会山行紀行文 2021年
7/21(水)
晴れ
(ほうじゅさん・ひしがだけ)
宝珠山〜菱ヶ岳往復

973.5m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
単独
(男性1名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
赤松山森林公園(6:05)…赤松山(6:45)…宝珠山(7:35-7:45)…大蛇山(8:45)…野須張(9:15-9:20)…菱ヶ岳(10:15-10:35)…野須張(11:30)
…大蛇山(11:55-12:10)…宝珠山(13:00)…赤松山(13:50)…赤松山森林公園(14:30)
≪紀行文≫
〜〜〜風が無く、体感の暑さは予想以上〜〜〜

 久しぶりに飯豊に行ってみようと前の晩に準備していました。当日早朝の天気予報では飯豊は午後から雨模様だったので、しょうがないなぁと飯豊行きは取り止めにして、五頭方面、たぶん登山者が少ないであろう宝珠山から菱ヶ岳を歩いてみることにしました。
 飯豊は標高の高さから暑さはほどほどでしょうが、標高が1000mに満たない五頭山系ではめちゃめちゃ暑いだろうと思えたので、水分は500ccのペットボトルを一本追加して、前夜から凍らせておいたサイダーのボトル一本を含めて500ccボトルを5本持って家を出ました。
 幾重にも重なる蝉の声に終始すっぽり包み込まれて歩きました。風が無く、体感の暑さは予想以上で、持っていた水分は復路の赤松山ですっかりなくなりました。
赤松山森林公園の駐車場 トイレの道路反対側、林道を進むと金鶏橋 森林公園内の歩道
森林公園の歩道から登山道に入ります 登山道に入って間もなく送電線鉄塔を通過 登山道は林道を横断して進みます

 森林公園から出発以来樹林の中、ほとんど周囲は見えません。八咫柄山(やたがらやま)手前の岩場に立つとようやく周囲が見晴らせました。
赤松山 八咫柄山から宝珠山(中央のピーク) 宝珠山山頂

 宝珠山から大蛇山(おおじゃやま)への道は、宝珠山の斜面と鞍部からの登り上がり部分が日当たりが良くて草むしていますが、林に入ると道幅が広く起伏が緩やかで、良く整備されたとても歩き易い道になります。
宝珠山から大蛇山方面 大蛇山への道の様子 大蛇山山頂

 大蛇山から野須張に向かう道は一般的な登山道といった感じです。大蛇山までの道に比べると道幅は狭くなり、木の根が多く出ています。
 大蛇山と野須張の中ほどに平原のように広い尾根が在ります。ナナカマドやドウダンが多く生えているので、晩秋には奇麗な紅葉が楽しめそうです。
野須張への道、木の根が多い 平原のように広い尾根 野須張山頂

 野須張から菱ヶ岳に向かう登山道は刈払いがされていません。野須張、菱ヶ岳中ほどの大日山(924m峰)近くまでの間は道が草や竹に覆われた状態です。
 半ズボンに半袖といった出で立ちの登山者には少しつらい環境でした。ズボンはジッパーで膝下を着脱できるもので、長袖のTシャツもザックに入っているのですが、クソ暑い中では衣服を整える気にはなれませんでした。この箇所を往復しましたが、右足に2cmほどの擦り傷ができただけでした。
野須張から菱ヶ岳(最奥)方面 野須張から大日山に向かう尾根の様子1 野須張から大日山に向かう尾根の様子2
 大日山に向かう尾根から下界を見下ろす  尾根の様子  野須張を振返る

 大日山が近づくと登山道は草に覆われることは無く、しっかりとした状態になります。大日山の山頂には「西山見晴どころ」と白ペンキで書かれた看板が立っています。
 大日山山頂   大日山山頂から菱ヶ岳(左が山頂)  大日山から野須張

 菱ヶ岳の山頂には赤とんぼが舞っていました。びっくりするほど大きなオニヤンマも飛んでいます。小型のスズメバチが私にまとわりついていましたが、オニヤンマが来たらいなくなりました。トンボたちのおかげで吸血昆虫が居なくて助かりました。
 菱ヶ岳の山頂のナナカマドがたくさん実を付けています。秋の紅葉が楽しみです。   (おわり)     
 大日山から菱ヶ岳への道   菱ヶ岳山頂その1  菱ヶ岳山頂その2
 赤とんぼ 1  赤とんぼ 2 ナナカマド