≪紀行文≫ |
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~~~盛り沢山な里山歩きでした~~~ |
時水城山は小千谷の街の背後、信濃川左岸に沿って延びる丘陵地にあるピークで、西山遊歩道としてハイキングコースが整備されています。
小千谷ICで高速を降りて馬場清水に向かうと新緑に包まれた城山から丸山にかけての丘陵地が視野に入って来ました。
先ずは冬城跡を訪ねました。時水はその昔、戦国時代に上杉謙信の将・曽根氏が統治していましたが、謀反の嫌疑ありとして、謙信の命で薭生(ひう)城主平子氏の攻撃を受けて落城し、京へ落ちたと伝えらます。
山道は新緑に囲まれて、トキワイカリソウやチゴユリ、オオイワカガミにオオバキスミレの花々を見ることができました。摘み採ったワラビの袋を
重そうに携えた登山者と幾度もスライドしました。 |
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緑の回廊を登りました(S/T) |
冬城址へ(Y/O) |
ハ・ナ・コが見える筈(Y/O) |
7合目から急坂となり、ひと登りした後山頂に着きました。展望がひらけると眼下に水の張られた棚田風景が広がりました。
(俳句)一郷の水鏡して大植田(Y/O) (俳句)奥越後植田の風の頃が好き(Y/O)
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7合目から急でした(Y/O) |
山頂に到着(S/T) |
名所の東屋(S/T) |
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眺望に感動(S/T) |
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見事な山藤(Y/O) |
集合写真(Y/O) |
城山にザックをデポしたら、小さなアップダウンのある稜線歩きに出かけました。中越地震による崩壊箇所の痩せ尾根の通過には注意が必要でした。
丸山の手前364m峰で折り返しました。 |
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稜線歩きに出発(S/T) |
崩壊地の痩せ尾根(Y/O) |
364m峰でリターン(S/T) |
城山山頂にある東屋の一段下の小広場に車座になってランチになりました。銘々が持ち寄りのおかずが廻ってきて豪華な食卓になりました。特に新人のF/Kさんの自家製弁詰のル・レクチェは好評でした。
(俳句)城跡の野点に蟻のまた二匹(T/K) (俳句)若き等のとばすドローン山若葉(T/K)
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山頂広場はワラビがいっぱい(S/T) |
こんだけゲット!(Y/O) |
下山します(S/T) |
下山後、一口飲めば三年長生きするという名水馬場清水に寄りました。
(俳句)ところてん旗だけ揺るる馬場清水(T/K) (俳句)長生きの水遠慮せし米寿我れ(T/K)
午後トンネルをくぐって小千谷より旧小国町の真福寺に木食上人作の微笑仏を訪ねました。
(俳句)仁王さま大草履さげつつじ寺(T/K) (俳句)小千谷より小国へ峠朴の花(Y/O) (俳句)山門の笑む力士像風五月(Y/O)
真福寺は南北朝時代から続く古刹でした。木食上人が87歳の時、寺に逗留して仁王像2体を彫り上げた由来を和尚さんが熱く語ってくれました。 |
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名水です(S/T) |
古刹は大寺でした(S/T) |
境内が広い(S/T) |
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吽(うん)像(S/T) |
阿(あ)像(S/T) |
立木観音見えたー? (Y/O) |
木食仏拝観後、長岡かまぶろ温泉に向かいました。1300年前に遡るという窯ぶろ温泉は、窯ぶろ内のわら蓆に寝そべって汗を絞り、古式サウナを出た後かけ流し温泉にざぶんと浸る豪快な湯なのでした。
(俳句)窯ぶろによき汗流し生麦酒(Y/O)
風呂上りの生ビールはまた格別です。これが楽しみで、山は止められません。
参加者のみなさん今日は一日お疲れ様でした。(おわり)
(出逢った花たち)
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