会山行紀行文 2019年
4/21(日)-23(火)
晴れ
熊野三山&熊野古道
  大門坂・トレッキング
参加者 (紀行文) 1862 Y/I
No−T14  グレード:D 37名
 担当リーダー 1151 R/N (男性11名・女性26名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
≪21日(日)≫
新潟港山ノ下埠頭(15:30-16:30発)〜 (新日本海フェリー/ゆうかり 船中泊)
≪22日(月)≫
敦賀港(敦賀新港5:30着-6:00)=敦賀IC=(北陸・名神・新名神高速道、伊勢・紀勢自動車道、熊野尾鷲道路)=熊野大泊IC=新宮市=(熊野川沿いに遡上)=熊野本宮大社=発心門王子(11:45)…(熊野古道中辺路)…熊野本宮大社(15:00)=熊野速玉神社(15:40-16:00)=那智勝浦[海のホテル一の滝](16:30)(泊)(夕食は勝浦町築地の江戸安にて豪華なマグロ定食)
≪23日(火)≫
ホテル発(7:00)=補陀楽山寺・浜の宮王子社(7:12-25)=熊野那智大社・那智山青岸渡寺・那智の滝三重塔 (7:50-8:40)=熊野古道大門坂(8:45-9:30)=那智勝浦町=道の駅[パーク七里御浜]=(熊野尾鷲道路、紀勢・伊勢自動車道)=津なぎさまち港(13:40-高速船フェニックス15:00発)〜中部国際空港(15:45着-18:25発)〜新潟空港(19:25着)
≪紀行文≫
〜〜〜「癒し蘇りの聖地」熊野三山〜〜〜

 「蟻の熊野詣」と形容されている熊野三山、全国からたくさんの人が訪れていると聞いていましたが、新潟からは遠い国、自分には無縁なところだと半ばあきらめていました。ところが、今年の年間山行計画を見た時、トレッキンングに「熊野三山と熊野古道」があるではありませんか。これは是非とも申し込まねばと楽しみに待っていました。しかも、格安。

 ところで、どうやって行くのだろう、三重県や和歌山県など普段縁が無い為まだ行ったことがありませんでした。計画を見て、なるほど敦賀まで新日本海フェリーで船中泊かと納得しました。船は大きく、海も穏やかでしたので揺れは全然なく、ぐっすり寝ることができました。ただ、敦賀から熊野三山まではバスで6時間弱かかる遠い道、時間にも追われていましたので、朝食や昼食はバスの中で済ませました。

 ようようお昼頃、熊野本宮大社に着きました。何か厳かな空気が漂っているように感じました。いよいよ熊野三山詣での始まりです。
新日本海フェリー新潟-敦賀航路“ゆうかり” 総菜を持ち寄ってオープンデッキで
楽しい団らん
熊野三山へ続く巡礼の道 
発心門王子からスタート

 熊野三山とは、那智速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社と那智山青岸渡寺を含む三社一寺の総称です。
 速玉が前世の罪を清め、那智が現生の縁を結び、本宮が来世を救済するといわれ、熊野三山を巡れば、過去、現在、未来の安寧を得ると考えられ、古くから多くの人たちが熊野古道を歩いて熊野三山を訪れました。
 熊野古道は熊野三山のご利益を願う人々の足跡が残る祈りの道です。
 熊野三山を含む「紀伊山地の零場と参詣道」は2004年7月に、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 泊りは、那智勝浦でした。那智勝浦といえば生マグロの水揚げ高が日本でも有数を誇る漁港です。これを頂くのも今回のトレッキングの楽しみの一つでした。

 リーダーの案内で、全員、マグロ定食の専門店に連れて行って貰い、堪能しました。
 ホテルからは紀の松島とも称される弁天島が良く見えました。
 神社仏閣に加え、景色とおいしいものの舌鼓、満足のいくトレッキングでした。 以上
すれ違う人も居ない静かな参詣道 きれいに手入れされた杉並木を
ゆっくりと歩く
世界遺産熊野本宮大社に到着 
三本足の八咫烏がお出迎え
威厳に満ちた雰囲気を漂わせる社殿
しっかりお参り
 本殿にも八咫烏 熊野三山で
神の使いとして祭られている
本宮大社参詣記念の集合写真 
熊野大権現の幟がたなびく長い石段を下山 次に訪れしは熊野速玉大社 那智勝浦漁港と弁天島 ホテルからの眺め
那智勝浦温泉 宿泊した海のホテル一の滝 補陀洛山寺の巨樹 熊野那智大社
那智山青岸寺
 那智の滝と三重の塔 水量少ないなぁ  那智の滝をバックに記念写真 
 杉並木と石段が650m続く
那智山への参道“大門坂”
 どうですこの巨木 悠久の時を感じる  2日間ではとても見切れなかったが
高速双胴船で帰路についた