会山行紀行文 2021年
9/25(土)
曇り時々晴れ
(みついしさん)
三ツ石山馬蹄縦走

1466m
参加者 (紀行文) 2131 /S
単独
(男性1名) (写真) 2131 Y/S
≪コースタイム≫
源太ヶ岳登山口(6:15)…源太ヶ岳(8:35)…大深岳(9:00)…八瀬森分岐(9:15)…小畚山(10:20-11:00、昼食)
…三ツ石山(12:25)…三ツ石山荘(13:00)…三ツ石山松川登山口(14:15)
≪紀行文≫
〜〜〜赤橙の絨毯、東北の山は紅葉真っ盛り〜〜〜

 会山行への参加から帰宅後、まだ休みは4日間ある。
 東北の山の紅葉を楽しもうと決め、温泉宿泊でもテント泊でも車中泊でも対応出来るように、自家用車に登山用具などを適当に詰め込んで、その日の夜に新潟港から新日本海フェリーに飛び乗りました。

≪9/24≫
 翌朝、寝ている間に秋田港に入港、あちこち立ち寄りながら八幡平に着きました。
 すると畚岳の山肌が真っ赤に紅葉しています。地図でコースタイムを確認すると登り一時間も掛からないようです。
 手ぶらで畚岳目指し散策、15分くらい進む先で紅葉真っ盛り。今日はこの辺で引き返すことにしました。

 車に戻った後、すぐ近くにある藤七温泉の露天風呂に立ち寄ってから今日のお宿の松川温泉に到着しました。
 泊まった宿は源泉掛け流しの秘湯の宿、濁り湯の名湯と地元料理に舌鼓をうち明日に備えました。
畚岳山肌の紅葉
≪9/25≫
 翌朝起きると宿の周りはガスガス、がっかりしながら宿を出て登山口に向かいます。
 今回のコースは写真にある看板で知った三ツ石馬蹄縦走です。源太ヶ岳へ先に登る反時計回りにしました。

 登山道は思ったより緩やかなブナ林が続く神秘的な原生林の樹林帯を進みます。
 今回宿泊した松川温泉の宿で使用する水は、全てここから引いた伏流水だそうです。

 ガスの中、源太ヶ岳山頂に到着し休憩し、先に進もうとするとガスが薄れカーテンが開くように稜線が少し見えてきました。
 陽が差し込み紅葉の山肌が見えてきて気持ちはちょっと高揚気味、大深岳を通過、八瀬森分岐を過ぎ小畚山への下りに掛かった頃からガスがどんどん切れてきます。
 そして周りの山肌に陽が差し込み、紅葉の絨毯が出迎えてくれました。
三ツ石馬蹄縦走コース看板 ブナなどの原生林を進む 源太ヶ岳山頂
ガスが薄れ稜線が見えてきた 紅葉の山肌が見えてくる

 小畚山周辺の赤く染まった山肌にしばし見とれシャッターを押しまくり。
 紅葉のトンネルの続く小畚山への登りで振り返れば紅葉の絨毯、さっぱり足が進みません。
 小畚山山頂ではガスと太陽のせめぎ合い続く稜線沿いの紅葉の山肌を見ながら休憩です。
 ドローンを飛ばして動画撮影など山頂からの紅葉眺望を楽しみました。
両側紅葉の登山道 紅葉の山肌 紅葉のトンネル
樹木の間から 小畚山への登りで振り返る ドローンで上空から

 小畚山から進む三ツ石山への稜線沿いも紅葉の絨毯は延々と続いています。
 三ツ沼付近の笹原の緑と紅葉の赤のコントラストも素敵です。

 ここまで登山者も少なく紅葉をゆっくり楽しんで来ましたが、三ツ石山まで来ると何処から沸いて来たのか?大勢の登山者で密状態です。
 急遽マスクをして山頂の岩はスルーして通過、ここから三ツ石山荘までの下りも大渋滞。
小畚山山頂 
三ツ沼と笹原の先に三ツ石山山頂 紅葉の絨毯
 陽が差す山肌  高層大地が広がる 三ツ石山山頂が近づく
 三ツ石山の山肌  渋滞の下山 三ツ石山荘
 山荘にはトイレ待ちの長い列も、ここもスルーして下山します。

 松川温泉までの下山は、泥ドロ道を転ばぬよう足早に無事下山しました。
  泥どろの下山道  岩手山山頂が見えた