会山行紀行文 2020年
6/9(水)
晴れ
(むれやま)
牟礼山

616m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
単独
(男性1名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
送電線保守用道入口(9:20)…尾根取付点(9:50)…登山道合流点(10:55)…牟礼山(11:15-11:35)…送電線保守用道分岐(12:15)
…59号鉄塔(12:25)…58号鉄塔(13:10)…尾根取付点(13:25)…送電線保守用道入口(13:50)
≪紀行文≫
〜〜〜送電線保守道を使って登りました〜〜〜

 胎内スキー場の前から新宮橋を渡って牟礼山の登山口に向かって走って行ったら、波石に下る入口の20mほど先に通行止めのゲートが設置されていました。“工事関係者以外立ち入り禁止”と書かれています。車だけではなく、人も駄目となっていました。
 道路脇に車が1台留まっていたので、多分歩いて行ったんだろうなと思いました。私も歩いて行こうかなとの思いが一瞬浮かびましたが、コロナ禍が冷めやらぬ時に禁を犯して、万が一何かあってはた迷惑なことになったら、たいへんな顰蹙を買うことになると思い留まりました。
 胎内一帯は厳冬期の遊び場としてかつては頻繁に訪れていた場所、周辺の山々の勝手も分かっています。胎内川方面から送電線の保守用道を使って登ることにしました。

 胎内スキー場前に戻り、奥胎内方面に向かいました。菅平橋を渡って二つ目の赤い橋(あかまつざわばし)の袂、道路左側に送電線保守用道の入口があります。
牟礼山に向かう道路は通行禁止 送電線保守用道入口付近 送電線保守用道入口

 送電線保守用道は最初は杉林の急斜面を九十九折に登って行きます。尾根に出ると送電鉄塔が建っていて、周囲が見晴らせます。
 送電線保守用道はとても良く整備されていて、送電鉄塔を越えて尾根上を延びて行きます。
杉林の斜面の送電線保守用道  尾根上の送電鉄塔 送電線保守用道は良く整備されている

 尾根上標高370m程の地点で、送電線保守用道は直角に曲がって尾根から斜面に下って行きます。牟礼山に向かうには、ここで送電線保守用度と別れて、真っ直ぐに尾根を進みます。
 尾根に入ってしばらくは踏み跡を視認できますが、やがて藪が濃くなり踏み跡も道形も視認できなくなります。しかし、この尾根は起伏が緩やかで、尾根の分岐が無い一本尾根なので、道形が視認できなくても容易にルートをキープでき、迷う心配はまずありません。それに分け易いアオキの藪が主体なので、比較的楽に歩けます。
保守用道は左へ、尾根は直進 最初は踏跡がある アオキ主体の藪

 藪の尾根には見晴らしなど何もないのですが、随所にツツジが今を盛りに咲いていました。
 尾根は標高500m地点で登山道に合流します。合流地点が近くなると尾根の傾斜はやや急になりますが、藪は薄くなり、踏跡も視認できるようになります。
 登山道に合流して山頂に向かって少し進んだら、美人が二人下ってきました。通行止めゲートの近くに駐車していた車の主だと思います。“まさか人が来るとは思わなかった”と話していましたが、お天道様はお見通し、世の中そう思い通りには行かないのです。
藪の中でもツツジは満開 合流点が近づくと踏跡も視認できます 合流点を振返りました

山頂に向けて登山道をすすむと、登山道脇にはツツジやドウダンが咲いていて目を楽しませてくれます。
登山道 ツツジ ドウダン

 山頂からは広い見晴らしが開けています。もちろん誰もいません。
牟礼山山頂 飯豊、大日?方面 関川方面

 帰りは登って来た藪尾根を通らず、送電線保守用道を通して帰ることにしました。送電線保守用道は標高380m程のところで登山道から西側に分岐します。
 登って来た尾根の登山道との合流点を越えて下ります。登山道はとても良く整備されているので、登山道を歩くこと自体が楽しめます。
 この日帰宅してからテレビで夕方の気象情報を見たら、最高気温は31℃と報じていました。登山道は木々が日差しを遮ってくれていて、風もよく通っていたので、それほど暑さは感じずに気持ちの良い登山道の歩きを楽しめました。
 登山道の様子1  登山道の様子2  登山道の様子3

 登山道を下って行くと道の真ん中に黄色い電力会社の送電鉄塔案内標識が立つT字路に出ます。送電線保守用道と登山道との分岐点です。
 下りの場合、右に行けば登山口に向かって登山道を行き、左に行けば送電線保守用道です。
 送電線の保守用道は広く、綺麗に整備されています。
 左送電線保守用道、右登山道  送電線保守用道  朝日幹線59号鉄塔

 広く整備された送電線保守用道は59号鉄塔までで、59号鉄塔の先は道形はしっかりしていますが、長い間整備の手が入っていないようです。
 59号鉄塔から58号鉄塔に向けては谷を越えるのですが、58号鉄塔側が崖になっていて、沢床から崖を登る鉄の階段が設置されていたのですが、沢床から10m程の間の階段が朽ち落ちて無くなっていました。
 私はこうした場面にも多少は慣れているので何とかよじ登りましたが、この間を通過する時には20m程のロープを携行したほうが良いと思います。
 道形はしっかり、でも未整備  階段の下場が無くなっている  急傾斜に階段が設置されている

 59号鉄塔と58号鉄塔間の谷を越え、58号鉄塔側の標高330m程のピークからはまた送電線保守用道がしっかり整備されています。
 どうやら59号鉄塔と58号鉄塔間の谷越え部分は送電線保守用道としては廃棄されている様子です。
 谷を越え、58号鉄塔を越えて進むと、牟礼山への登りの時に送電線保守用道と分かれて尾根を直進した地点に出、登って来た送電線保守用道を下りました。
 なお、藪尾根越えと送電線保守用道経由を比較すると、藪尾根越えの方が安全で、かつ体力的にも楽だと思います。(おわり)
 朝日幹線58号鉄塔  送電線保守用道、良く整備されています  左尾根登り、右送電線保守用道下り