≪紀行文≫ |
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〜〜〜蔵王、刈田岳への雪景色に大大感激でした〜!!〜〜〜 |
≪蔵王モンスター登山班≫
≪一日目≫
今年は暖冬で樹氷は今一と聞いてましたが、 蔵王の樹氷は見応えあり素晴らしい景色が見れるはずと参加 新潟を暗い中、20名(スキー部4名)、蔵王ライザスキ-場に向かいました。
天気は晴れ予報なのですが、風が強そうでテンクラC、晴れマークに期待します。
ライザスキー場でバスを降り、登山準備をしました。班長の点呼、リーダーの注意事項等があり、リフト乗り場に行きます。
登り始めはガスがかかり真っ白け、何とか晴れてほしい、ガス消えて〜と願いながら登ります
いつもならトドマツの樹氷も見応えあるはずですが、全くありません。暖冬なので仕方ありませんね。 |
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ゲレンデトップまで2本乗り継ぎます。 |
ゲレンデトップよりワカンを装着しました。 |
トドマツの樹氷は全くありません |
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まもなく避難小屋到着 |
真っ白、景色のない中、ひたすら登ります。 |
動いていないリフト最終駅がモンスタ−に |
刈田岳への稜線、馬の背に出ました。
柱がバリバリのエビの尻尾になっています。まるで、歯ブラシのようです。この先はどうなっているのでしょうか。
稜線に出ると、飛ばされるほでではありませんが風が強く寒くなりました。
標柱に何が書いてあるのかエビの尻尾をストックで突きますが凍り付いています。 |
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柱がバリバリのエビの尻尾に(幻想的) |
稜線は風が強く寒いです |
凍り付いた標柱 |
刈田岳頂上、1758m 刈田神社に到着、神社が雪で覆われ巨大モンスター、素晴らしい〜!!素晴らしい〜!!真っ白な雪のお菓子のような神社、こんなモンスターを観れるなんて超嬉しいです。 |
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刈田神社に到着(お菓子のような神社) |
雪山でしか観ることができない景色 |
雪の造形美.本当に美しいです。 |
寒く風もある頂上なのですが、雪で覆われた神社の境内は無風、お昼を食べました。こんな所でお昼を食べれるなんてビックリです。
昼食を食べ終わるころから視界が開け青空広がり、大雪原の最高の景色が観れヤッタ−!!とテンションUP。
頂上付近の樹氷やエビの尻尾も成長していて見応えありました。 登りでは観れなかった景色が見えて来ます。
お釜が見えるよ〜と観てみれば、エメラルドグリーンのお釜が真っ白です。
振り返る刈田岳の景色が、これまた素晴らしい!!、ずっと見ていたい景色です。
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山頂集合写真 |
お釜をバックに |
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神社で風を避けて昼食 |
もう溜まらない景色に来てよかった〜! |
お釜が見えるよ〜 |
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この縦長のモンスターはいったい何? |
真っ白な雪原歩きは溜まりません。 |
振り返ると刈田岳が、これまた素晴らしい! |
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何度も振り返ります。 |
熊野岳へ続く稜線〜ずっと歩いて行きたい〜!! |
稜線からリフト乗り場に向かいます。 |
今回はスキー部の人達も同行しているので、滑降を見せてもらい楽しみました。
スキー部のIさん、今回アイドル的存在でファンが増えましたよ。
下山はリフトに乗らないで、ゲレンデを歩きました。 |
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スキー部のIさんとスキー部の皆さん |
下山はゲレンデ歩き |
夕食タイム |
≪二日目≫
2日目は仙人沢氷瀑を観に行きました。スキ-班は別行動です。
ライザスキ-場の北側を流れる仙人沢にできる氷瀑、アイスガーデンとも言われて、アイスクライミングのゲレンデになっている人気のスポットです。
午後から雨予報、なんとか下山するまで降らないで〜と願い出発。
前日と同じように、リフトを2本乗り継いでゲレンデトップまで行きワカンを装着し登山開始です。
氷瀑までは、登山が下山、下山が登りという、いつもの逆の登山道でした。一番の難所、激下りでは踏み抜きもあり降りるのに一苦労。 |
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2本目のリフト |
高曇り、遠くの山々を観ながら歩きました。 |
ここが一番の難所 |
