会山行紀行文 2021年
11/18(木)
曇り
(やひこやま〜たほうざん)
弥彦山〜多宝山

共に634m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−92 グレード:B緩  22名
 担当リーダー 1234 A/B (男性7名・女性15名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
弥彦神社駐車場(8:30-8:40)…商工会議所(8:50)…妻戸山(11:10)…弥彦山(11:20-11:25)…大平園地(11:55-12:45)
…多宝山(13:05-13:10)…林道(14:20-14:25)…弥彦神社駐車場(14:40)
≪紀行文≫
〜〜〜道なき道、薮に次ぐ薮、凄いコース、でも楽しかった〜〜〜
 今回の登山コースは頂いた計画表からもかなりの藪漕きを強いられると予測された。
 その為、着るものからリュックに至るまである程度の損傷を覚悟しての準備だった。

 そして当日、集合場所の弥彦神社の駐車場に集合。
 今回のメンバーは山歩きに手慣れた方が多い為、各自でストレッチを含め準備を済ませ、Hリーダーの注意事項などの説明を聴き、略時間通りに出発となった。

 先ずは正面に今から登る弥彦山を観ながら、登山口のある商工会議所に向かった。
 途中、住吉神社の欅の大木等を観ながらゆっくりと進んだ。

 商工会議所前で電車できたメンバーと合流し登山口に向かった。

*多少誤差あり
 歩いたルート(クリックで拡大)
駐車場で準備と説明 商工会議所に向かう 住吉神社の欅の大木

 登山口は商工会議所の斜め後ろだが、何の標識も無いところを入っていく。
 歩いて間もなく、熊笹が生い茂り何の踏み跡もないところに分け入り、途中小さな沢を渡渉する頃から斜度が増してくる。
商工会議所後ろの入口 直ぐに藪漕き開始 小さな沢を渡渉

 斜度が増してくると、掴める物は何でも掴まらないと滑ってしまう程の斜度なり、休憩も腰を下ろすどころかリュックも下ろせない。
 そして、途中2ヶ所の岩場には梯子もロープも無い正に自身の手足が頼りとなる(雨が降ると無理)。
 その後も急傾斜の藪を這いあがって行くとやっと本来の八枚沢からの登山道にある妻戸山山頂に出た。
薮の急登が連続 こんな岩場が2ヶ所 妻戸山山頂

 妻戸山から少し下がると、広い縦走路に出る。ここで今日初めての道標に出逢った。
 弥彦山に進むと前方に山頂が観え、暫くで山頂直下の鳥居を潜り山頂へ。
本日初めての道標(縦走路に出る) 弥彦山山頂が観えてきました 山頂下の鳥居を潜る

 雲ってはいたが山頂からはこの後登る多宝山や日本海、米山などの展望が楽しめた。
 山頂の奥宮には各自がお参りをし、集合写真を撮って次に向かった。
山頂から観る多宝山
山頂より日本海と遠くに米山 弥彦山山頂にて

 九合目まで降りると多数の小学生登山、元気な子供たちを観ながら進み、大平園地で昼食休憩となった。
ロープウエイ乗り場の前を進む 次の目的地、大平園地と多宝山が 大平園地で昼食休憩

 大平園地での昼食を済ませ多宝山に向かう。
 食後の登りはきついが皆さんその様な素振りもなく、直ぐに多宝山山頂に到着。
 振り返ると先ほどまで居た弥彦山頂と米山を眺めしばし休憩。    
多宝山山頂に到着
振り返ると弥彦、その向こうが米山 多宝山山頂にて 

 休憩の、山頂から少し戻り、またもや薮の急斜面を激下り開始。
 両手を駆使して降りなくてはならないのでストックなどは全く使えない。(写真もあまり撮る余裕が無かった)
ここからいきなり藪道へ 急坂の手前は渋滞  下りも藪、藪、藪

 それでも、休憩時などに見上げると紅葉が美しく見守っていてくれた。
 かなり早い速度で薮を踏み分け下山していくと突然、林道に出た。
 ここでリーダーの終礼挨拶があり、駐車場まで楽しくお話しをしながら戻った。 
激下りの中にも、見上げると紅葉  漸く林道に出て駐車場に戻る 

 道なき道、薮に次ぐ薮、凄いコースだがリーダに下見を含めた万全の準備を垣間見た山行だった。
 とても楽しく歩くことが出来感謝する次第。