≪紀行文≫ |
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〜〜〜もう二度と登ることのないと思いながら充分に堪能した山旅〜〜〜 |
13日から1週間の休みを取って別の山行予定であったが、またも週末の台風予報で怪しくなった。
ガイド氏と相談の上、北鎌尾根に再挑戦となった。
≪13日〜14日≫
初日は上高地から横尾山荘までの高低差のほとんどない10qの林道歩き。
上高地に入るのは50年ぶり、まだマイカーでも入れた。 |
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50年ぶりの河童橋 |
梓川から観る穂高の山並み |
大曲分岐 |
大曲〜水俣乗越間は表銀座通りの避難路になっているらしい。 |
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ここから水俣乗越まで沢沿いの急登 |
木々の切れ間から |
水俣乗越に到着 |
天井沢を下り標高2000mあたりで北鎌沢右俣出会。本日の野営予定であったがまだお昼、北鎌コルまで水を汲んで沢を遡行とする。 |
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ここから天井沢の激下り |
見上げると北鎌が |
天井沢の激下り |
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天井沢の激下り |
槍の穂先が見えてきた |
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北鎌沢右俣出会 |
北鎌沢右俣出会 遡行 |
北鎌沢右俣出会 遡行 |
北鎌コルの手前はガレ場の藪漕ぎを1時間、稜線上に着いて、テン場を探す。
アルコール度数60°の泡盛を100cc呑み、ほろ酔い気分。
標高2500mの野営は寒い。夜間に遭難の碑の亡霊か何回も外からテントを叩く音がする。 |
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稜線上近くまで上がってきました |
北鎌コル到着 遭難の碑 |
テン場 |
≪15日≫
明け方近くなるとテントの中からでも星明かりが見えるが、コンロのせいか酸欠ぎみで食欲がない。
決して二日酔ではない。白湯を飲んで出発する。
ピークハントをしたり、ガレ場を巻いたりを何回も繰り返す。 北鎌尾根は最後のロッククライミングよりルートハンテングとこちらのほうが本場みたい。 |
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独標の夜明け。大天井岳方面の稜線を望む |
北鎌尾根 |
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北鎌尾根 |
ルートハンティング |
槍ヶ岳が観えてきた |
ようやくガレ場歩きを終わり、テトラポットのような大岩を跳び越えを繰り返して根元に到着。
腹ごしらえをして最後の登り、約100mの垂直の壁を指に全体重を掛けてガンバル。
時々、小石の落石はあるがガイド氏がサポートしているので安心して登れる。
山頂についてしばらくは放心状態、カメラを回すのも忘れて360度のパナラマを楽しむ。 |
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左が本峰、中が孫槍、右が小槍 |
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槍の根本 |
最後の登りを見上げる |
頂上直下 |
≪16日≫
台風の影響で中止を含めて3回目で北鎌尾根を登ることができた。
快晴の中でもう二度と登ることのないと思いながら充分に堪能した山旅であった。 |
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槍と日の出 |
富士山も見えます |
槍を振り返り観る |
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播隆窟に立ち寄る |
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槍沢沿いを下山 |
屏風の頭 |
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横山荘前より |
梓川沿い、穂高の山並みを |
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明神入口に |
河童橋に戻ってきました。 |
焼岳が |
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