会山行紀行文 2020年
1/24(金)
晴れのち雨
(ぼうめき)
棒目貫雪中トレック

440m(最高点)
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
No−4 グレード:C緩  24名
 担当リーダー 1861 K/Y (男性7名・女性17名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(8:00)=丸渕ワラビ園(9:50)…林道出会い(10:55)…たきがしら湿原(11:15-11:50)=新潟駅南口(13:50)
≪紀行文≫
〜〜〜雨で午後の行程は打ち切り〜〜〜

 旧上川村の棒目貫周辺は、小雪だと騒いでいる年でもこの時期には優に1mは積雪がある場所です。
 一面的なスキー場とは違い、変化に富んだ起伏の斜面を持つ丸渕ワラビ園で、登ったり、降りたり、滑ったり、転げたり各自思い思いに遊んだら楽しいだろうなと企画した山行でした。しかし、今年は異常でした。全く雪がありません。
 仕方ないので、丸渕ワラビ園でのイベントは諦めて、せめての想いで、ワラビ園を登り尾根を越えて、尾根向こうのたきがしら湿原に行き、湿原周辺を散策することに行程を変更しました。ところがところが、朝のうちは青空が広がる好天でしたが、尾根を越え、湿原に向かう林道を下る途中から雲が広がり、湿原に到着すると雨がぱらついてきました。
 湿原のレストハウスは冬季閉鎖されていますが、軒下で雨が避けられたので、雨に打たれずに昼食が摂れました。しかし、すっかりモチベーションが下がってしまい、雨中の行動などする気になれず、昼食後の行動は取り止め、本日の山行はおしまいにしました。              
丸渕ワラビ園の管理棟脇で出発準備 作業道の入口、作業道は舗装されています 青空の下、作業道を登ります

 丸渕ワラビ園の斜面は、広くて、緩い所、急な所、起伏がとても変化に富んでいます。
 見える枯草は全て枯れたワラビで、広大な斜面一面に敷き詰められています。もの凄いワラビの量です。
 丸渕ワラビ園の入場料は大人2000円、中学生1000円、小学生以下無料、開園は8:30〜11:00、開園時間内において採って持ち帰るワラビは
無制限です。                        
作業道の終点 終点に「七福の水」の表示、湧き水? 作業道終わり、枯れたワラビを踏んで進む

 作業道の終点からはワラビ園南側の尾根に上がって進みます。尾根は開けていて広く見晴らしが得られます。
ワラビ園南側の尾根 尾根は開けています 真新しいカモシカの足跡がありました

 尾根北側に広がるワラビ園を越えると、薄い踏み跡はありますが、藪がうるさくなり、歩きづらくなります。ワラビ園南側の尾根は、ワラビ園側と
たきがしら湿原側を隔てる南北に連なる尾根にT字に繋がっています。
 ワラビ園側とたきがしら湿原側を隔てる尾根にはたきがしら湿原近くから林道が上がってきています。たきがしら湿原へはこの林道を下ります。
尾根上部は藪がうるさく成ります 藪にあえぐ箇所もありました ようやく林道に抜けました、やれやれです

 林道には歩き始めに、思いのほか積雪がありました。もしかして、たきがしら湿原には多くの積雪があるかもと一瞬期待しましたが、少し進むと
雪はほとんど無くなってしまいました。
 林道からは井戸小屋山が見えています。井戸小屋山の後ろに白い御神楽岳らしき山も肉眼では見えているのですが、写真では雲に紛れて見えません。
 林道を歩いている途中から雲が広がりだし、周囲の光が失われています。
たきがしら湿原へ、林道を下ります 思いのほか多くの雪がありました 井戸小屋山が見えます

 たきがしら湿原に向かう幹線道路に出ました。たきがしら湿原はすぐそこ、100m程歩けばレストハウスが見えてきます。
林道終了、幹線道路に出ました たきがしら湿原はすぐそこです レストハウスが見えました

 たきがしら湿原に到着すると雨が降り出しました。もともと天気予報は午後から雨と報じていましたが、せめて午後2時まで持って欲しい、きっと
持つだろうというのが願望でしたが、見事に打ち砕かれました。
 幸いレストハウスの軒下は外側へのせり出しが大きく、雨宿りが出来たので、雨に打たれずに昼食を摂ることが出来ました。ただし、雪が無く、おまけに雨降りではモチベーションは最低、午後の行程は打ち切り、おしまい、店じまいとしました。         (おわり)  
 湿原の様子  湿原の様子、奥にも雪はありません  軒下で昼食