会山行紀行文 2020年
11/24(火)
曇り後晴れ
(うまのかみやま)
馬ノ髪山

757m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(7:30)=馬ノ髪山登山口(8:50−9:01)…尾根取り付き(9:50)…山頂(11:17−12:21)…登山口(13:50−14:00)=新津(15:10)
≪紀行文≫
〜〜〜徒渉も有り急登の尾根には天然杉も有り〜〜〜

 日の短くなったこの時期遠くの山へは出かけられません。登山口が近く又昼休憩を入れて5時間位の工程の山が適しています。
 旧三川村の三川六名山の一座、馬ノ髪山は沢の徒渉も有り急登の尾根には天然杉も有り晴れていれば山頂から飯豊連峰の北股岳が良く見える山で山仲間を誘い出掛けて来ました。
 お天気は午前中は曇りで午後から晴れの予報で雨の心配は有りません。三川から赤谷へ向かう県道の上綱木より林道に入り石で出来た立派な登山口の標柱の有る登山口に着き準備の後歩き出します。
 車も入れる未舗装の林道を砂防ダムまで歩きダムの左の斜面の階段を登り堰堤を越します。少し杉林を歩き沢に入り徒渉の始まりです。ピンクのテープが至る所に付いて居るのでルート間違いする心配は有りません。ある程度慎重に少しスリルを味わいながら十数回徒渉を繰り返し1時間弱で尾根の取り付きに着きました。
石の標柱の有る登山口 左から登り堰堤を越えます 沢に入り徒渉の始まり
沢沿いにピンクのテープを頼りに 藪に入ったり 徒渉
沢歩き 沢歩きは此処まで 此処より尾根登の始まり

 此処で尾根の急登に備え休憩します。見事な天然杉の急登はジグザグでなく尾根を真っ直ぐ登る鉄砲登です。又長靴を履いての登ですので大変です。
 途中景色の見える所で休憩、10日前に登った笠菅山が目の前に見えます。2か所ほどロープの下がった急登を登り切り大きな天然杉の有る平らな所に着きます。扇ノ平で以前来た時天然杉の枝の上に白い木箱が有りました。今は下に落ちていて箱の横に「平成2年世代間交流実行委員会」と書いてあります。此処で少し休憩します。
鉄砲登の急登 10日前登った笠菅山 扇ノ平の天然杉

 此処寄りは登は緩やかになり小さな尾根を越え少し下り登り着いた所が山頂です。
 狭い山頂にはステンレス製の光輝く山頂標柱が立って居ました。標柱の裏には黒崎山の会建立、平成24年と読み取れました。

 標高は低いですが独立峰で眺望が良く飯豊連峰の北股岳が良く見えるのですが残念ながら飯豊連峰の上部は雲の中です。
 狭い山頂で皆で背に陽を浴び飯豊方向を見ながら昼休憩を取りました。
山頂に着いた 狭い山頂で昼休憩 二王子岳
焼峰 飯豊は雲の中 蒜場山

 下りは転げ落ちない様に木につかまり天然杉を見ながら慎重に下り沢に入る前に休憩します。

 徒渉も足を乗せた石が滑れば全身びしょ濡れに成るので慎重にゆっくりと下山しました。

 そんなに長くないコースですが徒渉、天然杉を見ながらの急な尾根、山頂からの景色と変化のある山歩きを楽しみました。(おわり)
棒掛山   天然杉
 天然杉  
 慎重に   無事登山口へ