≪紀行文≫ |
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~~~庄内の花の山・荒倉山~~~ |
荒倉山は、美しい由良海岸沿にある里山です。地元の人に「庄内アルプス連峰」と呼ばれている中の最高峰になります。昔からの信仰の霊山で、山頂付近にある荒倉神社は、平安時代中頃には、東の羽黒山に対して「西羽黒」と呼ばれるほど賑わっていたそうです。
晴天に恵まれバスは日本海沿いを北上、ホテル八乙女脇の駐車場に到着。
日本海を眺めながらの登山準備、準備体操もしっかり行い出発しました。民家のような水道局建物脇にある登山口は、標識がなく分かりづらい。下見の時に間違えてしまったと言うリーダーの話も納得です。 |
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海を眺めながら登山準備 |
準備体操もOK! |
これより登山開始 |
「尾根に上がるまで、少しの急登があります。頑張りましょう!」とリーダーの説明。ゆっくりと一歩一歩頑張りました。スミレやキクザキイチゲの花が出迎えてくれました。
登山道の両脇にはキツネノカミソリの葉がずーっと続き、花の頃は見事だろうねと話が弾みました。
眼下の日本海を眺めながら、よく整備された尾根歩きは快適。カタクリの群生地が続き、シラネアオイも咲いていました。途中でヤマルリソウの小群生地があり、しばらくは撮影タイムとなりました。 |
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尾根までの登り |
眼下の由良海岸 |
ここは頑張り所 |
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教えて、花の名前 |
ヤマルリソウを写真に収め |
快適な登山道 |
金山地区からの分岐を左折して、少し登ると展望台に着きました。由良海岸と白山島、そして青い日本海の眺めが心地よいです。
展望台の下には、手入れの行き届いた「ほっとハウス」と言う小屋があります。この山は地元の方に愛され、大切にされているようです。 |
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展望台での休憩 |
快適そう!ほっとハウス |
荒倉山への上り |
鞍越峠に出ると、正面にお椀を伏せたような荒倉山が見えて来ました。
暫くは荒倉神社に続く車道を歩き、荒倉山への登山口はその途中から左に入ります。今日一番の登りになります。ゆっくりと頑張ります。
300mほどの低山なのに、素晴らしいブナ林が続きます。マンモスのような形をしたアガリコのブナの巨木、Sさんが上に乗って記念撮影をしました。
山頂は近そうなのだか、なかなか、グル~っと回り込んでようやく山頂へ。展望はないが、広々とした山頂でさんさんと陽の降り注ぐ中、ゆったりと昼食をとりました。
昨日の会員のひろばでKさんに習ったばかりのウスバサイシンの株があちこちに、早速習ったように葉の下をそっとかき分け、沢山の花を見つけることができました。
蝶も飛んでいます。どうやらヒメギフチョウのようです。シラネアオイの花も咲いており、庄内の春をたっぷりと味わうことができました。 |
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マンモスのようなブナ巨木 |
素晴らしいバランス力! |
山頂標識 |
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楽山会?おこじょ楽山会でした |
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荒倉山山頂にて集合写真 |
のんびり陽ざしを浴び |
帰路は、荒倉神社へ。
立派な社殿がたっています。この神社は農耕の神様と言うことで鳥居の先には、狛犬ではなく二対の馬の石像が据えられていました。
神社にお参りをして往路を戻りました。 |
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由緒ある荒倉神社 |
狛犬ならぬ狛馬 |
荒倉神社の長い階段 |
シラネアオイにヤマルリソウが咲き、荒倉山は花の山でした。今回は見られませんでしたが、山中に桜の木が多くあり、桜が咲く頃にもう一度訪れてみたいと思いました。
≪山行で見られた花≫ |
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