会山行紀行文 2021年
6/11(金)
晴れ
たきがしら湿原
大尾不動滝

350m(大尾不動滝))
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−T24  グレード:D  15名
 担当リーダー 1866 S/T (男性2名・女性13名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(8:15)=道の駅「三川」=大尾不動滝(10:00―10:35)=たきがしら湿原(10:45―12:45)=芦沢高原ハーバルパーク(13:30―13:50)=将軍杉(14:00−14:40)=新潟駅南口15:45(解散)
≪紀行文≫
〜〜〜阿賀町の魅力をたくさん楽しんだ有意義な一日〜〜〜

 今年最高の30℃超えも予報される暑さ予報、たきがしら湿原には日影がないので熱中症対策を心配しながらの出発となりました。
 阿賀町上川に入って、まずは道筋にある「大尾不動滝」の見学です。(滝への入口案内看板は6分となっているけど、実際は15分だった)
 太古の溶岩が固まった柱状節理の岩を縫っての落差15mの滝は、すぐ近くまで入る事が出来て迫力満点!
 標高350mのこの辺りも太古は海だったとのこと、更には火山でもあったことを考えると、地球の成り立ちや歴史の不思議を感じる瞬間だった。
道路脇の看板、15分に訂正したい! 柱状節理の岩を縫っての清明なる水しぶき、良かった!

 大尾不動滝から10分程度で到着の「たきがしら湿原」は、昭和50年に全戸が移転して無人化した「滝首(たきがしら)集落」の跡地を人工の湿原とし、耕作放棄地を観光用に再利用したもので、季節ごとに花々が楽しめる人気のエリアです。
管理棟をバックに歩き出し アヤメ、少し元気がありません 花名?

 きれいに手入れされた歩道は大変歩き易く、左右の草花を愛でながらゆっくりと歩きます。
 以前来た時に「花が一番きれいなのは6月」と教えられていたのだけど、今年は高温続きの少雨なのでせっかくの花も萎れ状態が目立ち、少々残念でした。
ニッコウキスゲ 次々と現れる花、歓声も上がります

 それでも、時々吹く風が心地良く、山間に拓けた開放空間を感じつつ快適歩行を楽しみました。

 湿原奥の少し高台の東屋にようやく日影を見つけ、ここで昼食を済ませ、山手にある「森木田歩道」の樹林帯を経由して管理棟のある駐車場へと戻りました。

 なお、湿原を挟んで反対側の山手にある「かもしか歩道」は、土砂崩れの為に通行止めとなっていました。
   ヒメサユリも可愛く咲いていました
 奥の東屋で昼食です  花名?  オオバギボシ(これでで蕾です)
森木田道を駐車場へと戻ります
 管理棟前に帰り着きました  集合写真 

 帰路に立ち寄った「芦沢高原ハーバルパーク」は、ハーブをはじめ多くの花が楽しめる花園です。今は早咲きと次の花の端境期とあってあまり多くは見られませんでしたが、雪の残る飯豊連峰を遠方に望む広大な敷地、明るい開放感を楽しむことができました。
 バスを降りて花畑へ  やはり清楚なバラが一番人気、盛りを過ぎても見事!
 いろいろな花が、華を競っていました 斜面奥の高台に建つ管理棟、喫茶や画像などありました

 最後に立寄ったのは三川の「将軍杉」です。樹高40m幹周り19.31m、樹齢1400年の大木に改めて迫力を感じるとともに、元気で長生きをあやかりたいと念じつつ見学しました。
 今年一番の高温予報の日でしたが、高原は適度な風もあり、参加の皆さんも快適な歩行と阿賀町の魅力をたくさん楽しんだ有意義な一日となりました。
将軍杉入口の「平等寺薬師堂」 いつ見ても圧倒される「日本一の将軍杉」

(最後に)
 コロナ禍により、思うように外出もできない日々ではありますが、こうした会山行を計画することで、会えなかった山友と交流しながら開放感一杯のトレッキングを楽しむことができて、大変良かったと思います。
 マスクは勿論、手指消毒の徹底やバス内の換気など制約は多くありますが、野山を歩く時は間隔を空けてマスクを外し、外気を大いに楽しむことができます。
 感染対策をしっかり採りながら、コロナに負けずにこれからも楽しく充実の会山行が続けられるように努力を重ねていきたいものです。
(おわり)