会山行紀行文 2019年
10/24(木)
曇り
良寛たずね道C(与板)
参加者 (紀行文) 2013 A/A
No−T57 グレード:E 16名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 1316 M/M (男性2名・女性14名) (写真) 2013 A/A
≪コースタイム≫
新潟駅南口(8;08)=中之島見附IC=与板支所(9;40)…都野神社…新木家跡…徳昌寺…弟由之隠栖遺跡…明元寺…蓮正寺
…和泉屋山田家跡…大阪屋…楽山苑(昼食12:05-13:30)…大阪屋・和泉屋河渡…兼続お船ミュウジアム(与板歴史民俗資料館)
…本願寺新潟別院…良寛詩歌碑公園(14:30)=道の駅パテイオ(見附)=新潟駅南口(16:10)
≪紀行文≫
〜〜〜ふれあいの良寛たずね道〜〜〜

 春先に良寛たずね道(分水)に初めて参加したところ、良寛に関わる史跡など見聞を深め勉強になり、続いて今回の(与板)に参加した。
 与板の街中にたずね道の案内図の看板が設置され観光に努力しているのが伺える。

 初めに与板郷の総鎮守都野神社に向かい神殿の彫刻と裏山の公園に句碑を訪ねた途中には冬花わらび群生地を発見した。

 (俳句)良寛の父の故郷刈田中   (俳句)灯籠に苔むしてをり宮紅葉   (俳句)花わらびほつほつ五本歌碑を訪う

 良寛たずね道案内図  都野神社参道  都野神社参拝
 公園の歌碑を読む  冬花わらび発見 冬花わらびの群生地
 
 次に街中通にある「以南の歌碑」の案内看板に従って行くと住宅の裏に良寛の父である橘以南さんが生まれた新木家跡が小さな庭に整備され、以南の歌碑及び小さな良寛像が建立されている。
 少しすると、新木家跡を現在所有管理している高橋さんの奥様が「以南先生と句碑建設の由来」等の資料を持参し説明いただきました。

 奥様から自宅の庭園を案内するとのことで道路を挟んで自宅の日本庭園を散策させていただき、又自宅の会社玄関前で全員の記念撮影したプリント写真を皆さん記念にいただきました。
 なお、奥様は40年前に米国から与板町に嫁いできた方です。

 (俳句) 以南句碑生誕の地に大南瓜

 (俳句) 良寛の小さき像に石蕗の花


 
 新木家跡の説明
以南先生の句碑 敷地内に良寛像 高橋家の庭園を散策

 高橋家を辞してから直江家の菩提寺である徳昌寺を拝観、歴史があり文政11年に有栖川宮家の祈願所となったとのこと。

 街中にもどり良寛の弟由之の歌碑、明元寺、蓮正寺を訪ねる。

 蓮正寺に立ち寄ると偶然にも現在引退した前住職がおられ当寺は良寛の叔母が嫁いだ寺であり、墓地に良寛の書による「自然」「法爾」の2つ墓があるとの説明を受け拓本の資料をいただきました。

 昼食場所は小高い傾斜にある江戸中期の豪商「大阪屋」三輪家の茶室別荘「楽山苑」で遠くに粟ケ岳、守門岳を眺めながらゆったりとした時間を過ごした。
徳昌寺への参道 徳昌寺拝観
弟由之の歌碑 明元寺 蓮正寺
 楽山苑昼食  楽山苑前で集合写真 

 午後からは兼続お船ミュージアムにて企画展「天と地」と与板が生んだ札幌ビール生みの親「中川清兵衛」のパネル等展示を鑑賞し敷地内にある本願寺別院を見学した。

 最後に良寛句碑公園「いしぶみの里」で良寛たずね道は終わりました。

 (俳句)兼続とお船の館紅葉散る          

 (俳句)釈迦牟尼の像秋風きりり立つ

 (俳句)木の実落つ火焔の土器のまわりにも   

 (俳句)良寛の里訪ね終へ菊日和 
 兼続とお船ミュウジアム
サッポロ新潟県限定ビール 本願寺新潟別院 句碑公園の火焔土器