会山行紀行文 2020年
1/25(土)
晴れ
(まつだいらやま)
松平山

954m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
単独
(男性1名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
松平山登山口(7:45)…山葵山(9:10)…松平山(10:30-10:55)…山葵山(12:00)…松平山登山口(13:00)
≪紀行文≫
〜〜〜今年は雪が無いので、普通に松平山の登山口から登りました〜〜〜

 前日24日には会山行「棒目貫雪中トレック」を実施したのですが、雪は無く、おまけに午後からは雨に降られ、早々に行程を打ち切らざるを得なかったので、食い足りない気分のまま帰宅しました。幸い会山行の翌日は好天との天気予報だったので、このもやもやを打ち消すために、人が居らず静かに歩けるだろうと思い、松平山に行きました。
 冬場のルートは五頭連峰少年自然の家裏手の尾根に上がって、尾根伝いに山葵山に行くルートを採るのですが、今年は雪が無いので、普通に松平山の登山口から登りました。
 なお、松平山登山口に至る林道は五頭連峰少年自然の家の先、安野川を越える橋を渡った所に簡易なゲートが設置されていて、雪はかけらも無いのですが12月23日以降「積雪のため通行禁止」となっています。ゲートから松平山の登山口までは1q弱です。
松平山登山口  振り返っても林道に雪はありません 橋もしっかりしています

 雪が目につきだしたのは4合目からです。4合目と5合目の中ほどでワカンを着けました。雪の深さはさほどではないのですが、モナカ雪で脚を
乗せても硬いのですが、体重をかけるとバリンズボッと脚が潜り、イライラしてしまいます。ワカンを着けると足の潜りは5、6歩に一歩ほどに軽減さ
れました。                   
4合目、雪が目につきだしました ワカンを着けました 山葵山直下

 松平山の6合目は山葵山です。
 雪は少ないです。通常であれば山葵山の山頂部は雪で覆われて禿げ頭の如くになっています。もし、通常の冬尾根ルートを登っていたら藪が多くてかなり苦労していたと思います。
山葵山山頂 山葵山山頂から海側を見下ろす 松平山方向、松平山は峰の奥で見えません

 松平山の登山道は尾根下をトラバースするように付けられています。トラバース道は冬期には雪に埋もれてただの斜面になるので、冬季は登山道を歩かず、尾根を通して歩きます。しかし、今は雪が少なく尾根上は灌木が邪魔で歩きにくい状態なので、しかたなく登山道跡を辿って歩きました。
 登山道跡は雪を被り斜面状になっているので雪が無い時期よりも格段に歩きにくくなっています。
ワカン跡を振返る 登山道跡は斜面状 尾根途中から、遠方にドーム状の金鉢山

 8合目過ぎた尾根上にウサギの足跡が沢山ありました。中には今しがた通ったと思しき肉球の後も分かる真新しい足跡もあります。
 また小さくてかわいらしい足跡、ウサギの足跡とは違っています。何の足跡でしょうか。
兎たちの足跡  真新しい兎の足跡 何の足跡?小さくてかわいい足跡です

 8合目を越えて9合目の手前に至っても松平山の山頂は見えません。今度こそと峰を越えても、山頂はいつまでも前方の峰の奥に隠れてたままです。                    
前方の峰に行けば山頂が見えるかな この峰の裏側に山頂があるか 山頂を見ぬまま9合目です

 9合目を過ぎて少し歩いて傾斜が緩くなったら、前方に白く禿げ上がったような部分がチラリと見えました。ようやく松平山の山頂が見えました。
何度も何度も人をだましてくれましたね、と言う感じです。
 前方奥、松平山の山頂です  このブッシュ帯を越えれば山頂です  山頂直下

 雪が少ないので、山頂には標識が出ています。
 松平山山頂部
 松平山山頂  松平山から五頭山