会山行紀行文 2020年
12/2(水)・12/5(土)
共に晴れ
里山の御来光登山
角田山・多宝山

  482m   634m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
2名
(男性1名・女性1名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪12/2≫稲島登山口(6:10)…不動明王手前(6:50)…観音堂(7:10-7:20)…山頂(7:25)…観音堂(7:30-8:00)…往路…登山口
≪12/5≫丸子山公園(6:10)…物見台(6:35-6:45)…天神山(6:55-7:20)…多宝山(8:35-9:10)…往路…登山口(10:35)
≪紀行文≫
〜〜〜里山の御来光もまた楽し〜〜〜
 今年はコロナ禍騒ぎで、大好きなご来光が望める高い山に登れずいたが、ふと近くの里山から観ることが出来るのでは、ましてや空気が澄んでくる冬季なら尚更と考えた。

 しかし、新潟の冬季は天気が不安定で御来光が望める晴れた朝を予測するのは難しく、事前計画は出来ない。こまめに天気予報を見ながら出発前夜に決めるしかない。それも100%当たるとは限らない、と言うより当たらないと思った方が良いかもしれない。

 今回は、共に午前中なら望めるかもしれないと思い出発しました。

≪12/2≫
 稲島入口から薄暗い中登山開始、辛うじてヘッデンがいらないくらい。 東の空を気にしながら登って行くと木々の間から黄金色の空が観えてきた。
 やがて、不動明王手前辺りで御来光が出現、見る見るうちに素晴らしい御来光となった。
ご来光が観える方向(12月)クリックで拡大
稲島登山口(下山時撮影) 手前の木々の間から 不動明王やや手前の木々の間から
不動明王やや手前の木々の間から見事なご来光が望めた ご来光を受ける不動明王

 しばし、ご来光を楽しんで観音堂前の広場に到着。この時点で太陽は完全に上がっていたが、ここでご来光を観るためには、後20分程早く出発すれば良い、そして観る場所は広場の先端付近と思える。
 少し休憩をして山頂へ、山頂標をタッチして観音堂に戻り静かな朝食タイムを楽しんだ。
観音堂前広場での夜明け 誰も居ない静かな山頂
 ≪12/5≫ 

 今日は午後から雨、雷の予報で、微妙な天気。それでも月は出ているし星も、と言うことで急いで準備し登山口の丸子山公園に向かう。

 真っ暗な公園では月がとても綺麗、この空ではご来光は大丈夫と出発。

 さすがにこの時間ではヘッデンが必要、途中林道付近でヘッデンを外し、薄暗い中を進む。

 物見台が最初の目的地、ご来光が綺麗に見える筈……、しかし、期待する方向には厚い雲。

 しばらく様子見をしていたが、出る気配もないので、次のポイント(天神山)に向かった。
 真っ暗な丸子山公園 期待した物見台では雲に邪魔される 

 天神山についてもご来光の方向には黒い雲、ただ刻々と変化する空の色から雲の上からの御来光が望めると待つ。
 待つとは長いもので、諦め始めたころ漸く顔を出してくれた。
 ただ、天神山山頂での御来光はまともな位置では見られない。山頂突端の藪に入る必要がある。
 それでも素晴らしいご来光を望むことが叶った。
天神山山頂でも雲が邪魔をしいつ出るかと待ち続ける
やっと、ご来光の出現(ただし見える場所が問題) 天神山山頂ではこんな感じ

 後は、明るくなった登山道をどんどん上がり多宝山山頂へ。山頂からは弥彦や米山、冠雪した妙高が美しく観えた。
 誰も来ない静かな山頂で朝食を頂き往路を戻った。
朝陽を浴びて明るい登山道を進む  多宝山山頂から弥彦、米山、妙高を望む  帰路天神山からい冠雪の飯豊を望む

 今回の御来光登山で知りえたこと。

 ・角田山の山頂では観ることは出来ない。(観音堂が良い)
 ・多宝山山頂は最高のポジションだが、12月以降はスカイラインが通行止めの為、下から登る為かなり早く出発する必要あり。
 ・弥彦山山頂も同様。
 ・国上山は木々の影響を受けるが、黒滝城址の一角からならご来光は見られると思う。