≪紀行文≫ |
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〜〜〜ディープな小布施の魅力発見〜〜〜 |
「歴史と文化、そして栗と北斎と花の町」小布施を住民ガイドさんの案内で、白壁に黒瓦の町並み、土塀の間や路地を通りオープンガーデン(日本庭園)を回り、“ディープな小布施”を楽しみました。
低気圧の影響で雨風が強い中、バスは一路小布施へ。幸いにも小布施は晴れの予報、小春日和の小布施巡りが期待されます。
期待通り小布施の空は晴れ渡り私たちを待っていてくれました。ガイドさんの紹介の後、早速出発です。
小布施と言えばまずは北斎、北斎館前で小布施と北斎とのご縁の説明を受けました。
「栗の小径」は北斎館前より始まり、栗の木の角材を敷き詰めた小径は何とも趣がある風景です。その景観にすっかり魅了されてしまいました。
(俳句)バス降りし信州小布施冬うらら (俳句)栗の木を敷きつめし道散紅葉 (俳句)整備せる栗の小径に冬日照雨
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北斎館駐車場に到着ガイド |
ガイドさんの紹介 |
北斎と小布施の説明 |
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北斎のレリーフ |
ランドマークのメタセコイア脇を抜け |
情緒ある栗の小径 |
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栗の角材が足に心地よい |
大きな栗の木 |
民家の庭を抜け |
小布施には「お庭ごめん」の文化があり、「ちょっとごめんなさいね。」とよそのお庭に出入りできます。土蔵造りの建物や土塀の間をぬい、民家の庭から庭へとこの文化をしっかりと体験しました。まるで迷路を歩いているようでしたが、これがまた楽しく小布施の魅力倍増でした。
(俳句)子供らの育てし菊や鴻山館 (俳句)納屋と蔵ホテルとなりて実南天
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くぐり戸を通り |
この先に注目 |
栗の木をデザインした駐車場 |
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標識を見て |
人が通るのにやっと |
高井鴻山像 |
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北斎が好んで描いた菊の花・巴錦 |
暖簾がかかる「信金」 |
街角にギャラリー |
街角には小布施の繁栄を担った六斎市の守護神「市神」が祀られ、「まんない姫と小布施栗」の紙芝居も設置されています。器量の悪い徳川家康の姫が、松代の殿様に嫁ぐときの化粧料として、小布施に栗を植えたという昔話は大変面白かったです。 |
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六斎市の守護神 |
まんない姫と小布施栗の紙芝居 |
庭先の山茱萸の実 |
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おしゃれな小径 |
この奥を通ります |
新潟から移築された喫茶店 |
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花壇も整備され |
造り酒屋も通り抜け可 |
造り酒屋の白壁の土蔵 |
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今も使われているレンガの煙突 |
お酒の試飲も楽し |
石畳の修復 |
小布施の魅力は「和風の美」、街全体に調和がとれて美しい景観になっています。ガイドさんの話では、こうした街づくりは行政の指導ではなく、住んでいる皆さんの力によるものだそうです。街も素敵ですが、小布施の方々の心意気も素敵です。
(俳句)北斎の絵のある菓子舗や冬紅葉 (俳句)落葉道和紙ののれんの一筆箋 (俳句)北斎の富嶽百景冬館
(俳句)餅を焼く北斎の美女ふっくらと (俳句)さんしゅゆの赤き実の下一茶句碑
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クリスマスの飾りつけ |
元町長の家を利用の店舗 |
一茶の像 |
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曳家で古民家再生 |
馬の繋ぎ石 |
要予約のモンブラン |
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写真を使っての説明 |
ハート型の龍摺石 |
お菓子工場にも北斎の絵 |
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暖簾は和紙 |
絵画のような眺め |
供達の絵も飾られて |
お昼は名物“栗おこわ定食”を食べました。栗がたくさん入ったおこわは美味しかったです。栗の小布施も味わうことができました。
最後に岩松院で北斎最晩年の大作「大鳳凰図」を見学しました。撮影禁止で写真を撮ることはできませんでしたが、鮮やかで迫力のある天井絵はしっかりと目に焼き付いています。
(俳句)栗ご飯むかご添へられ昼御膳 (俳句)冬の寺鮮やかなりし天井絵
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みんな揃って 頂きま〜す) |
栗おこわ定食 |
岩松院に到着 |
自由時間には北斎館や高井鴻山記念館の見学、スイーツの買い物をおこない小布施の魅力をたっぷり味わうことができました。 |
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集合写真 |
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