≪紀行文≫ |
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〜〜〜暑い最中せっかく遠征して来たのですから一番高い箕輪山を往復することにしました〜〜〜 |
暑いので、手っ取り早く涼しい所まで上がれる山と見込んで安達太良山に行きました。
しかし、どう時間を取り違えたのか、ロープウェイがあるあだたら高原スキー場の駐車場に7時前に到着してしまいました。ロープウェイの運行開始時刻は8時30分です。1時間半待つか、1時間半あればゆっくり歩いても山上駅まで登れる、どうしたものかと思案しましたが、まだ涼しい時間帯なので、歩いて登ることにしました。
歩き難い登山道だったので、けっこう歩き応えはありましたが、ロープウェイを利用した人の第一陣が山上駅に到着するよりも30分ほど先行できたので、安達太良山山頂周辺での渋滞に遭わずに済みました。 |
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登山道、歩き難い道です |
五葉松平の手前からは道が良くなります |
薬師岳、後ろは安達太良山 |
ロープウェイの山上駅からしばらくは木道が整備されています。木道が終わると砕石を敷き詰めた道になります。安達太良山の山頂部では自然の道になります。 |
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左山上駅、まっすぐ前方安達太良山 |
砕石を敷き詰めた道 |
山頂近くは自然の道 |
登山道は灌木に囲まれていて見晴らしは得られませんが、山頂部が近くなると開けた場所があり、安達太良山が見晴らせます。ここは腰掛けて休むのにちょうど手ごろな岩がごろごろしていて、とても良い休み場になっています。
安達太良山の山頂へは高みに向かって真っすぐ上るのではなく、登山道は一旦北側に山腹を巻くように進んでから西側へ直角に曲がって登って行きます。 |
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正面は安達太良山 |
別名“乳首”と呼ばれている山頂の岩 |
安達太良山山頂直下 |
安達太良山の山頂部が見えてきた頃からガスが出てきました。山頂に登った時には周囲がガスに包まれていました。 |
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安達太良山山頂 |
山頂直下から牛ノ背 |
牛ノ背から安達太良山を振返る |
牛ノ背を通過して馬ノ背に出ると沼ノ平が眼下に広がっています。ガスがすっきりと晴れてくれないことがとても残念でした。
馬ノ背の先には真っ黒い岩峰の鉄山が立ち上がっています。鉄山を馬ノ背から見ると山頂は狭い岩場に見えますが、実際は広い台地状の山頂になっています。 |
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馬ノ背から船明神山、沼ノ平 |
馬ノ背から沼ノ平 |
馬ノ背から鉄山 |
鉄山は馬ノ背側から見ると登るのがとても大変そうに見えますが、登山道に従って馬ノ背の反対側に廻り込むとあっけないくらい簡単に山頂に立つことが出来ます。
鉄山はとても眺望が良い所です。しかし残念なことにこの日は周囲をガスが包むので、眺望は今一でした。
鉄山に到着したのは10時ちょっと過ぎ、駐車場には15時までに戻れば良いとしていたので、まだまだ時間にはたっぷり余裕があります。安達太良界隈で一番高いのは1728mの箕輪山、二番目が1709.4mの鉄山、安達太良山は1699.7mで3番目です。暑い最中せっかく遠征して来たのですから一番高い所行っておかなければと、箕輪山を往復することにしました。 |
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鉄山の山頂直下(馬ノ背側) |
鉄山山頂 |
鉄山山頂から沼ノ平 |
鉄山の山頂で簡単にエネルギー補給して、まずは鉄山から箕輪山へのルート上に建っている鉄山避難小屋へと向かいました。この避難小屋は新しい小屋で、内部も綺麗です。夏場は水の確保が大変そうだと思いますが、雪がある時期にはとても便利に使えそうです。 |
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鉄山避難小屋、後ろは箕輪山 |
鉄山避難小屋の内部 |
避難小屋近くから箕輪山 |
鉄山避難小屋から箕輪山へは、80m下って140m登り上がります。
鞍部周辺の登山道は刈払いが行なわれておらず笹などが被さったりしてとても歩き辛くなっています。ルートそのものはトレールが深くえぐれているので、足元を注意深く確認しながら歩けば、外して道に迷うことはなさそうに思われますが、こうした場所に慣れていない人はこのルートを避けた方が無難だと思います。 |
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道が見えなくなっている |
深くえぐれた道に枝葉が被っている |
枝葉が被ってきている |
箕輪山の登山道は最高標高点の位置から100m程西側を通過しています。山頂の広場から標高点に向かって薄い踏み跡が入っています。踏み跡を辿って行くと岩の上の這松がこんもりした所がどうやら最高標高点のようです。 |
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箕輪山の山頂直下 |
この辺が最高標高点のようです |
箕輪山山頂から鉄山、避難小屋方面 |
くろがね小屋から駐車場に下る林道で出会ったお姉さん(?)から、とてもめずらしい蝶がいるよ、アサギマダラだよ、と教わり写真に撮りました。
家に帰ってから調べたら、フジバカマの花が好きな蝶とのこと。
とてもきれいなまだら模様をしているので、羽根を開いている所を撮りたかったのですが、この蝶せわしく動くので、残念ながら羽根が開いた所は撮れませんでした。 |
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アサギマダラ1 |
アサギマダラ2 |
アサギマダラ3 |
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