会山行紀行文 2019年
9/25(水)
曇り
(まきはたやま)
巻機山

1967m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
3名
(男性1名・女性2名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
桜坂駐車場(6:50-7:00)…五合目(8:05)…六合目(8:50)…ニセ巻機(10:25)…避難小屋(10:35-10:45)…山頂標(11:05)…最高点(11:20)
…山頂標(11:30-12:05)…避難小屋…ニセ巻機(12:40)…七合目(13:25)…桜坂駐車場(16:00)
≪紀行文≫
〜〜〜次回は泊りで訪れてみたい〜〜〜
 不安定な天気が続き、本来予定していた22日(日)が中止。ならばと自身の手帳と天気予報を見比べてこの日(25日)しかないと決め登山口に向かう。

 六日町の市街地を走るころは晴れていたが桜坂駐車場に着くころには曇り空、特に山の上層部は殆ど隠れていた。

 「雨が降らなきゃいい」と言い聞かせ登山準備をし、昨夜の雨で濡れた登山口から登山開始。

 五合目くらいまでは高い樹林帯で歩き辛い急登の道を登り、五合目からは粘土質の滑りやすい道なれど傾斜はやや緩く、美しいブナ林を観ながら快調に足を進めた。

 ちなみに五合目から期待した展望は雲に覆われ全く観えなかった。

歩いたコース(クリックで拡大)
桜坂駐車場 五合目から六合目に広がる美しい林

 六合目に来ると雲が少し上がり、ヌクビ沢や天狗岩が望めたが、その奥の割引岳は雲の中だった。
 六合目から徐々に木々の高さが低くなり七合目を過ぎる頃に熊笹が主となってくる。
 八合目からは新しい木の階段が続き、少しきつくなってくる。
六合目から望むヌクビ沢と天狗岩 八合目付近の真新しい階段

 八合目からの急階段を登りきると前方にニセ巻機山が観えてくる。
 ニセ巻機山付近から雲が切れることがあり時折山頂付近の素晴らしい展望を観ることが出来た。
ニセ巻機(九合目) ニセ巻機付近から望む巻機山と割引岳

 ニセ巻機山から少し下ると避難小屋が観えてくる。この小屋は幾度か泊まっているが結構快適な小屋と言える。
 小屋でトイレ休憩をして山頂を目指した。時折日が差し草紅葉が素晴らしいグラデーションを魅せてくれた。
避難小屋が観えてきました。 避難小屋から山頂への稜線を望む

 小屋から池塘など楽しみながら登ると山頂標が立つ開けた場所に出る。
 何人かの登山者が昼食をとっていたが、荷物を置き本来の山頂(最高点)に向かった。
 このころが一番ガスが濃くて遠望は望めなかったが、木道脇の池塘の形などを楽しみながら歩いた。
山頂標 最高点に向かう木道と池塘

 最高点には道標や案内は何もなく小さなケルンがあるのみ。
 相変わらず展望が望めないので下山を開始すると、ガスが切れ始め美しい展望が観えてきた。
 山頂標の場所で昼食をとったが風が冷たく指先が悴むほどだった。
 下山期限を12時と決めていたので、それに合わせて一路往路を下った。昨夜の雨で滑りやすく慎重に降りたためやや時間はかかったが無事降りることが出来た。 
最高点からの展望(ガスがかかってきた) 下山時ガスが切れ避難小屋とその向こうにニセ巻機

 毎年(昨年は来なかった)のように来ていたが年々キツく感じるようになったが、来年は小屋泊りで訪れてみたいものだ。