会山行紀行文 2020年
6/13(土)
曇り一時小雨
(たもぎやま)
頼母木山

1730m
参加者 (紀行文) 2232 S/K
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
奥胎内ヒュッテ(5:50)…足の松尾根登山口(6:30)…姫子の峰(7:20)…水場分岐(8:25)…大石山分岐(9:30)…頼母木小屋(10:10)
…頼母木山(10:25-10:45)…頼母木小屋(10:55-11:50)…大石山分岐(12:20)…足の松尾根登山口(14:30)…奥胎内ヒュッテ(15:30)
≪紀行文≫
~~~ハクサンイチゲを始めとして沢山のお花に出逢うことができた楽しい山行でした~~~

 例年、奥胎内ヒュッテ迄の県道が開通する6月最初の土日は、毎年ハクサンイチゲが見頃を迎えます。毎年これを楽しみにしていましたが今年は所用で行けませんでした。まだ間に合うだろうと、一週遅れで頼母木山に登ってきました。ハクサンイチゲは少し盛りを過ぎたようですが、まだまだ十分に楽しむ事が出来ました。
6:30 登山口着、2年ぶりです ヒドノ峰辺り、白花は珍しい? 水場分岐右手斜面に今年も咲いていました
9:30 大石山分岐からの朳差岳 頼母木方面、
斜面手前がお花で白く期待感が膨らみます
この景色が見たくて登りました

 頼母木山頂では、情報通りイイデリンドウを見つけましたが、曇り空の為か残念ながら花弁は開いていませんでした。その代わりに、頼母木山から地神方面に少し降りたところで、ウスユキソウを見つけました。思いがけずに出合ったのでビックリで、嬉しさも倍増です。ヒメサユリは、姫子の峰で開花していましたが、稜線ではあと1~2週間でしょうか。
10:25 頼母木山頂着 見つけました!一輪だけ!
残念ながら開いていません
地神方面、こちらはまだ元気です
思いがけずに、出合えました。嬉しさ倍増、元気をもらいました。 この花が一番元気が良さそうです

 お昼は小屋に戻って朳差岳を眺めながら頂きました。朳差岳の隣に、尖がった光兎山、3ピークの鷲ヶ巣山、すぐ手前に大境山と枯松山、遠くに朝日連峰と更に奥に月山が微かに見えました。残念ながら鳥海山は良く判りません。小屋の裏側からは、二王子から赤津山に至る稜線とその奥に粟ヶ岳と白山。蒜場山は少し雲がかかっていました。

今年もハクサンイチゲを始めとして沢山のお花に出逢うことができた楽しい山行でした。
赤津山の奥に、粟と白山 朳を眺めながら至福の時間です 今日の花びらは、透けていませんでした

≪追伸≫
・新型コロナウィルスに関連して、5/25に、山岳四団体から出されていた山岳スポーツ活動の自粛要請は解除されましたが、これまで通りの山行はまだ難しいようです。
・「飯豊朝日連峰の登山者情報」に、山岳医療救助機構が掲載している「登山再開に向けた知識」が掲載されています。これからの登山の参考になる点が沢山あると思いますので、まだ読まれていない方は一読をお勧めいたします。