≪紀行文≫ |
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〜〜〜秩父の秋の原風景を楽しむ〜〜〜 |
9月18日予定の山行が悪天候のため、本日に延期されての実施でした。待ったかいあって、秋晴れに恵まれ嬉しい山行日和になりました。
日向山は秩父市街地の南に位置し、山頂からは展望が良く、武甲山や二子山が望めます。そして、彼岸花の咲く寺坂棚田は埼玉県最大級の棚田で、武甲山の北麓に位置しています。畦道を彩る彼岸花は百万本と言われ、日本の田園の原風景の一つになっています。
バスは一路奥秩父へ、道の駅「果樹公園あしがくぼ」で最後の休憩。ちょっと早めの買い物、農産物コーナーに珍しい果物がありました。
Sさんの話では、この時期、この場所にしかないとテレビで放映されていたそうです。さっそく、その珍しい果物「ポポー」を買いました。
登山口のある「山の花駐車場」へは、勾配があり曲がりくねりなかなかの道路です。ドライバーさんの上手な運転で駐車場に到着。
靴を履き替え登山開始。標高差80m弱の上りですが、階段の急こう配の箇所もあり転ばぬように注意。
台風の影響で10月にしては、なかなか暑いです。休みを入れながらゆっくりと山頂を目指しました。
(俳句)早立ちの越後路はみな霧の中 (俳句)八十九祝はれし旅晴るる (俳句)山萩の枝垂れこぼるる登山口
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準備はOK、出発 |
桜の大木、花の頃に訪れてみたい |
鹿害を防ぐネットをかけた紅葉 |
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一旦下ります |
転ばぬよう階段は注意! |
山頂はすぐそこです |
日向山の標高は633m。山頂には1mプラスの展望台が設置されています。「武蔵」には1m足りないので作ったと言われていますが、スカイツリーと弥彦山と同じ高さの方が我々にはぴったり来ます。
展望台に上り、武甲山を眺め、弥彦山とスカイツリーの同じ高さを味わいました。
山頂の木陰は吹き抜ける風が心地よく、ゆっくりと昼食を取ることができました。
Kさん、お点前のお薄の味も格別美味でした。
(俳句)木洩れ日の野点に秋の蟻も寄り (俳句)草の穂を踏む下山道奥秩父 |
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日向山山頂の標識 |
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立派な山座同定盤 |
武甲山を写真に |
634mに挑戦 |
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楽しい昼食 |
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山でのお薄は格別 |
山頂での集合写真 |
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山頂に大黒様? |
下山開始 |
点呼を取って棚田に出発 |
彼岸花の咲く寺坂棚田へバスで移動。今年は彼岸花の開花が2週間ほど遅れており、ちょうど見頃と聞いています。
武甲山をバックに、案山子と朱色の彼岸花が出迎えてくれました。
棚田の畦を縁取るように咲く彼岸花、たわわに実った稲穂、田んぼに作られたはさ掛け、はさ掛けを行う農家の方の姿、日本の秋の風景です。 懐かしい気持ちに浸りながら棚田を散策しました。
追記:ポポーには「バナナとマンゴーをミックスさせたような香りと甘み」と表示されていました。食べてみると、果肉はクリーミーでマンゴーよりも優しい味で、今まで食べたことのない食感と味で美味しかったです。
(俳句)彼岸花今咲き競ひ一面に (俳句)ねずみ除けとて畦毎に彼岸花 (俳句)稲を干す人赤く染め彼岸花
(俳句)さまざまに立ちゐる案山子ひがん花 (俳句)山あいの棚田穂波とひがん花
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今は盛りの彼岸花 |
名カメラマン揃い |
白花もありました |
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拘りのカメラマン |
彼岸花ロードを歩く |
見事!花火のよう |
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はさ掛けする農家の方 |
珍しい果物ポポー |
クリーミーな果実 |
棚田の畦に咲く彼岸花、たわわに実った稲穂、田んぼに作られたはさ掛けに秋の原風景 |
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