≪紀行文≫ |
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〜〜〜近くにも知らない所、良い所が沢山ある事を気ずかせてくれた山歩きでした〜〜〜 |
「加茂古道」・・・それは何処?詳報を開いた時にふと思いました。
加茂市は車での通過地であって降りた事は無いと思いながら集合場所の青海神社へ向かいます。
車窓からは道路脇の黄色の絨毯が鮮やか、菜の花ロードが続く。
今日は晴れ予報、最高の山日和です。
(俳句)加茂までの菜の花ロード山日和
青海神社をスタート地とし加茂古道、加茂山ハイキングコースを経て下条ダムまでを歩きます。
駐車場を出ると神社の赤い鳥居が目の前に、その先には見上げる階段「今日、一番のキツイ上りです」リーダーの声がする。上りきると広い境内に神社、そして神楽殿が。
青海神社は京都の上賀茂神社、下鴨神社より分霊を受けた神社で加茂の地名の由来となったようです。神楽殿では太々神楽が年4回奉納される。神社脇に続く廊下は鶯張りで、宮司さんにお願いし廊下を歩かせて頂く。
(俳句)芽吹きゐし木々うっそうと加茂の宮
境内に続く広場は椿が満開、野外ステージも設置されています。 |
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歩いた道(クリックで拡大) |
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青海神社入口(とても静かです) |
リーダーのコース説明 |
青海神社本殿 |
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神楽殿 |
鶯張廊下 |
野外ステージ |
境内を抜け古道への道には椿の花が咲き残り、やや急坂を登ると多宝塔や樹齢千年の翁杉(じじ杉)があり、登り切った展望台で西蒲三山を観ながら休憩。
(俳句)咲き残る椿ほつほつ加茂の山 (俳句)太く〆幹に爺杉春の空
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境内を後にやや急な道を登る |
多宝塔 |
翁杉 |
展望台より西蒲三山を望む |
杉林、竹林の道を彩るシャガの緑を愛でながら、古城を忍ばせられる幾重もの堀切を過ぎ、ひと登りすると本丸跡に到着。
本丸跡で往時をしのびしばし休憩。その後稲荷社へ、ここは殆ど訪れる人は居ないと思わせられる程の佇まいでした。
(俳句)竹林初鶯の声しきり (俳句)本丸の古木の桜満開に
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竹林を歩く |
本丸跡 |
訪れる人は?稲荷社 |
本丸跡や稲荷社を過ぎて加茂山を下っていくと、加茂山ハイキングコースの分岐に出合い、下条ダムへ向かいました。
若干の急坂はあるも、小さなすみれを観ながら登りきると何故か「ほっ!」するような展望台に出ます。
(俳句)木漏れ日の急登ひそと山すみれ
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分岐点から公園を過ぎまた登り(赤い線) |
公園の淵を歩く |
登り切った展望台でホッと一息 |
展望台から長福寺集落への道は正に古道の風情が漂い、苔むした小さなお社、頭上で鶯、足元の水辺では蛙が競い合うように歓迎してくれました。
(俳句)昼蛙聞こえ山裾小さき川
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落ち葉の中をゆっくりと下る |
道の脇には苔むしたお社 |
長福寺集落に出た |
長福寺の集落からは車道歩きとなり、やがて行く手に桜が見られるようになると下条川ダムに着きます。
湖畔には満開の桜の下には釣りを楽しんでる人がいました。
(俳句)ダム見えし今日満開の桜かな (俳句)釣人の多きダム湖や花万采
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車道を少し歩く |
ダム湖の桜がお出迎え |
満開の桜の下に釣り人が |
桜を楽しみながら湖畔に道を進むとやがて吊り橋が見えてくる、ここを渡ればゴールの自然学習館は近いです。
揺れるつり橋の上で集合写真を撮り自然学習館に向かいました。 |
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吊り橋の上で集合写真 |
吊り橋を渡ればゴール間近 |
到着した自然学習館の広場で昼食、食事の後は青空の下、野点を頂き至福のひと時を楽しみました。
(俳句)空青し花の野点ゆったりと
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自然学習館に到着 |
裏の広場でゆっくりと昼食休憩 |
野点を頂きました |
自然学習館を後に来た道の対岸の湖畔の道をゆっくり歩き、野鳥観察広場に向かいました。
観察広場は道路から100段の階段を登ったところにあり、眼下には美しい桜に囲まれたダム湖が見下ろせます。
(俳句)百段のぼり見おろす花のダム
観察広場でゆったりとしていたらダムの上を走ってくるお迎えのタクシーが見え合流しました。
後は出発地点の青海神社駐車場まで戻ってきました。 |
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桜に見送られ自然学習館を後に |
野鳥観察広場からダム湖を見下ろす |
お出迎えのタクシーと合流 |
今回の山行は近くにも知らない所、良い所が沢山ある事を気ずかせてくれた山歩きでした。
≪今回出逢えた花々≫沢山ありましたが一部だけ掲載します。 |
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