会山行紀行文 2021年
6/10(木)
晴れ
(あわがだけ)
粟ヶ岳

1292.9m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性1名・女性1名) (写真)1914 E/S
≪コースタイム≫
第二水源地登山口(6時46分)…砥沢ノヒユッテ―(9:16)…粟ヶ岳山頂(10:26‐11:30)…砥沢ノヒユッテー(12:19)登山口(14:28)
≪紀行文≫
〜〜〜満開のヒメサユリを見る事は出来ませんでしたが〜〜〜

 今年も粟ヶ岳に咲くヒメサユリを見たくなったのですがヒメサユリの見頃の頃に新型コロナのワクチン接種の予定日に成って居て残念ながら見る事は出来ません。でも毎年登っている粟ヶ岳に行きたくてヒメサユリには少し早いですが登って来ました。
 登山口の第二水源地の山の神の前に1台の軽自動車が駐車して居ました。少し先の駐車地に車を停め歩き出します。今日は暑くなりそうなので水は1,5リッター、ゆっくり歩きなので此れだけで足りるでしょう。
 3合目で休憩、朝車で加茂に向かう国道は朝霧で前が見えない位でした。その為か越後平野は未だガスが掛かり弥彦、角田は雲の上に浮かんで見えました。
朝の登山口 このハシゴを越えれば3合目 4合目手前のブナ林

 大栃平は日陰が無く少し先の日陰で休憩、五合目を過ぎる頃単独の男性に追い越されました。又ハシゴ場のすぐ手前でもう下山してくる男性が、高立山の仲間で会友のNさんでした。12:00から仕事だそうでその前の粟ヶ岳登山だそうです。いつもながら元気な事。
 何年か前に登山道が崩落した所に新しく出来たクサリ場、その先の鎖場もクリヤー、6合目の粟庭の頭は日差しが強く日陰が無いので写真だけ取り7合目の小屋を目指します。いつ来ても小屋前の登が厳しいです。深呼吸しながら1歩1歩ゆっくり登ります。小屋前で休憩、ヒメサユリが1輪咲いて居て疲れた身体を癒してくれます。
今日はウチワを持参 三連のハシゴ 数年前登山道崩落 新しく出来たクサリ場
雪の頃この尾根を登った事も 小屋前のヒメサユリ 北峰から権ノ神岳を越え
白山迄縦走した事も 少しだけ咲いて居たヒメサユリ

 この先ヒメサユリの咲く登山道ですが未だ開花には早く数輪咲いて居るだけで後は殆ど蕾、8合目迄が1番厳しい登であえぎながら登ります。此処から先も厳しい登ですが少しの我慢で北峰手前の権ノ神岳の分岐に着きすぐ上が北峰で後は中峰を越えて山頂への気持ちの良い登山道です。ヒメサユリが満開の頃は中峰の辺りはヒメサユリロードに成るのですが今は蕾ばかりで残念です。
殆どが未だ蕾 中峰からの山頂 1年ぶりの山頂

 山頂には途中で追い越された男性が一人、直ぐ下山して貸し切りの山頂で目の前の未だ残雪の残る守門岳が綺麗です。次に目が向くのは川内の山々、魚止山から矢筈岳、青里岳、五剣谷岳、木六山まで縦走してからもう8年その時の事を思い出しながら懐かしく眺めました。
 山頂は日差しが強いので一本岳方面の登山道の木陰で昼休憩しました。今年は喜寿、でも3時間40分で山頂に着く事が出来ました。もう年々気力、体力の減退が激しく来年のヒメサユリの頃又粟ヶ岳に登りたいですがどうなるか分かりません。
山頂は日差しが強いです 山頂に咲くコバイケソウ 矢筈岳 8年前登り
 此処にテント泊した青里岳  7度登った五剣谷岳 懐かしい川内の山々  イワカガミ

 此の山は下山にも注意が必要な山でお天気続づきで登山道は乾き浮石がゴロゴロ有り石車に乗り転倒しないよう注意が必要、特に3合目を越えてからの下山が足も疲れ注意が必要です。17日前袴腰山から八木鼻への下山で転び右足首を挫き未だ完治していないので特に右足に細心の注意を払い無事下山する事が出来ました。
 ウワミズサクラ  ウラジロヨウラク  無事登山口へ

満開のヒメサユリを見る事は出来ませんでしたがコロナ対策が大事来年又登れるように体に気を付け暮らさなければいけないです。
(おわり)