≪紀行文≫ |
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〜〜〜檜原湖周回道のビュースポットへ〜〜〜 |
立夏を1日過ぎた今日は絶好の五月晴れとなりました。会津盆地に入ると左手に、まだ残雪たっぷりの飯豊連峰が圧倒的なスケールで現れました。
(俳句)現るゝ飯豊連峰風五月
裏磐梯を桜峠へ走り、愛子内親王の誕生記念に植樹されたという3千本の桜団地を訪ねました。暖冬だった影響とかで既に皆葉桜に変わっていました。
(俳句)葉桜の三千本に山笑ふ (俳句)久闊の友と語らむ山桜
道中やたら目につく「熊注意」の看板を見て、道の駅で休憩。 |
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飯豊連峰美しき |
葉桜3,000本 |
名物のソバアイス旨し |
その後、R64で檜原湖周回道のビュースポットへ向かいました。湖面にルアーのボートが点々と浮く檜原湖は小口バス釣りの聖地とか。
美しいローケーションの中で強烈なファイトに挑むなんてきっと魅力的なことなんでしょうね。
(俳句)湖(うみ)渡る風さはさはと聖五月 (俳句)さヾ波の湖(うみ)の八十八夜寒
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これぞビュースポット |
水芭蕉見にいざ出発 |
可憐です |
檜原湖畔に沿うようにR2の米沢猪苗代線に乗り、今は廃墟となった国民休暇村の建物と広大な駐車場からレンゲ沼と中瀬沼に向かいました。
ちょっとさびれた遊歩道は静かで素敵な公園でした。
2つの沼を周遊した後ランチになりました。
(俳句)沼の水うごくところに水芭蕉
(俳句)峨々の峰沼青々と夏立つ日
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さえずりを聴きながら |
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採っちゃダメよ |
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麗しき景観美 |
集合写真 |
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先ずは撮影 |
マスクして聞く |
ランチは楽し |
ランチの後、北塩原村の五色沼自然探勝路に向かいました。 |
明治21年(1888)磐梯山の水蒸気爆発の後20年間荒れ野になっていた土地に植林を開始し、見事再生を果たした遠藤現夢翁のお墓のある地を訪ねました。
沼奥の小広い台地上に巨大な自然石の墓と顕彰碑が、その奥には爆死した村人たちの鎮魂碑がひっそりとありました。
(俳句)火の山の芽吹の谷の追悼碑
(俳句)芽柳の沼の神秘を深ふせり |
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五色沼の遅桜 |
やたら目につく |
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遠藤現夢翁の碑 |
読めますか? |
噴火犠牲者鎮魂碑 |
猪苗代線に乗り磐梯高原の裾野を回り、猪苗代町に出て眺める表磐梯山の流麗な姿も見応えありました。 |
旅の土産に赤べこと、地酒と、独活と饅頭を買いました。今日は遠い昔の小学生の頃の修学旅行のことを思い出していました。
素適な山行を計画してくれたリーダーさん、ありがとうございました。
(俳句)磐梯山表も裏も夏に入る
(俳句)細々と会津土産のやせ芽独活(うど)
(おわり) |
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土産に買いました |
表側も麗しい |
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