会山行紀行文 2020年
9/30(水)
晴れ
(なえばさん)
苗場山

2145.3m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅(4:00)=三合目登山口(6:40-6:55)…6合目(8:25)…苗場神社…苗場山山頂(10:05-10:55)…往路…三合目登山口(13:45-13:55)
=大瀬の滝=苗場山麓ジオパーク=自宅(17:20)
≪紀行文≫
〜〜〜随分ご無沙汰した苗場山は美しく迎えてくれました〜〜〜
 東京に在住の頃、新幹線で湯沢へ、タクシーで和田小屋そして山頂(泊)、下山は赤湯経由という経験があって以来、永くご無沙汰の山だった。

 ここ数年、また行きたいとの思いはあったが実現できずにいたが、夏頃会友との会話から秋になったら苗場に行こうとなり計画、しかし当の会友は都合で行けなくなりまたもや延期かと思っていた。 しかし、折角計画を立てたのだからと実施に踏み切った。

 この日は、天気予報も大丈夫と真っ暗な朝方自宅を出発し、狭い国道405号線を走り、小赤沢集落から山道へ、上り詰めたたところに広い駐車場、三合目の登山口に到着。

 入山手続きを済ませ登山開始。

 三合目から四合目はとにかく大木の木の根が登山道を覆うような道が続き正に“根っこ道”。
 登りも歩き辛いが下りは尚更に歩き辛かった。
歩いたコース(クリックで拡大)
三合目の広い駐車場 駐車場奥の登山口 歩き辛い“根っこ道”が続く

 木の根っこも少なくなり四合目を通過する頃、木々の向こうから“ご来光”。
 四合目からぬかるみが目立ち始め、木を輪切りにした道“どろんこ切り株道”が続き、滑りやすく歩き辛かった。
四合目(次のポイントまでの時間付き) 木々の向こうからご来光 歩き辛い“どろんこ切り株道”が続く

 漸く泥んこ道を抜け五合目通過。今度は大きな石がゴロゴロと重なる道が続く“ゴロゴロ岩道”でこれまた歩き辛い。
 六合目が近づくと最初のクサリ場で六合目以降の練習のようなもの。
五合目 歩き辛い“ゴロゴロ岩道”が続く 最初のクサリ場(六合目は近い)

 六合目を過ぎ、いよいよ本日の胸突き八丁のクサリ場の連続、すなわち“クサリ道”。経験者なら鎖をつかまなくても登れるが、ストックは持たない方が良い。
六合目 岩のヘツリ(滑ったら危ない) 急登の“クサリ道”が続く

 七合目、八合目と急登を頑張ると、行く手に青空が広がり大展望に期待が膨らむ。
 上がり切ったところが“坪場”で草紅葉を含め素晴らしい展望のお出迎えに歓声。
八合目を過ぎると一気に視界が広がる 草紅葉が広がり思わず歓声 特徴的な坪場

 しかし、雄大な山頂はまだ先。九合目を過ぎるとまた大きな岩がゴロゴロ、“最後の意地悪道”。
 足元に注意しながら抜けると、いよいよ山頂に続く大展望満喫の“天空の道”。
素晴らしい展望(池塘も点在) 九合目を過ぎると“最後の意地悪道” 後は山頂に繋がる“天空の道”

 途中、時間に余裕もあったので苗場神社に立ち寄り今日の素晴らしさに感謝。
 再び本道に戻り山頂を目指すと山頂小屋の屋根が見えてきた。
青空と草紅葉と青い池塘 苗場神社に立ち寄る 山頂に建つ山小屋が観えてきた

 苗場山頂ヒュッテに到着、早く着いたので登山者はまばら。
 山頂ヒュッテの玄関にはコロナ関連の張り紙が多数、驚いたのは宿泊者以外の対応はしないとのこと。(少しがっかり)   
 昔来て泊まった遊仙閣は今は無く山頂広場になっていた。
山頂に立つ“苗場山頂ヒュッテ”  苗場山山頂に到着

 山頂広場から和田小屋ルートへ少し下がった展望所で雄大な景色をおかずにゆったりと昼食を頂いた。
 もっとゆっくりしていたかったが、雲が湧いてきたことや登山者が増えてきたことなどから後ろ髪を引かれつつ下山を開始した。
和田小屋方面からの木道 素晴らしい“天空の楽園”
あまりのも高大な展望なので一枚に収まらずつなぎ合わせ

 歩き辛い下り道を何とか転ばずに無事下山。
 帰路山中で出会えた“大瀬の滝”、国道405に出てから苗場山麓ジオラマに立ち寄り新潟に向かった。
 久しぶりの苗場山は素晴らしい景色を見せ迎えてくれた。大満足。
秋の一コマ 
数少ない花々  大瀬の滝