会山行紀行文 2021年
9/28(火)
晴れ
(おおあさひだけ)
日暮沢から大朝日岳周回
1870.7m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
単独
(男性1名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
日暮沢(5:10)…清太岩山(7:20)…竜門山(8:40)…西朝日岳(9:40)…大朝日岳(11:00-11:30)…小朝日岳(12:50)
…ハナヌキ尾根分岐(14:20)…日暮沢(16:20)
≪紀行文≫
〜〜〜紅葉と大展望を楽しみました〜〜〜

 知り合いからのメールで“朝日の紅葉が始まった”との知らせが届いたので行ってみました。
 今年は寒暖の差が大きいのでしょうか、稜線の紅葉はとても色鮮やかに感じられました。たまたま良いお天気だったので、鮮やかに感じられたのでしょうか。

 この日の日の出は5時30分過ぎ、日暮沢の駐車場を日の出前の5時10分に出発しました。竜門山に向かう途中の尾根の林の中で枝葉越しにご来光を迎えました。
 竜門山に登る尾根は清太岩山の少し手前、標高1300m付近までは周囲が木々に覆われ見晴らしはありません。清太岩山が近くなると周囲の木々の丈が低くなり、ようやく稜線が見えてきます。稜線が見え始めると同時に道脇の木の葉が鮮やかな色に染まり始めました。
枝葉越しのご来光 竜門山に向かう尾根の様子 標高1300m付近、主稜線の峰と道脇の紅葉

 清太岩山に立つと、どっしりと眼前にユウフン山が構え、その先に竜門山、そして朝日連峰主稜線の峰々が左右に広がっています。
清太岩山から眼前にユウフン山、
奥は竜門山
ユウフン山から左、西朝日岳方面 ユウフン山から右、寒江山、以東岳方面
 竜門山直下の尾根から竜門山 竜門山直下の尾根からユウフン山を振返る 竜門山から西朝日岳方面への尾根 

 竜門山から西朝日岳に向かう稜線を進むと、遠方に尖った大朝日岳が見えます。
竜門山から西朝日岳方面への稜線 西朝日岳へ向かう稜線から大朝日岳 西朝日岳へ向かう稜線から竜門山を振返る
 西朝日岳に立つと大朝日岳が鋭く尖った山容で良く見えます。
 山は見る方向によって山容が変わりますが、西朝日岳からの見え方が一番尖って見えるようです。
 ちなみに小朝日岳方面から見ると全く尖って見えません。
西朝日岳山頂 西朝日岳から中岳に向かう尾根からの大朝日岳、左稜線上の峰は小朝日岳

 大朝日小屋の周辺や大朝日岳には大勢の登山者がいました。この日はウィークディーの火曜日でしたが、大半は若い人達で、最近の山で見られるような中高年が主体ではありませんでした。中高年には少しきつめの山なのかも知れません。
中岳から西朝日岳方面を振返る 大朝日岳直下から中岳方面を振返る 大朝日岳山頂

 大朝日岳から小朝日岳、古寺山を越えてハナヌキ尾根から日暮沢に下ります。
 小朝日岳の標高は1647m、山頂下標高1500m付近に等高線に沿って進む巻き道があります。ほとんどの登山者は巻き道を進んで行きました。脚はだいぶ疲れていましたが、せっかくだからと巻き道を使わずに山頂を越えました。
小朝日岳に向かう尾根 小朝日岳に向かう尾根道脇の様子 小朝日岳の山容

 古寺山から下の登山道は大きくえぐれたりしてかなりの悪路となっています。ハナヌキ尾根の分岐が近くなると傾斜が緩くなり道も歩き易くなります。
 登山道はハナヌキ尾根の分岐点で古寺鉱泉と日暮沢方面に分かれます。ハナヌキ尾根は分岐点からしばらくは大きなブナ林の中の緩やかな傾斜の尾根道が続きますが、しばらくすると急傾斜になり、木の根が露出して滑り易く、歩き難い道になって根子川右岸に下ります。登山道は根子川に沿って進み林道に出、日暮沢に戻ります。
 ハナヌキ尾根分岐、右は古寺鉱泉へ  ハナヌキ尾根の様子  日暮沢の駐車場と避難小屋