≪紀行文≫ |
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〜〜〜紅葉の高原散歩と手打ちそばを堪能〜〜〜 |
今回は戸隠高原の紅葉と戸隠五社(奥社、九頭竜者、中社、火之御子社、宝光社)巡り、宿の女将が打つ手打ちそば等のプランを立てた……が。
不安定な天候が続き、気が落ち着かない一週間。所詮予報と思っていても一週間前から一日何回もインターネットで天気予報を見ていた。
出発日の朝もどんよりとした曇り空、新潟を出発して中越地区を入るころから雨が降り出し、嫌な予感がよぎりるもマイクを通して話す言葉は「大丈夫」。
現地の戸隠キャンプ場に着くころには、心配された天気も何とか晴れ、穏やかな秋空。
キャンプ場入口の駐車場で登山準備をし、インフォメーションセンターに一声掛け、キャンプ場に入っていった。
キャンプ場は静かで人の気配はなったが、一度は泊ってみたい場所。歩く前方に戸隠の山がその荒々しさを見せ歓迎してくれた。
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歩いたコース(クリックで拡大) |
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キャンプ場入口駐車場で準備(Y/I) |
ここからスタート |
キャンプ場を進む(後方戸隠山)(Y/I) |
キャンプ場を通り抜け、初めての人はやや分かり辛いが“ささやきの小径”に入る。
ささやきの小径は4階の森と言われるほど、歩くほどに樹林帯の様相が変わる楽しみがある。
ただ今回は台風の影響で大きな木の葉は殆ど落ちていた。がその分明るく、また何とか葉が残った木々の紅葉はとてもきれいに観えた。 |
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ささやきの小径入口 |
ささやきの小径と紅葉(左:Y/I) |
ささやきの小径を抜けると、戸隠神社“奥社”の参道に立つ“随神門”に出る。
ここからの参道は両側に大きな杉が立ち並ぶ杉並木となる。
杉並木が切れや勾配が増してくると左側に“飯縄大明神”、名前は立派だが小さなお社がある。明神岳には随分お世話になっているので素通りせずお詣りした。 |
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随神門に到着(Y/I) |
奥社への参道の杉並木(Y/I) |
参道途中に何故か飯縄大明神 |
さらに勾配が増し、石畳のような道を登っていくと紅葉に囲まれた“奥社”に到着。
ここには奥社だけでなく五社の一つ“九頭龍社”も建っており、漏れることなくお詣りしていく。 |
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紅葉に囲まれた奥社に到着 |
奥社 |
九頭龍社も参拝(Y/I) |
奥社を後にししばらくは歩き辛い道を下り、やがて杉並木の参道を進むと先ほど潜った随神門に戻る。そこから右の林に入っていくと戸隠森林植物園になり、自然の中を散歩出来るように様々なコースがある。 |
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奥社を後にします |
随神門に戻ってきました(Y/I) |
戸隠森林植物園に入ります |
我々は山裾の鏡池に向かう静かな道を進んだ。紅葉を楽しみながら進むと深い林の中に忽然と赤い鳥居が観えてくる、ここが“天命稲荷”。
天命稲荷まで来ると“鏡池”までは後僅か。 |
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植物園を歩く |
天命稲荷 |
鏡池に向かう |
天命稲荷からの穏やかな道を進み僅かな急坂を登りきると急に開け観光客が大いる場所にでる。ここが絶景の“鏡池”で、カメラを構える人、絵を描いている人等で賑わっていた。
鏡池に写る逆さ戸隠とそ紅葉はとても素晴らしい。ここでゆっくりしたいところだが、昼食場所はまだ先、集合写真を撮って後ろ髪を引かれるように次に進んだ。
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鏡池にて(1班と2班) |
3班と4班 |
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もっとゆっくりしたい程の素晴らしい鏡池 |
鏡池を後に小鳥ヶ池に向かう |
昼食場所の手前にある“小鳥ヶ池”までは池巡りコースと呼ばれている。途中“硯石”と呼ばれるピークまでは登りが続くが後は広々とした広葉樹の林をゆっくりと下る。やがて左前方に“小鳥ヶ池”が観えてくる。ここは駐車場から離れているため観光客もあまり入らず静かな佇まいを魅せている。 |
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池巡りコースの落ち葉を踏みしめ(Y/I) |
展望の良い“硯石”(Y/I) |
“小鳥ヶ池”に到着(Y/I) |
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美しく神秘的な小鳥ヶ池 |
小鳥ヶ池からやや急な道を一気に下ると、中社の民宿街に降りる。この中に今回昼食を頂く“石楠花ロッヂ”がある。
ほぼ予定通りに到着した我々はこの宿の女将が打つ新蕎麦と様々な山菜料理を頂いた。
昔、この宿に泊まった時の料理がとても美味しかったのでそれ以来中社付近に来ると利用させて頂いている。 |
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昼食場所の“石楠花ロッヂ” |
宿の女将が打つ新蕎麦と様々な山菜料理を頂いた(Y/I) |
食後、僅かに登ると“中社”の大鳥居(現在工事中)に出る。中社も紅葉に包まれ、多くの観光客で賑わっていた。
お詣りの後、本殿右にある“さざれ滝”前で集合写真に収まった。 |
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中社本殿への階段を上がる(Y/I) |
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紅葉に囲まれた中社本殿(Y/I) |
本殿脇の“さざれ滝”前で集合写真 |
残るは2社(宝光社・ 火之御子社)だが、“火之御子社”はバスを止める場所が無く神社入口をバスがゆっくり走り車窓から参拝させて頂いた。 |
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最後の“宝光社”はこの日一番の急登で270段の石段を登ります。
無理な人は女坂がありますが、流石楽山会、皆さんこの急な石段を登りました。
心配された天気も崩れることなく、素晴らしい秋空が迎えてくれた今回のトレッキング、変化あるコースを充分楽しみました。
何より参加者全員の足並みが揃い略予定通りに歩けたことに感謝します。 |
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火之御子社は車窓から参拝 |
宝光社はこの森の上 |
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270段の石段、皆さんここを登りました |
宝光社に参拝(Y/I) |
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