会山行紀行文 2021年
3/24(水)
晴れ
(のっけさん)
能化山〜内陸縦走

405.7m(最高点)
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
能化山登山口(7:40)…能化山山頂(8:40-8:50)…柳沢コース分岐(8:55)…405.7m峰(10:05-10:15)…昼食(11:05-11:50)…205m峰(13:10)
…車両デポ場所(13:55)
≪紀行文≫
〜〜〜登山道脇にはたくさんの花が咲いています〜〜〜

 能化山には柳沢コースと焼山コースの2コースの登山ルートがあり、両コースの登山道取り付き場所は30m程しか離れていないので、大抵は両コースを周回されています。一般的には柳沢コースから登って、焼山コースから下る山行パターンが多いようです。
 今回は国道7号線沿いの上野集落に縦走するので、能化山は通過点であるため、山頂を通過してそのまま尾根伝いに進める焼山コースから登りました。
 自家用車4台で上野集落奥の池脇の園地に向かい、2台をデポし、2台で間島集落の能化山登山口に向かいました。

 能化山は花の山と言われるだけあって、登山道脇にはたくさんの花が咲いています。朝早かったので、カタクリはまだ寝ぼけ状態でした。
前方奥が焼山コースの登り口 登山道脇のショウジョウバカマの群落 登山道脇のカタクリの群落

 登山道は深くえぐれています。切った木を滑り落したので溝が出来たという説を聞いたことがありますが、真偽のほどは分かりません。
 雨降りの日には溝が川になるでしょうから、そんな時には登りたくないと思います。
登山道の様子1  登山道の様子2 登山道の様子3

 途中、登山道は新しく造られた林道を横断します。
 能化山の山頂からは粟島が良く見えていました。
林道を横断して登り上がる 能化山山頂の鐘 能化山山頂から粟島

 山頂までの間にはいろんな花が咲いていました。カタクリやイワウチワなどまだ若干満開には早いかなという花もありました。
カンアオイ ナツボウズ イワウチワ

 能化山山頂から柳沢コースを100m程進むと、柳沢コースの登山道は左手に下って行きます。私たちは真っ直ぐ尾根通しに進みます。
 尾根の藪は少しうるさく感じますが、300m弱先の標高360m程のピークを越えると藪が薄くなり、歩き易くなります。標高360m程のピークからさらに400m程進むと、尾根の左側斜面が杉の造林地になっていて、尾根上には作業道があり、とても歩き易くなります。尾根の作業道は366m峰まで続いています。
 造林地を過ぎれば当然のように藪尾根に戻りますが、藪の雑木は落葉しているうえに背丈が低いので、さほどの苦労も無く歩けます。
柳沢コースと尾根の分岐点 進んで行く尾根 造林地の尾根、作業道あり

 能化山から国道7号線沿いの上野集落までの尾根の長さは、能化山登山道の4倍ほどあるのですが、尾根上にはいろんなことがあり、飽きずに歩けます。
イワウチワの群落、満開までは今少し 突然飛び出している尾根上の大岩 岩を抱え込んで生えている木

 能化山の標高は380.4m、今回の縦走ルートの最高標高点は405.7mです。
405.7m峰の直下からピークを見上げる  405.7m峰の三角点   405.7m峰からの下り、急です。

 途中の木の上にクマ棚がありました。残念ながらまだつぼみでしたが、足元にはシュンランがあります。時間も丁度良かったので、ここで昼食を摂りました。
クマ棚 シュンラン 前方の尾根の様子

 縦走ルートも終わりに近づき、里が近くなると、いろんな用事でこうした里山に入ってくる人が居るのでしょう、尾根にはしっかりとした踏み跡が出てきます。
 周りの木々、サクラやマンサクなどがのどかな雰囲気をかもしています。
里に近い尾根の様子 満開のマンサク モミジの花

 今回の縦走ルートの最後は杉林の尾根になります。
 杉林の尾根を下り、幅2m弱の沢を越えればほどなく林道に出ます。
 上野集落奥の園地の池の対岸に出て、池を半周すればデポしておいた車が待っています。 (おわり)
杉林の尾根を下る 林道手前で沢を渡渉 上野集落奥の池、車は向こう岸にデポ