会山行紀行文 2020年
4/29(水)
晴れ後曇り
(しりだてやま)
アオネバ渓谷〜尻立山

940m(尻立山)
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性1名・女性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
アオネバ登山口駐車場(8:23)…アオネバ渓谷登山口(8:31)…落合(9:05)…ユブ(9:23)…アオネバ十字路(10:30)
…金北山縦走路入口(10:55)…ドンデン山荘(11:24)…尻立山12:01…金北山縦走路入口12:40…アオネバ十字路(12:55−13:30)
…落合(14:15)…アオネバ登山口(14:43)…駐車場(14:49)
≪紀行文≫
〜〜〜シラネアオイが見事でした〜〜〜

 緊急事態宣言が新潟県を含む全国に出ていますが県外や県を跨いでのお出かけは自粛と言うことですので県内の佐渡はいいかなと思い佐渡へ帰省しました。帰省先は義弟の持ち家で今は人の住んでいない小佐渡の山の中です。周りには家などない無い一軒家で近くには三角点も有り家の前のピークは標高は302mで家は295m位あり高立山より高いです。
 今は人が住んでいないので電話は通じず又携帯も圏外で人との交流は有りません。此処に居れば人に会うことも無くコロナの心配も少ないです。3日ほど山菜採りなどして居ましたが退屈でアオネバ渓谷にシラネアオイが咲いたか見たくて出かけてきました。

 ドンデン山荘迄の県道81号線通行出来るとの事でしたが登山口手前でゲートは閉まっていて登山者用の駐車場に車を停め此処より歩き出します。登山口すぐ先でイワカガミが咲きだして居て綺麗、その先ニリンソウの群生が白いじゅうたんみたいで綺麗です。お目当てのシラネアオイは早くから咲いたのでしょうくたびれて居ましたが落合から先ユブまでの登山道脇には綺麗なシラネアオイが見られました。
小佐渡の山の中の1軒屋(標高295m位) 近くに有る4等三角点(標高298m) ドンデン山荘への県道はゲートが閉まっています
アオネバ渓谷入口 歩き出すとすぐイワカガミの群生が ニリンソウ咲く登山道
小川を越えて 待望のシラネアオイが出て来ました シラネアオイを踏みそう

 ユブを過ぎるとシラネアオイは蕾が多くその代わり雪割草やカタクリが未だ咲いて居て目を楽しませてくれます。
 アオネバ十字路を過ぎると残雪も少し有り雪の上を歩く事も出来ました。
 金北山縦走入口より県道をドンデンさ山荘まで歩きます。今日は佐渡地方強風注意報が出ていて車道歩きは風が強く難儀します。風が強いとドンデン高原は何も遮るものが無く、ドンデン池や論天山までは無理かもしれません。
 ドンデン山荘に着くと車が何台か有ります。8:30分頃はゲートが閉まっていたのにその後開いたのでしょうか?風の強い山荘前には何人かが居ましたが登山者でなく又コロナの影響でしょう人が少ないです。
ユブを通過 雪割草も未だ咲いて居ました カタクリも
残雪の上を カタクリと雪割草 ドンデン山荘 人が少ないです

 山荘よりのドンデン高原への登山道は灌木の中で残雪が有り雪を踏み抜き歩き辛いですが少ない距離ですので辛抱します。風が強いので灌木の風の来ない所で行動食を食べ霧立山を越します。霧立山には三角点も有り電波塔かアンテナも有ります。
 残雪がまた出てきてその先は尻立山へ続づく草原で風を遮るものが無く体が飛ばされそうです。残雪を越え尻立山は猛烈な風でこの先ドンデン池や論天山へ行くのは大変です。女房を見ると今にも泣き出しそうなので無理はしないで県道に出て金北山縦走路へ入ることにしました。
 ドンデン高原のアマナやキジムシロを見たかったのですが残念です。アオネバ十字路の風の来ない所で遅い昼ご飯を食べ此処より先は風も無いので綺麗に咲いたカタクリや今が見頃のシラネアオイを見ながら下山しました。
猛烈な風が吹く中を尻立山へ 残雪のすぐ先が尻立山 雪の残る金北山
 霧立山を振り返る  猛烈な風吹く尻高山 ドンデン高原 真ん中に池が見えます

 ゲートまで来ると朝閉まっていたゲートは開いて居ました。
 不要不急の外出は自粛しなければいけないのでしょうが山が恋しく出掛けてしまいました。(おわり)   
 強風で池や論天山を諦め県道へ  アオネバ十字路 此処で遅い昼ご飯  朝閉まっていたゲートが開いて居ます