≪紀行文≫ |
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〜〜〜緑樹のブナ林を散策した。〜〜〜 |
週間天気予報の傘マークが消えないが、当日は午前中曇り予報でトレッキングを実施した。
途中に遠い昔、戦いに敗れて会津から逃れて現在の大白川地区に居住した先住民が信仰していた「山の神神社」が破間川ダム開発により補償金と住民の寄付で移転建設された神社の祠を参拝してから浅草山麓エコセンター到着後、各自雨具と水分を持参して出発する。
「悠々の森」は散策コースが7コースあり、始めにブナ林の「ふれあいコース」の木道歩きから進む。湿地帯には小さなピンク色の朱鷺草や花の終わった後の水芭蕉の葉を見ることができた。続いて昔に炭焼きをした形跡がある穴を見ながらブナ林の中の「雪ツバキコース」の一部を経由し、雑木林の中に時折小川の水の流れを横に見て歩く「せせらぎコース」を経てから、雑木とブナ林の「森の観察コース」には湿度があるのか白い「ギンリョウ草」が多く顔をだしていた。間伐されたブナの箇所で休憩後に今日のコースで一番の坂があり「浅草岳」を展望できる「ヤマネコース」を蝉の鳴き声を聞きながら上るが浅草岳の上部は雲に隠れ、時折雲の切れ目から「前岳」と「嘉平与ボッチ」を見ることができた。来た道を下り戻りブナの木の下にベンチがある休憩場所で各々ランチタイムとした。
(俳句) 万緑の里落人(おちゅうど)の社(やしろ)あり 木道にひそととき草紅淡し
炭やきの窯跡深し苔の花 小流れの多き湿原とんぼ群れ
木漏れ日にぎんりょう草のぞくぞくと 一休みすれば松蝉絶えまなく
雪渓の浅草岳に雲ながれ
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ブナ林を出発 |
炭焼き跡地に向かう |
小川を渡る |
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ブナ林を歩く |
急坂を上がる前に休憩 |
急坂を上がる |
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浅草岳遠望 |
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ブナの木の下でランチ |
集合写真 |
午後からは、栃尾の全国名水百選である「杜々の森」でペットボトルに水を汲み名水の味を確認した。
また、歩き足りなかったのか水場の上にある神社に階段を登り参拝する人もいた。 |
隣接する建物内では廃材を利用して魚を表現する廃材美術作品?を鑑賞してから帰路に着いた。
梅雨の時期に雨に遭わず暑くもなく緑樹のブナ林のトレッキングを楽しみました。
(俳句)蜘蛛の囲いを払ひ名水山清水
廃材の小魚泳ぐ夏館 |
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杜々の森神社に行った人達 |
廃材利用の魚群 |
≪咲いていた花々≫ |
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