会山行紀行文 2021年
11/02(火)
晴れ後小雨
(おおみねやま)
大峰山

399.5m
参加者 (紀行文) 2052 M/T A/B
No−T43  グレード:D  36名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2051 S/T
(男性6名・女性30名) (写真)2051S/T 2052M/T
≪コースタイム≫
新潟駅(8:05)=菅谷コミュニティセンター(8:55-9:15)=駐車地(9:20-9:25)…馬越登山口(9:50-9:55)…大峰山(10:50-11:05)
…マイクロウェーブ施設・昼食(11:45-12:25)…三角点(13:25-13:35)…箱岩峠(14:05-14:20)=新潟駅(15:25)
≪紀行文≫
〜〜〜登りも楽、錦秋の大峰山〜〜〜

 2006年に整備されたという馬越コースは、櫛形山脈の菅谷側から入ります。そのせいか、このコースは初めてという方がほとんどでした。心配された天気もバスを降りた頃には、お日さまの顔が見え一安心。

 乗用車なら登山口まで行けますが、バスは入れません。林道手前でバスを下車、20分ほどの林道歩きです。時節柄、下見の時にはなかったクマの捕獲用の檻が設置されていました。

 馬越登山口で新人さん4人の自己紹介「山をたくさん楽しんでください!」。嬉しいことに青空が広がり、大峰山に向け出発。

 (俳句)櫛形の峰朝霧に見えがくれ
 (俳句)赤まんま咲き満つ広場登山口
 
 歩いたルート(クリックで拡大)
バスを降りて出発 林道歩き 林道わきのクマの捕獲用檻
登山口の休憩 新人さんの紹介 2ゆったりと登り

 しばらくは沢沿いの緩やかな道歩き。堰堤からは杉林の中、九十九折の道も歩きやすい。いったん林道へ、素晴らしい紅葉が待っていてくれました。
 林道からは櫛形山脈縦走路への登り。ブナ林は光が満ち溢れて、登りが気になりません。なんだかあっという間に山頂に着いたと、皆さんの感想でした。山頂での眺めを楽しみ、昼食はマイクロウェーブ施設でとることにして出発。

 (俳句)苔むせる細き木橋に野紺菊   (俳句)ダム跡に水なく紅葉ひらひらと
 (俳句)栗のいが転げ急登峯近し    (俳句)紅葉山右に左に峯晴るる

 橋を渡り  堰堤脇を通り  杉林の中を歩き
後光を浴び 鮮やかさに見とれ 金色に導かれ
 櫛形山脈縦走路に合流  登りもなんのその 山頂は399.5m 
大峰山山頂での集合写真(1班・2班・3班) 大峰山山頂での集合写真(4班・5班・6班) 
山頂からの眺め 眺めを楽しみ 下りは注意!

 大峰山を下り、箱岩コースに入りました。一旦、林道に出てすぐに登山道へ、マイクロウェーブ施設への登りは倒木だらけ。以前はなかったのに、自然の力はすごい!跨いだり、潜ったり、迂回したりと乗り越えました。昼食はマイクロウェーブ施設の周りで三々五々とりました。

 (俳句)倒木をくぐりまたぎて落葉道
一旦、林道に 再び錦秋の中へ 黄、赤に彩られ
倒木を跨ぎ 迂回もよし 潜りもよし
 昼食は三々五々、ゆっくりと食べました

 箱岩コースは小さなアップダウンがありますが、モミジの紅葉が素晴らしくそれも苦になりません。鎖のある下りが二か所ありますが、足を横にしてと声を掛け合いながら無事通過。
 展望台からの眺めを楽しみ、色とりどり、錦秋の尾根道歩きでした。三角点のあたりから、雨がぽつぽつ。雨具を着て最後の歩きです。雨にもそんなにあたらず、予定より早く箱岩峠に到着。
 「こんなに近場で、紅葉が楽しめると思っていなかった。」「良かった!」と皆さんの声でした。人があまり入らない馬越コースと箱岩コースはお勧めです。

 (俳句)くさり場を過ぎて紅葉の色深し (俳句)朴落葉積む峠路の続きをり (俳句)秋惜しみ大峰山を一巡り

 展望台で立ち止まり  海が霞んで残念  歩が進む尾根道
 色とりどり、錦秋の尾根道
 雨具を用意  箱岩峠に到着 待機のバスが嬉しい!