会山行紀行文 2021年
8/6(金)
晴れ
(にゅうかさやま)
入笠山花めぐり

1955m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
No-T53  グレード:D-E 38名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2052 M/T (男性8名・女性30名) (写真)2051S/T 2052M/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=諏訪南IC=富士見パノラマリゾート山麓駅(10:15-10:40)≒山頂駅(10:55)…入笠湿原山彦荘(11:25-11:35)
…入笠山登山口(11:45)…入笠山山頂(12:40-13:10)…入笠湿原山彦荘(13:55-14:05)…山頂駅(14:35)
≒富士見パノラマリゾート山麓駅(14:55-15:15)=新潟駅南口(19:30)
≪紀行文≫
~~~天空のお花畑と涼風を満喫~~~

 新潟の猛暑を逃れ、天空のお花畑と涼風を求めての山行です。コロナ対策のためバス2台に分乗し出発。予定通り富士見パノラマリゾートに到着しました。山麓ではパラグライダー教室が開かれておりすっかり高原気分です。検温、消毒を済ませゴンドラに乗車。真正面に八ヶ岳、富士山を眺め、一気に山頂駅に到着。山頂駅の気温は23℃、なんと涼しいこと。

 (俳句)立秋の信濃路は晴風乾く  (俳句)高原の風さわさわと涼新た
ゴンドラ駅に向かう 山麓のパラグライダー しっかりと検温に消毒
ゴンドラ山頂駅前にて集合写真

 当初、EコースとⅮコースに分かれて歩く予定でしたが、皆様の希望で全員Ⅾコースの入笠山登山を行うことになりました。ゆっくりと花を愛でながらの歩きです。鹿の害を防ぐために、入笠湿原、お花畑の周囲はネットで囲われ出入口には扉が付けられています。扉を潜り、入笠湿原へ。ヤナギラン、チダケサシ、サワギキョウ、クサレダマなどなど、たくさんの花が咲き乱れています。色とりどり織り上げた絨毯の様です。

 入笠山登山口のあるお花畑から登りなります。ヤナギラン、クガイソウ、カラマツソウ、シモツケソウ、オダマキなどなど、ここでも沢山の花々が出迎えてくれました。九十九折りのフラワーロードの中、高度を上げて行きます。後半の登りは岩や木の根で難儀をするところもありましたが、励ましあい、それぞれのペースで頑張って登り切りました。

 (俳句)湿原のお花畑に歩を休め   (俳句)しもつけの花に蝶来し虻も来し
 (俳句)柳らん程良く見頃木道に    (俳句)細き茎すくっと高し吾亦紅


 涼しい風に歩が進む  シカ防止扉を潜り  階段には注意!
入笠湿原の花めぐり
入笠湿原の花の群生(ヤナギラン)   (サワギキョウ)   (チダケサシ)  
入笠山登山口のお花畑 青空に続くお花畑 今がシャッターチャンス
フラワーロードの登りは快適

 頑張って山頂に到着。「わ~!すごい!」360度の大展望です。眼前には八ヶ岳、南アルプスが大きく迫っています。そして中央アルプス、遠くには北アルプス、雲から少し姿を見せる富士山。「こんなに360度、見渡せる山は良いね!」と会話が弾みます。涼風と360度の眺めの昼食は、格別に美味しいものでした。

 高原気分をしっかり満喫した後は、ゆっくり往路を下山。山野草公園で珍しいレンゲショウマとユウスゲの花を見て、花めぐり登山を終了しました。下山後、「高原の風を袋に詰めて持って帰りたいね!」と皆さんの感想でした。

 (俳句)つるぎ岳見る峯の昼風の秋   (俳句)アルプスの嶺々の雲秋めきし
 (俳句)下山道お花畑をよこぎりつつ  (俳句)下山後の冷えしジュースに生き返り

ヤッホー!山頂でーす! 360度の山座同定 涼風と眺めがご馳走
飛び交う蝶と虻  
  山野草園での珍しい花(レンゲショウマ)   (ユウスゲ)  (クサボタン)

≪入笠湿原、お花畑、山野草公園で出会った花々≫