≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜にいがたの文学まち歩きを楽しんだ、西海岸公園〜〜〜 |
今日の天候は、移りやすい秋の空、肌寒いものの明るい曇り空。護国神社の鳥居前に集合し、リーダーから今日のコース説明を受けた後、護国神社へ参拝に向かう。100mにもおよぶ石畳の広々とした参道を進んでいくと、立派な御神門が目に入る。
平成30年の「御創祀150年」には、記念事業として、約7億円を投じて御神門・回廊造営などが整備されたとのこと。
参拝後は、全員で集合写真。国家「君が代」でも歌われる、さざれ石は開運招福などにご利益があるとされ、祈りを込めながら触れてみる。 |
|
|
|
リーダーによるコース説明 |
コロナ禍で手水舎も消毒液に |
立派な御神門 |
|
|
御社殿参拝 |
|
さざれ石 |
集合写真 |
北原白秋「砂山」の碑の前で、歌碑を眺めれば懐かしさがあふれ、皆で砂山の歌を歌う。「海は荒海♪・・・」
歌碑の続く道を進むと園児たちの賑やかな声が聞こえ、坂口安吾詩碑の広場では大勢の園児たちが遊んでいた。最近は若い男の保育士さんも働いている。
芭蕉堂を過ぎて八田三喜先生の碑の前でしばし休憩。
(俳句)マップ手に西海岸の風寒し (俳句)久々の護国神社は菊日和 (俳句)砂山の歌碑につわぶき咲き残る
(俳句)句碑歌碑に紅葉散り積む神の庭 (俳句)安吾の碑園児手に手にどんぐりを
|
|
|
|
懐かしい童謡「砂山」 |
達筆の歌碑は解読に苦労 |
ふるさとは語ることなし 安吾 |
|
|
|
芭蕉堂 |
歌碑の続く道 |
石碑の鑑賞は思い思いに |
中宮寺姉妹歌碑(会津八一)を楽しみ。初代新潟奉行川村修就の像の前では、先人の偉業を改めて思い起こす。
どん山は昼の時報を知らせるための砲で台より空砲を打つ。明治6年寄居砂山(現在の新潟大学理学部跡)に設置されたが、大正8年、この場所に新潟高等学校が建設されることになり、二葉中学校上手に移転し廃止される大正13年まで使用された。
日和山展望台に到着し、ここで昼食。肌寒いことから早々に出発し、安吾風の館(旧新潟市長公舎)に向かう。
(俳句)金鉢に落葉積みをり芭蕉堂 (俳句)海を向く小さきお地蔵草紅葉 (俳句)草の穂の枯るるどん山八一歌碑
(俳句)どん山の砲のつつさき冬の凪 (俳句)粟島も佐渡もうっすら冬霞
|
|
|
|
中宮姉妹歌碑(会津八一) |
リーダーはガイドも兼任 |
初代新潟奉行川村修就の像 |
|
|
|
西海岸公園歌碑(会津八一) |
どん山 |
どん山の大砲 |
|
|
|
日和山展望台で昼食 |
立ち止まり俳句を披露 |
日本海の見える道 |
安吾風の館は坂口安吾の遺品、所蔵資料を収めた安吾記念館として築当時のままの姿で佇んでいる。入場料無料の記念館である。見学後、雲行が怪しくなってきたこともあり、ここで解散することとなった。
散策路の整備された静かな公園内を、文学に触れ合いながら歩き、日常の喧騒から離れこころ洗われる一日でした。
リーダーと楽しく歩いた皆さんどうもありがとうございました。 |
|
|
|
安吾 風の館に到着 |
縁側から庭を眺める |
ここで解散 |
≪見かけた花々≫ |
|
|
|
|
|
|
|