会山行紀行文 2020年
2/29(土)
曇り後晴れ
(ごずれんぽうなかのだけ)
五頭連峰中ノ岳

915m
参加者 (紀行文) 1854 M/T
No−10 グレード:C上  23名
 担当リーダー 1854 M/T (男性10名・女性13名) (写真) 1854 M/T
≪コースタイム≫
登山口(8:00)…中の岳(11:20)…(昼食)…五頭山(13:20)…どんぐりの森(15:00)
≪紀行文≫

 連日コロナウイルスの報道が続く中、楽山会もその影響が避けられず、今日の他県への山行が1件中止になりました。
 登山道もはっきりしないこのマイナールートなら「人混み」とは縁遠いということで決行する。

 五頭本峰と菱が岳の中間にある中ノ岳に直接突き上げるこのルートは、中尾根とか、オッタリ尾根とか言われ、一部の山屋に利用されています。一般登山道ではない分、渡渉、急登、藪漕ぎ(登山道は8合目までしかありません)と野趣味たっぷりの上、今日は新雪も期待できそう。

 いきなりの渡渉から足元も危うい痩せ尾根に取り付きます。15分位は緊張の連続で、リーダーとしては最も気にしていたのですが、今日のメンバーは最強、全くの老婆心でした。

 最大の難所、腕力勝負の急登も新雪が適度にあって難なくクリアー、5合目辺りでワカンを付けました。トレースのない登りを23名ワンチーム、全員でラッセルして、ほぼ予定通り中ノ岳に到着です。

 少し下って風を避けてランチタイム。予報通りこのころから天気はドンドン好転しました。気を良くして縦走を決断します。

 快晴の下ルンルン気分で五頭山に至り、そこからはしっかりと出来ているトレースをどんぐりの森に下山しました。