会山行紀行文 2020年
11/22(日)
晴れ
(だいりきやま・かさくらやま・なりくらやま)
大力山〜笠倉山〜鳴倉山

907m(笠倉山)
参加者 (紀行文) 2232 S/K
2名
(男性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
宝泉寺・登山口(7:45)…大力山(8:40)…黒禿の頭(10:00)…笠倉山(10:30−11:25)…黒禿の頭(11:50)…駒の頭(12:35)…トヤの頭(13:00)
…鳴倉山(13:35)…一本杉(14:15)…林泉庵(14:30)…宝泉寺(14:45)
≪紀行文≫
〜〜〜小春日和に恵まれ、越後三山の展望を楽しむことが出来ました〜〜〜

 前から気になっていた魚沼の山に登って来ました。大力山〜黒禿の頭〜笠倉山〜鳴倉山の周回です。これらの山は魚沼アルプスとも呼ばれ、Sリーダーが会山行を行う山でもあります。一番標高が高い笠倉山でも907mの山ですが、周回するとそれなりにアップダウンを繰り返し、かなりのボリュームがある山行となりました。

 朝霧の中、駐車場を出発します。登るに従って雲の上に出て、大力山山頂では、久しぶりに雲海を見ることが出来ました。早速越後駒や八海山が頭を出してお出迎えしてくれます。権現堂山や米山、遥か遠くには白くなった妙高の山も見えています。徐々に雲も取れて、振り返った大力山の向こうには魚沼平野がすぐそこに見えます。
大力山の登山口 大力山頂からの鳴倉山と権現堂山(奥) 振り返った大力山と魚沼平野

 大力山から少し下り、コルから320m程登った所が黒禿の頭になります。周回路は左ですが、越後三山の展望が良い笠倉山は外せないので右に折れます。一旦林道に下りて5分程歩いた所が駐車場になっていて、笠倉山へはここから登ります。
10:00黒禿の頭着、笠倉山は右へ 林道を少し歩くと笠倉山の登山口 10:30笠倉山頂着、左奥は未丈ヶ岳

 笠倉山頂からは目の前に越後駒ヶ岳と八海山の展望が広がっていました。今日のお目当ての展望です。越後駒の左は荒沢岳です。権現堂山と唐松山の奥には守門岳が、その右手には浅草岳と毛猛山塊が見えています。守門岳と浅草岳の丁度真ん中あたりの一番奥の白い山は飯豊の様です。振り返れば歩いてきた大力山から笠倉山に至る稜線と、これから歩く山々が連なっています。
荒沢岳(左奥)、越後駒ヶ岳、中ノ岳(右奥) 中ノ岳(左奥)と八海山、中間の鞍部はオカメノゾキ

 1時間ほども展望と昼食を楽しんだ後、黒禿の頭に戻り周回を続けます。駒の頭も展望が良い場所で、先程迄いた笠倉山とこれから歩くトヤの頭が良く見えました。
12:35駒の頭着、奥は毛猛山塊 トヤの頭(右)と奥は米山が見える 越後駒と笠倉山(右)

 トヤの頭、鳴倉山を過ぎて一本杉から左手の下山路に入ります。石の仏様を辿って下山すると林泉庵の裏手に下りてきました。後は干溝集落を通って宝泉寺の登山口に戻るだけです。
13:00トヤの頭着、奥は権現堂山 13:35鳴倉山着、眼下に市街が 一本杉から下山します

 今日の結果は、歩行時間=7時間04分、歩行距離=15.4km、累積標高差=1405m。先週歩いた蒜場山よりも沢山歩く事が出来ました。帰路、神湯温泉で汗を流して帰りました。

 小春日和に恵まれ、越後三山の展望を楽しむことが出来ました。大力山や鳴倉山は駐車した所からすぐに登りつく事が出来、雪の有る時期にも楽しめそうな里山です。

 下道を使って登山口に向かいましたが、それほど遠くに感じませんでした。権現堂山や唐松山の登山口も近く、これからはもう少し気軽に行けそうです。山の選択肢が増えました。