会山行紀行文 2020年
2/29(土)
曇り後晴れ
(たほうざん)
多宝山

634m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−9 グレード:C 32名
 担当リーダー 2070 S/F (男性11名・女性21名) (写真)2097T/Y 2070S/F
≪コースタイム≫
各出発地点=丸小山公園(8:15-8:20)…天神山(9:20)…石瀬峠(9:35)…多宝山(11:00-11:40)…松ヶ岳(13:40)…丸小山公園(14:15 解散)
≪紀行文≫
〜〜〜季節外れの暖かい陽射しを浴びて〜〜〜
 この山行は一昨年、昨年に続き3年連続で実施。

 一昨年は大雪で丸子山公園に駐車できず、スカイライン入口から入った。また山頂での昼食も吹雪で叶わず直下で風を避けて摂った。

  昨年は穏やかな天気に恵まれたが上部には凍った残雪があり一部アイゼン装着となった。

 そして、今年は不安定な気候で前日まで天気予報がコロコロ変わり気を揉ませてくれたが、何とか薄曇りながらも降雨は無いとの予報で一安心。

 集合場所の丸子山公園には集合時間よりかなり早いうちからメンバーが集まり始め、集合時間にはメンバー全員準備が整っていた。

 出発前に今山行に関する注意事項を説明し、公園の奥にある登山口に向け出発となった。
 今回歩いたコース(クリックで拡大)
早々に集合し登山準備 出発前にリーダーより説明(T/Y) 丸子山公園を後に出発(T/Y)

 丸子山公園からはいきなりの急登で、最初のピークに上がるころにはお色直しが必要となった。
 その後、一旦林道に降り、天神山入口と書かれた登山口から登り返しとなる。
 一登りすると展望の開けた“物見台”に到着。ここからは粟ヶ岳や白山、守門が良く見渡せた。
最初のピークでお色直し 天神山への入口 展望の良い物見台で休憩(T/Y)

 物見山からは希望者のみで“瓢箪池”や“武者溜まり”見学ルートを歩き、歩き辛い山頂直下の急登をロープをつかみながら登り、“天神山”山頂に到着した。山頂から真っ白に光る飯豊や二王子、五頭が良く見えた。
瓢箪池を過ぎた登り 天神山山頂直下の急登(T/Y) 天神山山頂到着(T/Y)

 天神山から一旦“石瀬峠”に降り、休むことなく急登を登り返す。
 しばらくは小さな急登を幾つか歩くことになる。やがて通称夏道分岐に、残雪期は冬道を直進するのだが今回は残雪が無いので正規ルートの夏道を選択し進んだ。
石瀬峠通過(T/Y) 急坂の繰り返し(T/Y) 楽山会は正規道(通称夏道)を進む(T/Y)

 多少骨のある尾根道を登っていくと、昔工事車両が通ったと思われる分岐点に出る。
 ここまでくれば山頂まであと10分前後で山頂に着けるが、直下にはややきつい急登が待っている。
 急登をひと踏ん張りすると展望の開けた山頂に到着。
作業道分岐(T/Y) 山頂直下の急登(T/Y) 多宝山山頂に到着(T/Y)

 山頂に到着するの待っていたかのように陽射しが差し、暖かい昼食休憩となった。
 また山頂からは北側の飯豊から二王子、五頭、菅名、白山、粟、浅草、駒、弥彦、米山、妙高等々の山々を望むことが出来る。
暖かい陽射しを浴びて昼食休憩
弥彦の向こうに米山や妙高が  山頂で集合写真

 山頂での休憩を楽しんだ後、石瀬峠まで往路を下山した。
 登りに難儀した急登は下り時雪解けでぬかるみとても滑りやすく慎重に降りた。
下山開始(T/Y) 滑りそうな急坂を慎重に降りる 無事石瀬峠まで降りる(T/Y)

 石瀬峠からは明神山と松ヶ岳の分岐まで登り返し、後は比較的な楽な登山道を進み松ヶ岳に向かう。
 多少のアップダウンを繰り返すが、今日最後の急登を登ると松ヶ岳となる。
松ヶ岳への分岐点 静かで穏やかな道を進む 松ヶ岳山頂直下の急登(T/Y)

 松ヶ岳も冬季は木々の葉が落ちとても展望が良い。
 しばし展望を楽しみ、最後の下り開始。九十九折りの山道を降りていくと下山口にある“岩室神社”の屋根が視界に入り、すぐ境内に。
 神社では今日の無事をお礼をし、登山口の丸子山公園に向かった。
 丸子山行では簡単な終礼をし解散とした。
展望の良い松ヶ岳山頂(T/Y) 下山口の岩室神社に到着(T/Y) 丸子山公園で散会の挨拶(T/Y)

 ラッキーな天気に恵まれ楽しい山歩きをすることが出来メンバーに感謝の一日でした。

≪登山道で見かけた春の兆し≫