会山行紀行文 2020年
7/13(月)
曇り後晴れ
(いっさいきょうざん・かまぬま・あづまこふじ)
一切経山・鎌沼・吾妻小富士

1949m       1707m  
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅(5:30)=浄土平駐車場(8:20-8:35)…酸ガ平小屋(9:25-9:35)…一切経山(10:05-10:50)…酸ガ平小屋(11:20)…鎌沼…姥ヶ原
…浄土平駐車場(12:55)…吾妻小富士(13:20)…浄土平駐車場(13:45-13:55)=自宅(16:40)
≪紀行文≫
〜〜〜突然の行先変更は大正解だった〜〜〜

 長雨で2週間以上山とは縁が無かったが、今日は天気予報で昼間は晴れるとの予想で、急遽安達太良山沼尻コースに行こうと出発。
 しかし、登山口手前の沼尻スキー場で通行止めの立て札。近くのホテルで聞くもいかない方が良いと言われ意気消沈。
 ならば近くの山にと地図を広げ検討し一切経山に変更した。

 物凄い濃霧の中車を走らせ登山口の浄土平へ、駐車場は閑散としていた。

 準備を済ませ、ビジターセンタ脇の木道から登山を開始した。
今回歩いたコース(クリックで拡大) 浄土平駐車場 浄土平湿原の木道からスタート

 しばらく浄土平の木道を歩き、やがて道標に従い登山道へ、さほど急坂ではないが登りが続く。
 やがて登りも緩やかになると酸が平の分岐点へ、そこを右に曲がり進むと酸が平小屋に着く。しばし休憩。
湿原から離れ登山道に入る 酸ガ平分岐 酸ガ平小屋

 小屋を出発するとやや急なガレ場が続く。やがて登り切ったとところに旧登山道と分岐路があり振り返ると酸が平とその向こうに鎌沼が望めた。
 後は穏やかな登りを進むが、何となく北アルプスの何処かの稜線を歩いている雰囲気。
小屋を過ぎるとガレ場の登り 登り切り振り返ると鎌沼が 山頂に続く穏やかなガレ場道

 ガレ場を登りきると広い山頂に到着。
 早速お目当ての“魔女の瞳”を見るため少し先に進む。少し薄いガスがかかっていたが、待てば何とかで、ランチを頂きながら待つこと僅か。
 お目当ての“魔女の瞳”が姿を現してくれた。
一切経山山頂(完全にガスは消えました) 魔女の瞳(五色沼)を見ながらランチ休憩

 ゆったりとした休憩タイムを過ごした後、下山開始。
 次は鎌沼に、降りきった酸が平から振り返るととても美しい光景で楽しませてくれた。
鎌沼に向かって下山 酸が平から一切経山方向を振り返る

 ゆったりと景色を楽しみながら木道を進むと、鎌沼。
 鎌沼の木道脇には様々な花が咲き、広い展望と足元の花々、贅沢な木道歩きとなった。
鎌沼到着 鎌沼の木道とコバイケイソウ 鎌沼湖畔から一切経山を観ながら休憩

 やがて、鎌沼の木道が切れる頃姥ヶ原に着く。ここから浄土平までの下りはお世辞にも良い道は言えない。
 ただ、途中の展望はしばし足を停めさせてくれる。
姥ヶ原 この後登る吾妻小富士 浄土平に向かう途中から観る噴火口

 浄土平まで降り、リュックを車に入れ、空荷で吾妻小富士に向かった。
 ここは観光地にもなっているので殆どの方が軽装。しかし、登り切ったところから、火口周回路に入る人は殆ど居なかった。
 素晴らしい展望を楽しみながら火口を周回し、浄土平に戻った。
吾妻小富士登山口 吾妻小富士火口 火口周回中に観た一切経山

 突然の変更ではあったが素晴らしい展望と花々に恵まれた山遊びを堪能することが出来た。

≪今回出逢えた花々の一部≫