5名
(男性1名・女性2名・子供2名) (写真) 2052 M/T
≪コースタイム≫
新潟発(8:20)=妙高IC=乙見湖休憩舎前駐車場(11:20-11:35)…散策…夢見平・昼食(13:00-13:30)…散策
…乙見湖休憩舎前駐車場(14:30)=新潟着(17:30)
≪紀行文≫
〜〜〜秋の夢見平〜〜〜

 秋の一日、孫を連れて来年の山行の下見に「夢見平」に行ってきました。
 夢見平には4km2時間のウサギコースと10km4時間のキツネコースがあります。今回はウサギコースを回りました。

 昭和7年から昭和23年にかけて広大なブナ林を利用開発するため、国が設けた妙高簡易製材所がありました。その丸太、製材品の運搬用に利用した森林軌道跡の一部を利用して造られたのが「夢見平遊歩道」です。

 乙見湖休憩舎前には「夢見平遊歩道を守る会」の案内所が設置されています。夢実平の説明を聞き、地図をもらい出発です。
 「神道の門」を潜り、笹ヶ峰ダムの堰堤を渡り、その先のトンネル脇の階段を上ります。この階段がコースの中で一番の難所、数えてみたら116段ありました。 
 歩いた軌跡(クリックで拡大)
ログハウスの素敵な乙見湖休憩舎 「夢見平遊歩道を守る会」の案内所 「神道の門」を潜り抜け
階段を下り 工事中の笹ヶ峰ダム ダム堰堤の先が夢見平入口
唯一の登り116段 階段上からの乙見湖 赤色のウサギコースを歩く(クリックで拡大)

 階段の上が夢見平のスタート地点、標高は1270mです。ブナ林の中を行く遊歩道は平坦で歩きやすく、一部ですが2才児も頑張って歩くことができました。ウサギコースには11の見どころポイントがあり、分かりやすい標識が立ててあります。一番目はサンショウウオの産卵地になる「蓑の池」、今はひっそりです。次は稲荷神社。神社はミズナラのご神木「神彦」と「道姫」に守られています。
 ここより夢見平の始まり  平坦な道は歩きやすい 案内板は分かりやすい! 
ブナと紅葉のコラボ 蓑の池 カエルさん「こんにちは」
ご神木「神彦」 ご神木「道姫」 稲荷神社

 「天狗の涙川」「天仁橋」と歩き、「夫婦の泉」です。「夏来れば夫婦泉でかんぱいだ」と俳句が書いてあり、ブナの森から湧き出る水は美味しかったです。
天狗の涙川 天仁橋 夫婦の泉

「夢見平」に着きました。ひろばとなっており、正面には三田原山が見え、春には一面の水芭蕉が咲くビュウーポイントです。ここで昼食をとりました。

 コースの後半の歩きに入ります。「しょうぶ池」「白樺通り」をめぐり「ズミトンネル」へ。ズミの花のトンネルをぜひ潜ってみたいと、来年の再訪を決めました。「富治橋」「小鳥の森」をめぐり、スタート地点に戻りウサギコースの終了になりました。
 三田原山と夢見平  紅葉の美しい遊歩道 しょうぶ池
 白樺通り  ズミトンネル  花頃が楽しみなズミトンネル
 富治橋  小鳥の森 )訪れた人が運び上げたチップの袋

 帰りに夢見平の仙人と言われている築田さんから、ご褒美の手作り竹とんぼをもらい子供たちは大喜びでした。秋晴れのもと、楽しい一日を過ごすことができました。