≪紀行文≫ |
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〜〜〜蒲萄山塊南部二座をのんびり歩く〜〜〜 |
緊急事態宣言の解除が進み、6/1から近県移動が可能な状況になってきました。
最近は蒲萄山塊の山々とか村上・新発田・胎内・関川方面のメジャーでない山を楽しんでいますが、村上の蒲萄山塊は、最近日帰りで村上の新保岳・能化山、虚空蔵山と登っており、続けて今回初めて登る蒲萄山塊の南部にある鷹取山・下渡山と登った。
鷹取山への舗装された林道は、登山口手前で土砂崩れの箇所が数か所(道路は片付いていた)あり、登山口を超えた場所には法面が崩れて工事をしていたことから、林道途中に工事中の看板が何回も出ていたため、途中で交通止めになるのではと心配しながら走った。
また、林道をかなり登ったところに登山口があるが、よく見ないとわからないと書かれていたので、道路右手の何か所もある曲がり角で右手をよく見ながら運転して、ようやく見つけた。事前にその個所の道路のイメージを頭に焼き付けていかないと、見つけられないと思う。 |
【鷹取山】
鷹取山は、国土地理院地形図にも道は示されていない山なので、事前に「百山百色」、「ヤマコレ」、以前当会の会員だった「酔いどれ山ガラス」さんの情報を調べて、登山道の様子・やや藪っぽい状況が書かれており、いずれも4月頃登っている情報。今回は6月なのでかなり藪は厳しくなっていると予想した。
登る日の天気予報は夜にかなり強い雨が降り午前9時頃には曇りのち晴れの予報でした。当日はまさにその通りで、夜中に強い雨が降り、三面川手前までは晴れているのだが、蒲萄山塊から奥は曇りであった。 |
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地図 鷹取山(クリックで拡大) |
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登山口手前の待機場所Iに
携帯電話可能の標識あり |
右に分かりずらいが登山口・奥にカーブミラー |
登ってすぐに奥月山登山口標識
・道路から見えない |
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このように登山道が見えている場所もあり |
笹藪は近づかないと見えない |
細い尾根道ははっきりしている |
スパッツを付けていたが、鷹取山の藪の状況も予想通りで登山道に覆いかぶさるように最初は低い草木が薄い藪であったが、進むにつれ背の高い草木で濃い藪になってしまい、夜中の雨で露も大量についていたので、ひざ下のびしょびしょから雨に降られたように全身びしょびしょになってしまった。
その上に、蜘蛛の巣が張り巡らされていたので、途中からストックを蜘蛛の巣・露払いとして上下に振りながら歩いたので、なかなかスピードが出なかった。露払いなどが無ければ快適に登れたと思う。帰りは、さすがに露は取れていた。
藪が濃くても、近づけば道は見えるので、迷う心配はない。どうゆう訳か、帰りは2回ほど立ち止まり道を探してしまった。
途中で鷹取山頂上が見える場所で、手前の二つのピークの奥にもう一つピークがあり鷹取山頂上の反射板が見えた。 |
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登山道にイノシシ?が掘り返した |
月山神社の石祠(大正2年建立) |
月山神社の石祠から10分後に
最初のピークでロープのある急登 |
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背の高い草木で濃い藪・下を見れば登山道あり |
左に二つのピーク・
奥に鷹取山頂上の反射板が見えた |
この背の高い笹藪は刈払いあり |
頂上手前の二つのピークのアップダウンはそれほどでもなかったが、頂上手前は、急下降してコルに下り、コルに下りたら鷹取山山頂への急な登りとなり、ロープが張ってあったので、何とか登れる。
誰かが整備しているようで、背の高さの笹藪で刈払いがされており、何か所かにロープが張ってあった。 |
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先に見えるピークが頂上か? |
急下降してコルに下る・下が見えない |
藪の下に下りのロープがあった |
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激下りで、ロープを使う(下の少し左に見える) |
コルに下りたら鷹取山山頂への急な登り |
頂上から見た最後の登り・下が見えない |
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頂上到着 |
頂上の反射板・右に三角点あり |
登山口到着 |
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【下渡山】
下渡山は、蒲萄山塊最南端で村上市街を眺める展望台になり、地元の幼稚園児も登る市民ハイキングの山だそうだが、意外にロープ付の急登で、一気に登れない。
しかし、快晴の中、山頂からの村上市のシンボル臥牛山、遠くに朴坂山・高坪山・櫛形山脈や市街地が一望出来て気持ち良かった。
帰りは周回したが、こちらの方が登山道が緩やかであった。 |
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地図 下渡山(クリックで拡大) |
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三面川の下渡大橋から見た下渡山 |
県道583号線から下渡部落への入口の看板 |
下渡山登山道入り口標識 |
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ほぼ最初からこのようなやや急登でロープあり |
しばらく急登が続く |
緩やかになりもうすぐ頂上 |
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下渡山頂上到着 |
山頂標識 |
三角点 |
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村上市のシンボル臥牛山・奥に朴坂山・高坪山 |
市街地が一望 |
見たこともない蝶が飛んでいた |
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登りの反対の周回下山口 |
頂上直下は急な下り |
その後は緩い下り |
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やはり道は薄い |
突然畑に出た |
右に下渡部落へ |
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道路から下渡山 |
下渡部落を通って |
登山口に到着 |