氷瀑まではほぼ急斜面の下り、落ちるとドボンの沢沿いの斜面のトラバ−スもしました。
仙人沢氷瀑到着。例年の半分のようですが、薄いブルーの氷瀑は豪華シャンデリアのようで圧巻です。
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沢沿いの斜面はトラバ−ス |
仙人沢氷瀑到着 |
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下山は登り |
こちらも見事です。 |
仙人沢大氷瀑 |
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予報通り、雨もポツポツ降ってきたので、早々に下山。
暖冬とはいえ冬の蔵王、刈田岳への雪景色モンスタ−、雪原歩き、仙人沢氷瀑とガスや強風で青空が広がることは滅多に無い蔵王なのに、素晴らしい景色を観ることが出来、最高の2日間でした。
企画して下さったリーダーに感謝すると共に、一緒に行けた皆さんと同じ景色を共有出来たこと大変嬉しく思っています。ありがとうございました。
家に帰り写真を見ては、暫くあの雪景色の余韻に浸っています。
追伸、帰りのバスでリーダーが2年前に快晴の蔵王に行かれたビデオを最後まで見れず残念でした。
新潟駅がもっと遠ければよかったのに〜と思ってしまいました。
≪蔵王モンスター 山スキー班≫
≪1日目≫
蔵王ライザスキー場から、刈田岳の山頂に向かって、ワカン班と一緒に出発。リフトを2つ乗り継いで、標高1446mの樹氷原地帯に到着。その地点では、雪面が硬く、つるつるしていたのですが、山頂に向かう途中の、踏まれていない雪は少しは柔らかいのではないかと期待して、スキーの裏にシールを貼り付ける作業をします。
リーダーの後にワカン班。山スキー班は、4人でその後を追いかけます。
山スキー班の隊長は、山でスキーを覚えたという、いかなる斜面でも滑り降りることができる、頼りがいのある生粋の山男です。
隊長の後に、若い頃から驚異的な体力を誇り数々の山を攻略してきたIさん、山スキー歴2年目の私、最後は、山スキー歴が長く、数々のアクシデントを乗り越えてきたSさんです。
樹氷原と言っても、あまり樹氷は形成されておらず、雪が少なく、出ている枝が多く、滑るのが大変そうな様子。夏の登山道の指導標(棒)も長く雪面から出ていたので安心して登れます。
途中、シールだけでは滑って登れない急坂でスキーアイゼンを装着し、山頂に向かいます。
御田神の雪原に出てしばらく平坦なコースが続き、避難小屋を左手に見て進みます。ガスがかかってきて、前の人とちょっと離れただけで見失いそうになるので、指導標を頼りに、なるべく離れないようについていきます。
右手に夏用のリフトが見えてきて、もうすぐ分岐だということが分かります。森林限界にさしかかり、左は熊野岳、右は刈田岳の馬の背の分岐に出ると、急な強風で、目から涙が出るほどです。指導標にも雪が凍り付いて張り付いていて、雪面がびっしりとえびの尻尾状になっています。
山頂に到着。強風は相変わらずでしたが、日が差してきて、凍り付いたお社と鳥居が神々しく輝いて見えます。お社の片隅で風を避けて急いで昼食。
昼食後、ワカン班と分かれて、分岐までシール滑走し、分岐でシールを外します。
ここで雲が消えて、太陽が現れ、お釜と熊野岳が姿を現しました。景色を満喫したら、あとはスキーを楽しむだけです。
天気の良い、御田神の雪原に向かって滑り降りるのは、爽快以外の何者でもありません。
あまり、傾斜もきつくなく、山スキー初心者の私でも、怯えることなく滑り降りることができました。途中、エコーライン上を滑りに行ったり、林の中に戻ったりしましたが、大きく道を外れることがなければ、安全に滑走して、ライザスキー場の最上部に戻ることができます。大満足の1日でした。
≪2日目≫
今日の予報は、お昼前から雨で天気は下り坂。昨日と同じルートを行けるところまで行ってみる、という方針でスキー隊のみ4人で出発。
昨日よりも雪がゆるんで、春の雪のような様子。昨日アイゼンを装着した急な斜面の手前で雨が降ってきて、ガスが立ちこめてきたので、上りはここまでという隊長の判断。数々の苦難をのりこえてきたベテランのSさんだけが、山頂まで行くことになりました。
Sさんのお話では、山頂は昨日よりも風は無く、ガスも無く、雨も降っていなかったとのことで意外でした。
15分で山頂からレストハウスまで滑り降りてきたそうです。さすがです。
3人は、林間を慎重に滑り降りて、ゲレンデを追加で1本滑り、けが無く無事に終えたことを喜び合いました。
リーダーさん、隊長さん、皆様ありがとうございました。 |
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ワカン班の後にスキー班 |
シールを外し滑走準備 |
すいすい滑る〜 |
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山スキー班集合写真 |
樹氷原を滑る〜 |
2日目の滑走は霧の中 |
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