会山行紀行文 2021年
8/26(木)
晴れ
(しがやま)
志賀山・
四十八池湿原

2037m
参加者 (紀行文)2070 S/F
No−T35 グレード:D上 40名
 担当リーダー 2070 S/F (男性6名・女性34名) (写真)2070 S/F 1936Y/M
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=信州中野IC=前山スキー場(9:30)≒登山口(9:45)…志賀山山頂(11:10-11:40)…裏志賀山山頂(12:00-12:30)
…四十八池(13:00-13:40)…登山口(14:05)…駐車場(14:50-15:00)=新潟(18:30)
≪紀行文≫
〜〜〜天気とメンバーに恵まれ何とか実施出来ました〜〜〜
 天気予報に翻弄され、何とか一日順延んで実施することが叶った。
 標高2000m級の山とは言え標高差は380mレベルなのでD上で実施。
 志賀山は多彩で変化に富んだ登山道を楽しむことが出来、そして沼や池、湿原等の美しい眺望と様々な花々も楽しめる高原山歩(さんぽ)のようなコースと言える。

 最寄りの高速出口を出る頃の志賀山は雲に覆われていたが、登山口の前山サマーリフトに近付くと雲が切れ青空が広がっていた。

 登山準備を済ませリフトに乗車、数分で展望の開け、行く手に志賀山と裏志賀山を望める登山口に到着。

 全員が揃った事を確認し、広く平坦な登山道を歩き始めた。
  歩いたコース(クリックで拡大) 
リフトに乗って登山口に 全員がリフト降り場に集合(後方志賀山) 広く平坦な道からスタート

 歩き始めて間もなく美しい“渋池”に到着。大勢なので歩きながら眺め、登山道を更に進む。
 やがてベンチのある広場に到着、此処が志賀山への分岐点となっている。
渋池 平坦で広い登山道 志賀山への分岐点

 分岐点からしばらくは平坦な道だが、濡れた木道、水たまり、露出した根等が歩き辛くしている。
 間もなく志賀山への急登になるが、大きな岩の露出場面が多く、メンバー声を掛け合いながら登って行った。
しばらくは平坦だが歩き辛い道 危ない岩場は互いに助け合い きつい急斜面が続く

 行くての空が開けると山頂まであと少しの急登、一登りすると涼風が気持ち良い山頂の一角(展望台)に出る。
 此処には方位版が設置されており、昔は三座同定を楽しむことが出来たかもしれないが、今は木々の間から少しの山を望むことしか出来ない。
 此処で全員が上がってくるまで休憩。
 時間的には昼食休憩と思うも、狭い山頂で40名の昼食は避け、予定通り先に進むこととした。
志賀山山頂直下の急登 志賀山山頂の一角にある展望台 展望台からの眺め

 全員が揃ったところで、志賀山の三角点があるポイントに移動。
 狭い場所なので、班ごとに記念集合写真を撮影し、裏志賀山に向かった。
志賀山三角点に向かう 一班の皆さん 二班の皆さん
三班の皆さん 四班の皆さん 五班の皆さんとリーダー

 山頂から裏志賀山に向かうルートは展望が開け、眼下に小さな沼が観えたりと気分のいい下り道になっている。
 そして、裏志賀山への登り返しとなり、少し上がると山頂と四十八池湿原への分岐点に出る。
志賀山下山道からの展望 裏志賀山への道から志賀山を振り返る  裏志賀山山頂への分岐点 

 分岐点から少し上がると眼下にこの後行く、四十八池湿原が望める。
 そして間もなく、裏志賀山の山頂、ただ此処には小さな志賀神社の祠があるのみで、少し先に進むととても美しく神秘的な大沼池を望むことが出来る。   
 山頂に向かう道から望む四十八池湿原  裏志賀山山頂 裏志賀山山頂奥から望む大沼池

 裏志賀山山頂からはロープが張ってある急坂を降りるが、間もなく鳥居が観えてくる。
 ここからが四十八池湿原となり、雄大で美しい花が咲く湿原を観ながら木道を歩き、東屋に到着。
 振り返ると湿原の向こうに先ほど歩いた志賀山と裏志賀山を望むことが出来た。
 四十八池湿原に入る鳥居 湿原を歩く 湿原から志賀山と裏志賀山を振り返る

 東屋や木陰を選んで遅い昼食休憩となった。
 昼食を終えた後、広い登山道をゆっくりと降り、今朝のスタート地点のリフト降り場が観える広い草原から左に折れ、バスが待つ駐車場に向かって降りた。この付近には沢山の花が咲いていて滑りやすい急坂も苦にならないように思えた。 
四十八池湿原の東屋で昼食休憩。 朝、出発したリフト降り場が見えてきた。 バスの待つ駐車場に向かって下山。

 一日順延し、8名の方がキャンセルとなったが、恵まれたメンバーと天候のお陰で何とか山行リーダーを終えることが出来た。
 メンバーを始め、我々の為に動かしてくれたリフト会社、変更受け入れてくれたバス会社に感謝の山行だった。

≪今回出逢えた花々の一部≫