会山行紀行文 2019年
2/5(火)
晴れ
(そうだいさん)
崇台山とろう梅の郷

299m
参加者 (紀行文) 2241 K/T
No-T3 グレード:D  44名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2052 M/T (男性11名・女性33名) (写真)2241K/T 2051S/T
≪コースタイム≫
新潟駅(6:15)=前橋IC(9:05)=長学寺駐車場(10:00-10:10)…長学寺(10:20-10:30)…崇台山・昼食(11:05-12:10)…ファミリーマート富岡下高尾店(13:00-13:10)=ろう梅の郷(13:55-14:45)=松井田IC(15:00)=新潟駅南口(18:35)
≪紀行文≫
~~~一足先に西上州の郷に春を感じつつ~~~
 
 関越道の長いトンネルを抜けると 一面青空が広がり、山々もきれいに見えて、今日は絶好の登山日和です。
 前橋のICから約50分で長学寺の駐車場に着きました。
 身支度を整え、長学寺の山門に進むと、おそろいの衣装の六地蔵様が迎えてくれました。長学寺は曹洞宗の古刹で、七日市藩前田家の菩提寺としても知られ、歴代藩主の霊廟があり長い歴史を感じさせます。

 (俳句)六地蔵頭布お揃ひ春浅し   (俳句)野水仙道元禅師の像ひそと
 (俳句)六尺に切られ冬芽の大銀杏 (俳句)前田家の墓所に乾びしからす瓜
 (俳句)崇台山つつじに冬芽しかとつき


 紅梅やろう梅、水仙などが咲く境内を散策した後、寺の横から崇台山に向けて登り始めます。
 道は良く整備されていて、途中急坂もありましたが、眺めの良い崇台山に到着しました。

(2051 S/T)
 今回歩いた軌跡(クリックで拡大)
出発します 山門の六地蔵 長学寺の境内を散策
 前田家歴代の霊廟   紅梅  水仙
長学寺の横からの登り 最初の急登 あと少しで山頂です

 崇台山は299mと低山ですが、山頂からの眺望は素晴らしく、妙義山や浅間山がきれいに見えて「ぐんま百名山」に指定されています。地元の方が崇台山に咲く四季の花々の説明をして下さいました。
 春の水仙や桜、夏には山百合、秋はもみじと 一年を通して地元の人たちに愛されている山だと実感しました。  

  (俳句)富士山と見まがう雪の浅間山   (俳句)毛の国を見わたす峯や浅き春
  (俳句)あたふたと峯の野点や風の音   (俳句)犬ふぐり三つ四つ五つ下山道


 下りは登りとは反対側の斜面を下り、バスの待つ富岡のコンビニ前に着きました。
山頂が見えました 景色を楽しみながらランチ お手前頂戴します
崇台山山頂にて集合写真(2052S/T)
妙義山 地元の方から 説明を聞く 反対斜面を下ります

 安中市にあるろう梅の郷は約一万2千本のろう梅が植えられており、ろう梅の甘い香りを楽しみながら園内をゆっくり散策しました。ろう梅の黄色が青空に映えて美しく、早春の陽をいっぱいに浴びて大変楽しい一日でした。

  (俳句)枯葎下ほつほつと草青む    (俳句)散り敷いて尚香りをり蠟梅園
  (俳句)蠟梅の基本種蕊の紅の濃し  (俳句)日を抱き花びら広げ福寿草


≪ろう梅の郷にて≫