≪紀行文≫ |
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~~~一足先に西上州の郷に春を感じつつ~~~ |
関越道の長いトンネルを抜けると 一面青空が広がり、山々もきれいに見えて、今日は絶好の登山日和です。
前橋のICから約50分で長学寺の駐車場に着きました。
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身支度を整え、長学寺の山門に進むと、おそろいの衣装の六地蔵様が迎えてくれました。長学寺は曹洞宗の古刹で、七日市藩前田家の菩提寺としても知られ、歴代藩主の霊廟があり長い歴史を感じさせます。
(俳句)六地蔵頭布お揃ひ春浅し (俳句)野水仙道元禅師の像ひそと
(俳句)六尺に切られ冬芽の大銀杏 (俳句)前田家の墓所に乾びしからす瓜
(俳句)崇台山つつじに冬芽しかとつき
紅梅やろう梅、水仙などが咲く境内を散策した後、寺の横から崇台山に向けて登り始めます。
道は良く整備されていて、途中急坂もありましたが、眺めの良い崇台山に到着しました。 |
(2051 S/T) |
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今回歩いた軌跡(クリックで拡大) |
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出発します |
山門の六地蔵 |
長学寺の境内を散策 |
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前田家歴代の霊廟 |
紅梅 |
水仙 |
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長学寺の横からの登り |
最初の急登 |
あと少しで山頂です |
崇台山は299mと低山ですが、山頂からの眺望は素晴らしく、妙義山や浅間山がきれいに見えて「ぐんま百名山」に指定されています。地元の方が崇台山に咲く四季の花々の説明をして下さいました。
春の水仙や桜、夏には山百合、秋はもみじと 一年を通して地元の人たちに愛されている山だと実感しました。
(俳句)富士山と見まがう雪の浅間山 (俳句)毛の国を見わたす峯や浅き春
(俳句)あたふたと峯の野点や風の音 (俳句)犬ふぐり三つ四つ五つ下山道
下りは登りとは反対側の斜面を下り、バスの待つ富岡のコンビニ前に着きました。 |
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山頂が見えました |
景色を楽しみながらランチ |
お手前頂戴します |
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崇台山山頂にて集合写真(2052S/T) |
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妙義山 |
地元の方から 説明を聞く |
反対斜面を下ります |
安中市にあるろう梅の郷は約一万2千本のろう梅が植えられており、ろう梅の甘い香りを楽しみながら園内をゆっくり散策しました。ろう梅の黄色が青空に映えて美しく、早春の陽をいっぱいに浴びて大変楽しい一日でした。
(俳句)枯葎下ほつほつと草青む (俳句)散り敷いて尚香りをり蠟梅園
(俳句)蠟梅の基本種蕊の紅の濃し (俳句)日を抱き花びら広げ福寿草
≪ろう梅の郷にて≫ |
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