会山行紀行文 2020年
12/01(日)-12/02(月)
晴れ
(ばんだいさん)
磐梯山と沼ノ平、銅沼

1816m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
単独
(男性1名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
八方台登山口(7:10)…中ノ湯(7:35)…弘法清水(8:30)…磐梯山(8:50-9:10)…弘法清水(9:25)…沼ノ平、猪苗代コース、渋谷コース散策(9:35-11:25)
…お花畑分岐(11:35)…裏磐梯コース分岐(12:15)…銅沼(あかぬま 12:50-13:05)…裏磐梯コース分岐(13:35)…中ノ湯(13:40)
…八方台登山口(14:05)
≪紀行文≫
〜〜〜山頂だけでなく沼巡りも〜〜〜

 今年初めての県境越えは磐梯山行きでした。
 コロナ禍の中で変化したのは、スーパーなどに買い物に行く時マスクを着用していることぐらいと思っていましたが、半年過ぎてようやく県境を
越えるなんて、それなりに行動を自粛していたんだなぁと今更ながらに感じ入りました。
 梅雨時の貴重な晴れ間とは言え、いかにビッグネームの磐梯山と言えども、月曜日、時節柄もあって人出は限られるだろうとたかをくくって出かけたのですが、楽山会の方ともすれ違うなど、たくさんの人出でびっくりでした。
 山頂付近でぐずぐずしていると渋滞に巻き込まれかねないと思い、そそくさと登って、沼ノ平方面や銅沼(あかぬま)をゆっくりぶらぶら散策しました。

 中ノ湯までの道は幅広く緩やかです。中ノ湯が近くなるとゴロ石が出て、多少歩き辛くなります。ぷ〜んと硫黄のにおいが漂ってくると、前方が広く開けて中ノ湯に到着です。
八方台登山口 広く緩やかな道 中ノ湯

 中ノ湯を過ぎると道幅は狭くなり、傾斜も急で、登山道らしい道になります。弘法清水が近づくとお花もちらほら目に付くようになります。
 この登山コースはずーっと灌木に囲まれていて全く見晴らしはありません。弘法清水に到着するとようやく磐梯山の山頂部が見えました。
中ノ湯から先の道 お花がちらほら 弘法清水の休息小屋
弘法清水から磐梯山山頂部 磐梯山山頂への道 登り途中からの磐梯山山頂部

 山頂への道も灌木に囲まれているのですが、所々に灌木を切り払った箇所があり、下方を眺めることが出来ます。
登り途中から沼ノ平 登り途中から桧原湖方面 磐梯山山頂です

 空は晴れているのですが、遠方は少しもやっていました。山頂には赤とんぼが沢山舞っていました。おかげで吸血昆虫がいなくて助かりました。
磐梯山山頂から猪苗代湖 磐梯山山頂から沼ノ平、櫛ヶ峰 赤とんぼがちょっと羽根休め

 弘法清水に戻り、沼ノ平に向かいました。弘法清水から櫛ヶ峰にかけて、山肌はガレた荒々しい様相を呈しています。
裏磐梯コース、川上コース、渋谷コース、猪苗代コースを登れば当然見る風景ですが、櫛ヶ峰と磐梯山との鞍部周辺は360°素晴らしい景観に囲まれています。
櫛ヶ峰との鞍部付近からのガレ場 櫛ヶ峰との鞍部付近からのガレ場 櫛ヶ峰との鞍部付近から銅沼、桧原湖

 沼ノ平ではまずは猪苗代コースをぶらぶら歩きました。登山道の両脇には沼があるのですが、灌木に覆われていてまともに見ることは出来ませんでした。
 灌木の中の“沼ノ平”の碑  沼をなんとか覗き見ました  沼ノ平(猪苗代コース)から磐梯山

 猪苗代コースに次いで渋谷コースに移動しました。渋谷コースでは池を間近に見ることが出来ました。
 沼ノ平(渋谷コース)の大きな沼  沼ノ平(渋谷コース)の小さな沼  沼ノ平(渋谷コース)から磐梯山

 沼ノ平(渋谷コース)の沼の周辺に咲いていた花。

 沼の平からは弘法清水に戻らず、お花畑を経由して八方台からの登山道に出て下りました。
 お花畑の道  お花  お花畑から磐梯山

 最後の締めくくりに銅沼(あかぬま)から磐梯山を眺めました。

 中ノ湯の少し手前から裏磐梯コースに向かう道を進んで銅沼に行きました。

 当初はえぐれた急な道ですが、暫く進むと緩やかな歩き易い道になります。
 銅沼の南側 銅沼