≪紀行文≫ |
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〜〜〜粟ヶ岳のヒメサユリが咲く時期は例年通りだった〜〜〜 |
この時期に粟ヶ岳に行くと言えば、お目当てはヒメサユリです。例年では20日過ぎに行っているのですが、今年は雪消えが早そうだったので少し早目に行ってみました。
でも今年のヒメサユリは変でした。ヒメサユリの回廊が始まる8合目周辺にはごく稀にしかヒメサユリに花が付いていません。時期が早すぎたならツボミが付いているはず、時期が遅かったのであればしおれた花がらが残っているはずです、本来花やツボミが付いているはずの枝先には何もありません。
10日ほど前に登った人の話では、ツボミが多いが綺麗に咲いているとの話でした。考えられることは、摘み取られて持ち去られたか、食べられたかです。どうしちゃったのでしょうか?
9合目からは普通にヒメサユリが咲いていました。ツボミが多く、3分から4分咲きといったところで、例年通り20日過ぎから月末まで楽しめそうな感じでした。 |
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登山口の第二貯水池 |
3合目・ベンチ場 |
大栃平から粟庭の頭、砥沢の頭 |
粟ヶ岳の難所は大栃平と6合目の粟庭の頭の間の梯子場と鎖場越えです。
粟庭の頭は大栃平方向から見るよりも粟ヶ岳ヒュッテ方向から見る方が迫力があります。
ちなみに梯子場は2合目からベンチ場の間で2箇所、大栃平から粟庭の頭間で4箇所、粟庭の頭から粟ヶ岳ヒュッテ間で2箇所です。 |
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梯子場(3箇所連続) |
鎖場 |
粟庭の頭を振返る |
7合目の砥沢の頭に立つ粟ヶ岳ヒュッテに向かう登山道の両脇はツツジが真っ盛りでした。
ヒュッテの軒下には3輪とささやかですがヒメサユリが咲いて出迎えてくれました。私の場合、今どきはヒュッテに入ったりすることは無いのですが、冬場にはとても心強い存在です。 |
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ツツジが真っ盛り |
粟ヶ岳ヒュッテ |
ヒメサユリがお出迎え |
8合目周辺のヒメサユリにはほとんどの株に花も花がらもツボミもありません。千切りとられたような感じです。数は少ないのですが、千切りとられた花の一部が残っている株もありました。 |
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花が無くなっている株 |
花の一部が残っている株1 |
花の一部が残っている株2 |
9合目の北峰に上がると例年と変わらずにヒメサユリが咲いていました。どの株にも、花もツボミもしっかりついています。いつもの年と違うところを言えば、いつもは20日過ぎに来ていたところを今年は少し早目に来ていて、その分ツボミが多いなという点です。 |
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登山道のサイドにはヒメサユリの他にもいろんな花が咲いていました。 |
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ドウダンその1 |
ドウダンその2 |
ナナカマド |
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名残のイワカガミ |
ユキザサ |
一番奇麗だと思ったツツジ |
中岳を過ぎるとツボミが多く、花が咲いているヒメサユリはぐっと少なくなります。
粟ヶ岳山頂脇のヒメサユリは私のバロメーターで、20日過ぎに来た時にはいつも6〜7割ほどが咲いているのですが、今年は未だ一輪も咲いていませんでした。結局粟ヶ岳のヒメサユリが咲く時期は例年通りだったようです。
この日出会った方々は、男性3名、女性4名で、5名が単独で6組7名でした。単独の多さはやっぱりコロナの関係でしょうか。(おわり) |
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中岳から粟ヶ岳本峰 |
山頂脇のヒメサユリ |
粟ヶ岳山頂 |
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