≪コースタイム≫
8月23日(快晴) 中房温泉(8:00)…合戦小屋…燕山荘(12:30):泊り
8月24日(曇り) 燕山荘(3:00)…表銀座縦走コース…東鎌尾根…槍ヶ岳(14:00)…殺生小屋(14:30):泊り
8月25日(大雨) 殺生ヒュッテ(6:00)…大曲…槍沢ロッジ…横尾…上高地(11:30) |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜北鎌尾根に登る予定であったが〜〜〜 |
「孤高の人」や「風雪のビバーグ」で悲劇の舞台となった北鎌には金と時間とついでに命を賭けてでも登ってみたいと思うようになった。
最初の計画は8月13日から高瀬ダムから入山して湯又温泉で1泊し、水俣川天井沢を遡行して北鎌沢出会で2泊目。
そこから、北鎌尾根にアタックして殺生小屋に泊り上高地に入る予定であったが台風の為に中止となった。
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改めて今回は中房温泉から大天井ヒュッテで1泊、貧乏沢を下って北鎌尾根に登る予定であったが、
燕山荘で天気予報を確認すると明日の午後からは雨模様、明後日も雨。予備日を1日見ているが思わしくない。
ガイド氏と相談して今回は残念ながら北鎌尾根を諦めて東鎌尾根からとする。
思いも寄らず、燕山荘に泊まる事になって酒がすすむ。夕食後、宿主のお話とホルンの演奏を聴いた。 |
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燕山荘からの槍ヶ岳、右肩が北鎌尾根 |
なんに見えますか? |
早朝3:00に燕山荘を出て、大天井ヒュッテから喜作新道、水俣乗越から天上沢に下るルートを確認して次回は上高地から槍沢経由でここから北鎌沢出会に下ったほうがよさそうとガイド氏と話す。
殺生小屋ヒュッテで荷物を置いて、ハーネスを着けて急いで槍の穂先に向かう。
雨は降ってはいないが、他は晴れていても穂先だけはガスが架かっている。他の登山者は4人程度。
梯子に取付き、慎重に登って山頂に到着。眺望0、急いで下山して殺生ヒュッテで遅い昼食を取った。 |
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北鎌尾根 |
槍の穂先、赤い屋根は殺生ヒュッテ |
肩の小屋からの山頂 |
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肩の小屋からの常念岳 |
槍ヶ岳山頂 |
小槍も見えました |
夜半から天気予報通りに大雨が降る、翌朝も雨は止まずただ下山するのみであったが、
図らずも、「槍ケ岳開山・播隆上人」の坊主の岩小屋を見学することができた。
後はひたすら整備された登山道をひたすら下って上高地に到着。いつの間にか雨もあがっていた。 |
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「槍ケ岳開山・播隆上人」の岩屋 |
上高地にて乾杯 |
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