会山行紀行文 2020年
11/14(土)
曇り
(ひるばやま)
蒜場山

1363m
参加者 (紀行文) 2232 S/K
2名
(男性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
加治川治水ダム登山口(7:05)…岩岳(8:30)…烏帽子岩(9:10)…蒜場山山頂(10:20−11:15)…烏帽子岩(12:00)…岩岳(12:35)
…加治川治水ダム登山口(13:35)
≪紀行文≫
〜〜〜飯豊の雪景色を楽しみました〜〜〜

 飯豊の山々が白くなりました。これをまじかで見たいと、二王子岳と並ぶ飯豊の展望台である蒜場山に登って来ました。

 蒜場山は紅葉がきれいな山で、特に烏帽子岩辺りの紅葉がおすすめです。例年11月初旬が見頃と思いますが、登るのが1週間遅かったのと紅葉と降雪が少し早かった様で盛りは過ぎていました。

 加治川治水ダムからは蒜場山頂付近の稜線が見えます。既に白くなっているので、今年初めてのピン長の出番です。急登と落ち葉に隠れた木の根っこの滑りやすい登山道にはとても有効でした。
ダムから山頂付近が見える 右手に俎倉山 岩岳からの烏帽子岩(手前)と山伏峰

 結構な急登と緩登を繰り返し、標高932mの岩岳に到着。これから登る烏帽子岩と、その先の山伏峰と稜線の左に山頂を望むことが出来ます。 大好きな展望ですが、曇り空の事もあり今日は今一つです。
 岩岳の手前に蜂の巣があり通行注意です。白テープでマークしてある所です。
9:10 烏帽子岩着 烏帽子岩からの山伏峰と蒜場山頂(稜線左) 山伏峰通過、山頂はもう少しです

 鎖がある烏帽子岩とヤセ尾根を通過し、登り切った所が山伏峰です。山頂は稜線を左に折れて2〜3の小ピークを越えた所にあります。
 10:20山頂着。風もそれ程強くない事からここで至福の時間とします。初めのうちはガスに覆われて展望は無かったのですが、徐々にガスも取れて展望も得られるようになりました。
10:20 蒜場山山頂着 赤津山(左)から二ツ峰に続く稜線 二ツ峰(左)と、おういんの尾根(右)

 赤津山はすぐに判りました。赤津山から稜線を右に辿った先に二ツ峰があり、そこから一旦下って主稜線に突き上げた所が門内岳ですが、残念ながら今日は雲の中です。北股岳から湯の平温泉に下る“おういんの尾根”も確認できます。右手には蒜場から烏帽子山に稜線が連なっています。烏帽子山の奥には大日岳があるのですが、ここも雲の中です。残雪期にこの稜線を歩いた記録もありますが、とても遠くに感じました。
 山頂の西側には、これから下る山伏峰から烏帽子岩、岩岳へ至る稜線がきれいに見えています。その先は、俎倉山、馬ノ髪山、棚橋山の連なりです。
烏帽子山と奥の大日岳は雲の中 山伏峰とこれから下る稜線 烏帽子岩と岩岳、左手奥は馬ノ髪山

 1時間ほども楽しい時間を過ごし、いつまでもいたい気持ちを抑えて下山を開始します。慎重に下り、13:35加治川治水ダムの駐車場に到着です。山中では誰にも逢わない静かな山行でしたが、駐車場には、観光客の姿がありました。紅葉はダムの辺りが丁度見頃の様です。
稜線からの加治川治水ダム 烏帽子岩と奥は五頭山塊 中央の尖がりが焼峰ノ頭

 今日の結果は、歩行時間=6時間38分、歩行距離=10.8km、累積標高差=1346m。

 曇り空ではありましたが、飯豊の雪景色を楽しむことができた山行でした。