≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜カタクリと雪端椿と大人の社会見学〜〜〜 |
当日は、午前中の降水確率は20%、午後からは80%の予報であったので午前中のトレッキングは雨に降られないと判断し山行を実施した。
高内山は城址で現在登山口は、3カ所あるが今回は、緩やかな登りの甲戸登山口から尾頃部登山口と合流して山頂へ、下りは距離の短い尾頃部登山口に下りるコースを歩いた。
高内山は、別山地区の有志が20年程前に登山道を整備したところカタクリ群生地となり、地元住民に知られるようになった。また、近年イノシシが生息し、登山道を駆け抜けるので注意するよう言われている。 |
予定の時間に甲戸集落の登山口に到着し、尾根伝いに杉林から竹林、雑木林を経由して所々にカタクリ及び雪端椿の花を見ながら進み尾頃部登山口からの分岐で休憩、一面にカタクリの花が見られる。また、ギフ蝶が舞うのが見られた。
(俳句)十三の地藏に春日登山口
(俳句)妖精と言われ片栗咲きほこる
|
|
|
竹林を進む |
カタクリの花 |
分岐からは道路の両脇にカタクリの花を見ながら進むと傾斜がきつい空堀がありここを越えると山頂に到着した。
山頂には祠があり、広場一面にカタクリの花が咲いている。
山頂からの眺望は春霞で米山及び妙高山は残念ながら見えなかった。
山頂で集合写真を撮った後は、来た道を戻り、分岐から尾頃部登山口に下り、バスに乗車して自然体験施設「ゆうぎ」で昼食をとる。
(俳句)本丸の跡片栗の一面に (俳句)七曲りすぎてすみれの下山道
|
|
|
尾頃部登山口到着 |
|
看板を入れて集合写真 |
昼食会場 |
午後からは、バスで5分程の所にある樹齢300年以上のヤブ椿の花を堪能し、その後、旧和島村にある弥彦山を借景にした久須美家の庭園であった住雲園を散策。
続いて朱鷺の分散飼育をしている「トキと自然学習館」で朱鷺を見学した。
(俳句)山裾の古代椿の紅極む
(俳句)百年の庭水仙の花明り
(俳句)朱鷺四羽住みゐる館山ざくら
|
|
300年の大椿 |
|
|
|
住雲園 |
朱鷺の飼育見学 |
木にとまる朱鷺 |
帰路、旧分水町にある大河津分水資料館を見学し、説明を聞いてこの分水の工事によって現在の豊かな新潟平野が生まれたことを学びました。
資料館を後にし、バスに乗ると雨が降り出した。幸い、トレッキング及び大人の社会見学をしている時に雨に当たらずラッキーな1日でした。
|
|
|
|
大河津分水資料館 |
分水を勉強する |
|