会山行紀行文 2021年
6/12(土)
晴れ
信越トレイル(セクション3) 参加者 (紀行文) 2131 Y/S
No−32  グレード:C上  11名
 担当リーダー 2131 Y/S
(男性3名・女性8名) (写真) 2131 Y/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=新井スマートIC=涌井(9:00-10)…富倉峠(10:10)…黒岩山(12:20-13:05)…桂池(13:40-50)…仏ケ峰登山口(15:30-40)
…とん平(16:00-15)=越後川口IC=新潟駅南口(19:15)
≪紀行文≫
〜〜〜3年目につないだバトン・SC2からSC3、そして次のSC4へ〜〜〜

 信越トレイルは、新潟県と長野県の県境に標高1000m級の山並みが続く関田山脈の斑尾山を起点に天水山までの尾根沿いを繋ぐ総延長80qにも及ぶロングコースです。
 このコースは、私が会に入会した10年ほど前に、既に退会した先輩リーダーが会山行で何年間に渡り実施し多くの会員が参加した人気コースでした。
 3年前に、今の現役リーダー数名で、ある山小屋で次年度の山行計画案を話あっている時に、信越トレイルどうかな?ということで実施することになりました。

 下見を2018年に終え、2019年にセクション1〜3、翌年4〜6を実施しようと計画。セクション1「斑尾山〜赤池」、セクション2「赤池〜涌井」と繋ぎ、次にセクション3「涌井〜仏ヶ峰」を実施する予定でしたが、残念ながら悪天候予報で中止になりました。昨年は新型コロナのため会山行が実施出来ず、今年ようやくバトンを受ける事が出来ました。

 日程は詳報と変更となり、リーダーもバトンタッチし、11名と少数となりましたが、天気の心配もなく、セクション2の終点そしてセクション3の出発点の涌井に予定時間どおり到着しました。

 今回のコースは、スタート地点「涌井」からゴールの「とん平」まで約12qと長い歩行距離ですが、ルートの大半が樹林帯で心地良い風が吹き参加者の足取りは軽い。ブナ林、小沼など次々と変わるルートで飽きません。

 富倉峠では羽化したばかりの蝶々が乱舞、貴重な光景が見られました。 
 涌井から出発
 富倉峠「蝶の乱舞が見られました」  この蝶々が数百に及び飛び交っていました  大将陣〜上杉謙信が兵を休ませた跡地
 ソブの池  キンランが咲いていた  ブナ林を進む

 黒岩山で志賀方向や千曲川などを見晴らす展望をおかずに昼食、ドローンによる集合写真を撮った後、後半戦に突入です。
志賀方向の山々などを展望しながら黒岩山で昼食
黒岩山で集合写真(ドローン)

 足も疲れてきた終盤にアップダウンと渡渉、そして最後の力を振り絞り坂を登り切ると戸狩スキー場の上部にヒョコッと出て、そこがセクション3の終点「仏ヶ峰」です。
桂池 終点「仏ヶ峰」で集合写真

 後はゲレンデを下るだけ。参加者からは「次のセクション4は、最初にここまで登るのね?」と不安な声も笑い話になるなど、歩き通した達成感を胸に抱きながらバスの待つ「とん平」に下山しました。

 これで9月予定のセクション4「仏ヶ峰〜関田峠」にバトンタッチです。
バスの待つとん平へ下る(ドローン撮影)