会山行紀行文 2020年
8/26(水)
晴れ
(あだたらやま)
安達太良山

1709m(鉄山)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
5名
(男性2名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅(5:20)=奥岳温泉登山口(7:50-8:30)≒ゴンドラ山頂駅(8:35)…薬師岳(8:40-8:50)…安達太良山山頂(10:00-10:30)
…矢筈森…鉄山(11:05-11:50)…矢筈森…くろがね小屋(13:00-13:20)…奥岳温泉登山口(15:00-15:05)=自宅(17:30)
≪紀行文≫
〜〜〜くろがね小屋からの下り道は荒れ放題、残念〜〜〜
 暑いので少しは涼しい高い山に登りたい。でも長野、山梨方面は距離も長くガソリン代や高速代が嵩む為、比較的安価で行けそうな山をと安達太良山にした。

 本来は沼尻から登りたかった(新潟に戻ってからは沼尻コースのみ)が、諸事情から奥岳温泉からのコースとした。

 登山口に着くと昔宿泊した奥岳温泉が無く、日帰り温泉のみだった。

 準備を整え、RWの始発を待ち、時間がきて一番乗りをして山頂駅に。

 山頂駅からは直ぐ安達太良に向かわず薬師岳展望台に向かった。 
 歩いたコース(クリックで拡大)
途中休憩の磐梯PAからの磐梯山 安達太良山RW乗り場(快晴) 山頂駅登山口

 薬師岳展望台には「薬師岳」と書かれた標柱があり誰もが山頂と思ってしまう。
 ここからは安達太良山頂の大展望や眼下の展望も素晴らしい。
薬師岳山頂展望台から安達太良山頂を見上げる 薬師岳から奥岳温泉を見下ろす

 展望台を後に安達太良に向かう。
 歩き始めは木道が続き、その後は大きな石を敷き詰めた道が五葉松平付近まで続く。
歩き始めは木道 やがて砂利道 五葉松平

 五葉松平を過ぎ、漸く登山道らしい斜面を一登りすると樹林帯が切れ目の前に安達太良の山頂が現れる。
 山頂からの展望はまさに360度の大展望。
 ゆっくりしたいが、これから多くの登山者が上がってくるので鉄山に向かった。
安達太良山山頂到着 山頂から馬の背方面、先に鉄山

 鉄山に向かう馬の背付近では眼下に真っ白な沼ノ平が広がり普段は観ることが無い別世界の光景を楽しむ。
 やがて鉄山に近づくとまるで槍ヶ岳のような風景となる。
 直下の岩場をルートを間違わないように登って行き、山頂を左に撒いて山頂に立つ。
 馬の背付近から観る沼ノ平 鉄山山頂直下の岩場

  山頂からの展望は360度遮るものは全くなし、足元の沼の平、その向こうに磐梯山。目を転じると先ほどまで歩いてきた安達太良山頂からの稜線等々。そして何より誰も来ない静かな山頂でのんびりとランチを頂けたのが良かった。
 鉄山山頂から遠くに磐梯山  鉄山山頂から安達太良山山頂を観る

 帰る時間もあるので下山開始。
 稜線を少し戻って馬の背分岐から矢筈森を通り、峰の辻からくろがね小屋に向かって急坂を降りた。
 下るにつれどんどん気温が上がる感じ、着いたくろがね小屋で購入したスポーツドリンクが旨かった。
馬の背分岐 岩場を見上げながら矢筈森を下山 くろがね小屋

 くろがね小屋からは広い馬車道を降りるが長くて単調、やや飽きが来る。途中から馬車道をショートカットする“旧道”があるが、ひどい荒れようで絶対にお勧めできない。単調でも馬車道を下った方が賢明。
 今から約半世紀前に岳温泉から歩き、奥岳、くろがね小屋(泊)、安達太良、鉄山、三ノ輪山、野路温泉と縦走した時の面影は全くなく荒れ放題の登山道を観てとても残念だった。ロープウエイが登山者の流れを片寄せてしまったようだ。


≪今回出逢えた花々≫