会山行紀行文 2021年
5/10(月)
晴れ
(はちこくさん)
八石山・四峰、三ルート

518m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
1単独
(男性1) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
追田口駐車場(7:35)…林道登山口(7:45)…(三ツ小沢コース)…赤尾八石山(8:30)…南条八石山(8:40-9:00)…小国八石山(9:30-9:40)
…上八石山(10:00) …小国八石山(10:25)…南条八石山(10:55-11:15)…(沢コース)…峰コース・沢コース分岐(11:55)…(峰コース)…南条八石山(12:25-12:35) …赤尾八石山(12:45)…(三ツ小沢コース・磐清水立寄り…林道登山口(13:35)…追田口駐車場(13:45)
≪紀行文≫
〜〜〜可憐な花を愛でながら様々なコースを歩きました〜〜〜

 知り合いから八石山のお花が奇麗だったよ、との話があったので、私もぶらりと行ってきました。
 八石山は上八石、小国八石(中八石、男八石)、南条八石(下八石、女八石)の三峰に分かれています。登山コースも多数あって柏崎側、長岡側から10数本あるようです。
 今回は三峰に南条八石山北側の赤尾八石を加えて四ツの峰と柏崎南条の三コースを歩きました。

 車は駐車場が広い追田口駐車場に停めました。追田口駐車場から林道登山口までは標高差100m程の登りになります。
林道登山口への登り口 林道登山口へ登る道の様子 林道登山口

 林道登山口から標高差80m程登ると「かやかり場」に到着します。「かやかり場」でルートは「沢コース」と「峰コース」に分かれます。
 沢コースを数十メートル進むと「三ツ小沢コース」が左に分岐します。
 今回は「三ツ小沢コース」から登ることにしました。「三ツ小沢コース」は沢という呼称が付いていますが、ルートのほとんどが明るい尾根筋で、沢という感じはありません。
かやかり場、左が沢コース 「三ツ小沢コース」が左へ分岐 明るい尾根です

 尾根上には観音堂(見晴らし観音)が設置されています。立派なお堂で、石象の観音様が安置されています。
 途中チゴユリの群生がありました。チゴユリは地味な花ですが、群生して咲いていると見応えがあります。
見晴らし観音 チゴユリの群生 チゴユリ

 赤尾八石山の直下に登ると柏崎側の見晴らしが開けていました。道脇には何故かタムシバが一輪だけぽつんと咲いていました。
 赤尾八石山の山頂には展望台と東屋が設置されています。東屋は今冬の豪雪の姓でしょうか、ぺしゃんこに潰れていました。
赤尾八石山直下、柏崎側の風景 一輪のタムシバ 赤尾八石山山頂、潰れた東屋と展望台

 赤尾八石山から尾根伝いに南に進むと10分ほどで南条八石山(みなみじょうはちこくさん)に到着します。
 山頂は広く、まるで丘陵地のようです。山頂には「豆の木小屋」と「やまぼうし」2つの小屋が建っています。両方の小屋とも中は綺麗に整えられています。
南条八石へ向かう尾根 豆の木小屋 やまぼうし

 南条八石山で山頂部をあちこち見て回った後、小国八石山に向かいました。登山道脇にはイワカガミが群生していました。
南条八石山から小国八石山を望む 久之木峠への下りはとても急です 久之木峠
 イワカガミ  イワカガミの群生  アマドコロ?、ナルコユリ?

 小国八石山の山頂は一般的な山の山頂的には広い方だと思うのですが、南条八国山の山頂を今しがた見て来たばかりなので、広さを感じません。かつてこの山頂にはマイクロ波の反射板があったのですが、今は綺麗に撤去されています。
 南条八国山やこれから向かう上八石山が良く見えていました。
 小国八石山山頂  南条八国山  上八石山

 上八石山に向かう道は明るくて気持ちが良い尾根道です。上八石山の山頂には標高494.9mの三角点が登山道の真ん中に設置されているだけです。ただの尾根上の通り道といった感じです。
 小国八石山から上八石山への尾根道  急傾斜、木の根が網状に露出しています  上八石山の山頂、三角点

 南条八国山に戻り、沢コースを下りました。ニリンソウが群生しシラネアオイが咲いています。各種のスミレも今が旬でした。
 南条八石山に戻りました  ニリンソウの群生   ニリンソウに混じってシラネアオイ
 白いスミレ  スミレ  オオバキスミレ
  
 帰るにはまだ時間が早過ぎたので、「かやかり場」から峰コースで南条八石山に上がり、赤尾八石山を経て「三ツ小沢コース」から下りました。
 峰コースはほぼ階段のルートでした。ルート途中に数か所、展望場所が設けられています。
 峰コースの様子、階段です  展望場所  展望場所

 三ツ小沢コースを下り途中、磐清水に立寄りました。

 シシウドなどの背の高い草地の斜面に水量のある清水が湧きだしていました。

 夏場の水量は分かりませんが、十分な水量があれば重宝するだろうなと思いました。
     (おわり   
 磐清水  登山道案内板