≪紀行文≫ |
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〜〜〜快晴の中、山菜採りをしながら、ゆっくりと火口原を目指しました〜〜〜 |
※磐梯山火口原は、1888年(明治21年7月15日7時45分)の爆発により、小磐梯山が崩壊してできた、広い火口原です。
目の前に爆裂火口壁が広がっています。
すっきりとした良く晴れた朝、磐越道で福島県に向かいます。高速道脇の山々の木々も青々と茂り、ウツギや藤の花も咲いて、太陽の光がとてもまぶしく感じられます。磐梯山SAに立ち寄り休憩。これから向かう磐梯山の姿が、くっきりと見えます。ここから、高速道路を降りて、裏磐梯スキー場に向かいます。到着後、準備を整えて、出発します。ここからも、爆裂火口壁がよく見えます。 |
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磐梯山SAから見える磐梯山 |
準備OKです |
スキー場からスタート |
ゆるいスキー場のコースをゆっくりと登ります。「ここは、山菜が色々とれるよ。」というリーダーさんの言葉に、皆さん期待が高まり、お話も弾みます。
少しずつ登り、ふと振り返ると桧原湖の青い水面が見えました。隣の小野川湖もちらっと見えます。登るに従って、桧原湖が大きく見えてきます。 正面には、磐梯山の爆裂火口壁、振り返ると桧原湖、皆さん立ち止まっては、振り返って桧原湖を眺めて「きれいだね〜」と感嘆の声を上げていました。スキー場上部は、少し傾斜がきつくなり、「ここが今日一番の頑張りどころだよ〜。」とリーダーさんに言われ、みんなでがんばりました。 |
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ゆるゆると登ります |
振り返って桧原湖を眺める |
わりときつい登り |
そしていよいよ、山菜ロードにやって来ました。まずは、かわいらしい小さなふきの葉っぱが顔を出していました。茎を取ります。ふきのとうも、所々にのこっています。そして、うど。「あった〜。」「鎌かして〜。」の声が飛び交います。ゼンマイも、立派なものが次々と発見されて行きます。コシアブラ、発見した人はとても嬉しそうです。 |
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うど |
採ってます |
立派なゼンマイ |
まもなく、リフトの上部のスキー場広場に着きました。ここからは、桧原湖と吾妻山がよく見えます。ほっと一息ついて、まずは銅沼に向かいます。
ここから、山道に入ります。森の新緑が日の光を浴びて、きらきら輝いて生命の息吹を感じます。道ばたにエンレイソウが控えめに咲いていました。まもなく、目の前には、磐梯山の崩落の跡が広がり、その前には、赤い色や緑の色が入り交じった銅沼が広がっていました。銅沼と書いて、あかぬま。標高1120mにある火口湖です。少しゆっくりして、一度来た道を引き返し、火口原へと向かいます。 |
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再生された森を歩く |
ひと休み |
不思議な色の銅沼 |
銅沼から火口原までは約50分。途中、火口壁を間近に見られる見晴台のような場所に立ち寄り一服し、いよいよ火口原に到着です。火口壁に囲まれ、赤い土と石が広がる火口原。かすかに硫黄の香りも時々漂います。
いつまでも、ここでこの雄大な景色を眺めていたい気持ちと、早くお昼ご飯を食べたい気持ちのせめぎあい。 |
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迫力ある! |
目を奪われています |
熊にやられたようです。 |
スキー場の広場に戻って、1時間のランチタイムです。
ゆっくりお昼ご飯を食べて、お昼寝をしたり、おしゃべりをしたり楽しく過ごした1時間は、あっという間に過ぎて、下山です。
思いがけず、また山菜採りのお楽しみの時間が始まりました。桧原湖を見ながら、ハルゼミやウグイスが鳴く中、ゆっくり下山しました。
ゆっくり歩いたので、あまり疲れることも無く、おしゃべりと山菜採りを楽しめた、ゆったりとした楽しい山行でした。
リーダーさん、皆様ありがとうございました。 |
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急斜面での山菜採り |
長―いブランコ |
ソフトクリーム&お買い物タイム |
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檜原湖をバックに集合写真 |
火口壁をバックに集合写真 |
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