≪紀行文≫ |
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〜〜〜薮を掻き分け登りました〜〜〜 |
かつて不動尊の裏手の尾根から藪を分けて行ったことのある旧朝日村、現村上市の山。
女滝から流れてくる沢を越えると、右手の尾根に上がる道があり、山頂手前の鞍部に出れると聞いてはいました。十数年前は脚力があり、道を探してうろうろするなど面倒くさい、所詮山は陸続き、上に上がって行けばいいのでしょうという感じで、どこの山にも登っていました。今は到底そんな風に思えるほどの力などある訳も無いので、今回は昔小耳にはさんだ道から行ってみました。
狭い林道に不安を感じながらも林道の終点まで車を突っ込み、布曳の滝、不動堂、女滝を散策してから、登山道に向かいました。 |
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林道終点、右手は布曳の滝、橋渡れば女滝 |
橋から林道終点部を見る、正面は不動堂へ |
不動堂の登り口、正面が銘木の大杉 |
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不動堂、良く手入れがされています |
布曳の滝 |
女滝 |
橋からまっすぐ進み、女滝から流れてくる沢を渡り、尾根の真上に立つと道形が見出せます。道形は薄いのですが、丁寧に九十九折に付けられています。 |
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女滝から流れ下る沢を渡り尾根へ |
杉林の中の道形は薄いです |
道は九十九折に付けられています |
道は主稜の尾根に向かって登って行きますが、途中標高230m程の地点で西側に進んで谷を越えて尾根を乗り換えます。標高280m程の地点で突然北側が開けます。まだかなり距離がありますが、三額山が良く見えます。
この地点から道は主尾根から100m程下場をへつって進んで行きます。しかし、進むにつれて斜面が崩壊し、道形が無くなっている個所が出てきます。
先に進めば斜面の崩壊が収まり、道形も復活するのではと期待してしばらく進んでみましたが、状況は一向に良くなりませんでした。このまま進めば行程が捗らず、危険でもあるのでへつり道が始まった地点まで引き返しました。 |
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標高280m程の地点、真ん中が三額山 |
斜面が崩壊しています |
引き返し点の様子 |
北側が開けていた地点、へつり道が始まった地点から尾根筋を登って主尾根に向かいました。尾根には道形と思しき形跡があり、かなり古いものですがナタ目も散見されます。
主尾根が近づくと尾根は斜面状に広くなり、道形は見いだせなくなりました。でも藪は薄くあまり歩く障害にはならず、さほど苦労することなく歩けます。 |
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主尾根に向かう尾根の取り付き点 |
主尾根近くの尾根、ツバキとアオキの藪 |
主尾根近くの尾根、細い灌木 |
標高380m程の地点で主尾根に出ました。主尾根には道形があるだろうと期待していたのですが、乗った地点の周辺はアオキの藪で、道形は見出せませんでした。地上70cm程の枝上には先客がくつろいでいました。
100m程進んで藪がアオキから細い灌木に変わると道形が現れました。以降、消える箇所もたまにありましたが、総じて道形が山頂までついていました。 |
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主尾根に乗った地点 |
木の枝に先客が |
少し先に進むと道形が出ました |
崩壊した斜面をへつっている時は緊張し、意識を歩くことだけに集中していましたが、主尾根に乗り、道形が拾えるようになるとすっかりくつろいだ気分で歩けます。
尾根はツツジやオオカメノキの花が真っ盛りでした。谷間に目をやれば淡い若草色が目の奥まで癒してくれます。 |
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尾根のツツジとオオカメノキ1 |
尾根のツツジとオオカメノキ2 |
若草色の谷間 |
気持ちに余裕が出きるといろんなものが目に入ってきます。登る尾根左側には枝越しに虚空蔵山が見えます。
尾根脇のブナのこぶが人の顔のように見えました。ツバキの花は、下場では花びらが茶色くちじんでいましたが、山頂近くでは今盛りのように咲いています。 |
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尾根から枝越しに虚空蔵山 |
ブナのこぶ、人の顔に見えます |
山頂近く、尾根のツバキ |
山頂部に山頂と思しきこんもりが7〜8m程の間隔で2か所ありました。どちらが山頂か判別がつかないので、とりあえず2か所の上に立っておきました。
山頂部の周りは灌木に囲まれています。灌木の葉がかなり出て来ているので周囲が遮られ、山頂からの見晴らしはありません。 |
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山頂直下から山頂部の様子 |
山頂その1 |
山頂その2 |
帰りは主尾根から登って来た道に下らずに、主尾根を通して下りました。標高380mほどの地点から先には道形がほとんど見出せませんでしたが、藪は細い灌木藪で、しかも下り行程なのでさして苦労なく進めました。
標高300m程の地点からは枝越しに三額山が見えていました。また、標高300mから下場には尾根上にツツジが群生していて、ツツジをかき分けながら下りました。 |
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標高380mより下場の尾根 |
標高300m程の尾根から三額山 |
尾根上のツツジ |
最後に、もしかして三額山に登ろうと思っている方に一言。
板屋越集落の多岐神社から先の林道は道幅がとても狭く、また車を寄せれる個所もほとんどありません。
車幅が広い車は脇をする危険がありますし、対向車があるとすれ違いが大騒ぎになります。
多岐神社から林道の終点までは1.3qとそれほど距離がある訳では無いので、多岐神社のスペースに車を置いて林道を歩いた方が無難だと思います。 |
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林道を走る車の様子 |
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