≪紀行文≫ |
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〜〜〜登りも楽、錦秋の大峰山〜〜〜 |
2006年に整備されたという馬越コースは、櫛形山脈の菅谷側から入ります。そのせいか、このコースは初めてという方がほとんどでした。心配された天気もバスを降りた頃には、お日さまの顔が見え一安心。
乗用車なら登山口まで行けますが、バスは入れません。林道手前でバスを下車、20分ほどの林道歩きです。時節柄、下見の時にはなかったクマの捕獲用の檻が設置されていました。
馬越登山口で新人さん4人の自己紹介「山をたくさん楽しんでください!」。嬉しいことに青空が広がり、大峰山に向け出発。
(俳句)櫛形の峰朝霧に見えがくれ
(俳句)赤まんま咲き満つ広場登山口 |
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歩いたルート(クリックで拡大) |
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バスを降りて出発 |
林道歩き |
林道わきのクマの捕獲用檻 |
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登山口の休憩 |
新人さんの紹介 |
2ゆったりと登り |
しばらくは沢沿いの緩やかな道歩き。堰堤からは杉林の中、九十九折の道も歩きやすい。いったん林道へ、素晴らしい紅葉が待っていてくれました。
林道からは櫛形山脈縦走路への登り。ブナ林は光が満ち溢れて、登りが気になりません。なんだかあっという間に山頂に着いたと、皆さんの感想でした。山頂での眺めを楽しみ、昼食はマイクロウェーブ施設でとることにして出発。
(俳句)苔むせる細き木橋に野紺菊 (俳句)ダム跡に水なく紅葉ひらひらと
(俳句)栗のいが転げ急登峯近し (俳句)紅葉山右に左に峯晴るる
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橋を渡り |
堰堤脇を通り |
杉林の中を歩き |
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後光を浴び |
鮮やかさに見とれ |
金色に導かれ |
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櫛形山脈縦走路に合流 |
登りもなんのその |
山頂は399.5m |
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大峰山山頂での集合写真(1班・2班・3班) |
大峰山山頂での集合写真(4班・5班・6班) |
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山頂からの眺め |
眺めを楽しみ |
下りは注意! |
大峰山を下り、箱岩コースに入りました。一旦、林道に出てすぐに登山道へ、マイクロウェーブ施設への登りは倒木だらけ。以前はなかったのに、自然の力はすごい!跨いだり、潜ったり、迂回したりと乗り越えました。昼食はマイクロウェーブ施設の周りで三々五々とりました。
(俳句)倒木をくぐりまたぎて落葉道
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一旦、林道に |
再び錦秋の中へ |
黄、赤に彩られ |
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倒木を跨ぎ |
迂回もよし |
潜りもよし |
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昼食は三々五々、ゆっくりと食べました |
箱岩コースは小さなアップダウンがありますが、モミジの紅葉が素晴らしくそれも苦になりません。鎖のある下りが二か所ありますが、足を横にしてと声を掛け合いながら無事通過。
展望台からの眺めを楽しみ、色とりどり、錦秋の尾根道歩きでした。三角点のあたりから、雨がぽつぽつ。雨具を着て最後の歩きです。雨にもそんなにあたらず、予定より早く箱岩峠に到着。
「こんなに近場で、紅葉が楽しめると思っていなかった。」「良かった!」と皆さんの声でした。人があまり入らない馬越コースと箱岩コースはお勧めです。
(俳句)くさり場を過ぎて紅葉の色深し (俳句)朴落葉積む峠路の続きをり (俳句)秋惜しみ大峰山を一巡り
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展望台で立ち止まり |
海が霞んで残念 |
歩が進む尾根道 |
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色とりどり、錦秋の尾根道 |
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雨具を用意 |
箱岩峠に到着 |
待機のバスが嬉しい! |
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